【最新】2021年版 今、4Kテレビ、4K有機ELテレビは、こう選ぼう!!

2021年最新版 4Kや有機EL、8Kなどよく耳にするようになりましたが、いざテレビを買おうと思うと違いがわからない。

そこで、テレビの買い時や適切なサイズを家電量販店販売員アルバイト経験を持つ筆者が説明します。テレビの選び方特集になります。

目次

新テレビの選び方 2021年版

オリンピックなどスポーツ開催のタイミングで、テレビが売れると聞いたことないですか?

そうです!今年は「東京オリンピック2020」が予定され、未だ開催するかわかりませんが、オリンピックを控えていますよね。

4K放送が始まり、日本中のスタジアムでは、4Kや8K放送のために設備を整えています。

久しぶりにテレビを買おうとお店を訪れると「4K」「有機EL」「8K」「HDR」・・・とポップが貼られ、一体何のこと?となりそうです。

今のテレビの主流は2種類で「液晶テレビ」と「有機EL」になります。 「プラズマ」は?どこに行ったかと言いますと、液晶パネルの大型化と低コスト化が飛躍的に進み、姿を消ました。

スタジアムの4K8Kの設備の設備について

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オリンピックなどスポーツ中継用の8K機材など

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4K8K機器が600万台突破!これから買うなら、4Kテレビ

日本中で「新4K衛星放送」が視聴できる機器の累計販売台数は、861万台を突破!(2021年4月時点) 今からテレビを買うなら、やっぱり4Kテレビです!!

コロナ禍での「ステイホーム」傾向が続き、6月以降は4Kの大型テレビへの買い換えも多かったそうですよ! でも、せっかく買う「4Kテレビ」失敗したくありませんよね!!

主力メーカーの4Kテレビは?

東芝のテレビ

SONYのテレビ

Panasonicのテレビ

SHARPのテレビ

今、4Kテレビ選びで チェックするべきポイントは?

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Aさん
機能もいろいろあるらしいけ、どれを選んだら良いの?
機能面で選ぶ前に、4Kテレビを選ぶときにチェックするべき大切なポイントがあります。
それは・・・・
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のほほん
① 画面のサイズ ② パネルの種類 ③ 4Kチューナーの有無です。

①画面のサイズ:4Kテレビなら、同じスペースに大きいテレビが置ける

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  • 10年前のモデル画面が同じでも、本体サイズが小さくなっている
  • 4Kテレビの視聴距離は、2Kテレビの半分

10年前のモデル画面が同じでも、本体サイズが小さくなっている

現行モデルを、10年前のモデルと比べると、奥行きやベゼルと呼ばれる縁取り部分が小さくなっています。 例えば、10年前の50インチサイズは、今の55インチ相当と同じ。(同様に、42インチ→49インチ、37インチ→43インチ)

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のほほん
10年前と比べて、なんと5インチ以上もアップ!より大画面のテレビを設置することができるんです!

4Kテレビの視聴距離は、2Kテレビの半分

視聴距離とは、テレビを一番きれいに見られる距離のことを言います。ご自身の部屋を考えて最適なサイズを選びましょう。  

4Kテレビの視聴距離は、画面の高さの約1.5倍が目安。(フルハイビジョンテレビなら、画面の高さの約3倍が適切な視聴距離でした)
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Bさん
視聴距離が違うのはどうしてなの?
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のほほん
解像度が違うからです。4Kテレビは829万画素で、フルハイビジョンテレビの4倍細かいため、画面に近づいても画素の粗さが目立たないんです!!

4Kテレビは、顔の皺、うっすら浮かべた涙など人の細かな表情や、風景、スポーツなども綺麗に映し出します。 ほかにも、番組表や映画の字幕、ニュースのテロップ等もくっきりと読みやすくなりました。

具体的な部屋の広さとおすすめの画面サイズ

画面サイズ視聴距離部屋の広さ
43V型約0.8m4.5畳
49V型約0.9m6畳
55V型約1.0m8畳
65V型約1.2m10畳
75V型約1.4m16畳以上
3,840×2,160ピクセルの画素数を持つ4Kテレビは、映像の密度が⾼いため、画⾯に近づいて視聴しても粗さが気になりません。
ちなみに、我が家も12畳ほどのリビングに、55V型のテレビを置いています。
 
 

②パネルの種類:「4K液晶テレビ」と「4K有機ELテレビ」

blank テレビの主流は「4K液晶テレビ」と「4K有機ELテレビ」です。

液晶テレビと、有機ELテレビの違いは、パネル⽅式の違いです。

「液晶テレビ」は、パネルの後側からライトで照らすバックライトが光源 「有機ELテレビ」は、色のついたドットそのものが発光

有機ELのパネルは韓国のLG電子が世界シェアのほとんどを製造しており、沢山作れないこともあり値段はまだ高めです。

ただし、将来的には有機ELテレビが主流になりそうな感じです。有機ELと液晶の違いについては画質の違いで触れていきます。

有機ELテレビが分からない方、こんなテレビです↓

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液晶と有機ELのメリット・デメリットや用途

あくまで一般論のお話ですが・・・

 液晶テレビ有機ELテレビ
方式バックライト方式 (直下型・エッジ型)自発光方式
視野角△ 狭い  IPS:斜め視聴向き VA:正面視聴向き◎ 約180°
画質明るい部屋でも見やすいコントラスト・黒の再現が優れている
どんな映像に向いている?ゲーム・ニュース・1日中視聴向け映画・スポーツ観戦向け
昼間の利用△ 暗い部屋の方が向いている
応答速度△ ◎ 残像少ない 液晶比較で約1/1,000
厚み・重量・形◎ 湾曲タイプも作りやすい
価格◎ 有機ELに比べ安い△ テレビの中では高額
寿命6万時間 前後3万時間 前後
消費電力△ 少ない◎ 多い

引き締まった黒と高コントラストは「有機ELテレビ」が得意

blank 有機ELテレビは「自発光方式」と言い、発光材料に有機物を使っています。

有機物は電圧がかかることで発光するので、液晶の様なバックライトやプラズマテレビの様な発光に必要な放電スペースが不要で薄く作れてキレイというメリットがあります。

有機ELテレビは、画面に何万とある画素1個づつ調節することができるのです。  

 
「有機ELテレビ」は、必要な部分だけが光る「自発光」なので、発光をオフにすることで引き締まった黒色を表現でき、構造上「有機ELテレビ」は、液晶テレビと比べ、光の漏れがなく綺麗です。
メリットは、斜めから見ても見やすく設置場所を問わないことです。
デメリットは、価格が高く、商品のラインナップが少ないです。有機ELテレビは20万円以上するものがほとんどで、メインのサイズも55型以上と小型が少ないです。また、有機ELパネルは、LGディスプレイが独占生産しているため、価格は高めとなっています。

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「液晶テレビ」は 直下型LEDタイプを選ぶ方が キレイ

blank 液晶テレビのしくみは、カラーフィルター(赤・青・緑)をバックライトで照らし、見せたい部分の液晶シャッターを開いて明るく見せることで映像を表現しています。
液晶テレビに採用されているLEDバックライトは、「直下型」「エッジ型」の2種類に分類できます。この違いですが「直下型」の方がキレイです。
直下型とエッジ型の大きな違いとして、直下型は「部分駆動(ローカルディミング)」LEDのコントロールが可能で、映像の明るい部分のバックライトは明るく、暗い部分のバックライトは暗くして、映像全体のコントラストを上げられます。
そして、エッジ型の場合は、上下や左右にLEDが配置されただけなので、バックライトを細かく分割することができないのです。
だから万が一、部分駆動に対応しても、直下型ほどコントラスト性能を上げることができないでしょう。
よって、液晶パネルの直下に配置した「直下型」と、上下左右に配置する「エッジ型」では、「直下型」のモデルの方がキレイです。
例えば、ソニーの「Z9Hシリーズ」に搭載されている「バックライト マスタードライブ」は、配置したすべてのLEDバックライトをひとつずつ完全に独立駆動させることが可能なモデルです。
このテレビは本当に綺麗でしたよ。

液晶パネル駆動方式も2種類

現在の液晶テレビのパネルは、大まかに「VA」方式と「IPS」方式の2種類があります。
これらは駆動方式が違うため、画質や応答速度に差が出てきます。
視野角が広いのはIPS方式。逆にVA方式の方が優れてるのは、コントラスト比と言われています。
メリハリの効いた映像を楽しみたいなら「VA」方式を選び、複数で視聴するなら「IPS」方式を選ぶのが良さそうです。
▶VA方式の4Kテレビ
▶IPS方式の4Kテレビ
液晶テレビがVA方式か、IPS方式を採用しているかは、メーカーのホームページやカタログなどのスペック表で確認する必要があります。
4Kテレビの場合は、おおまかにシャープ、ソニーがVA方式、パナソニック、LGエレクトロニクスはIPS方式を採用し、東芝のみIPS方式もVA方式も混在してる感じです。  
 
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「液晶テレビ」は、光源としてバックライトを搭載し、その光を液晶でコントロールして映像を映します。

メリットは、寿命も長く、消費電力も少なく価格が安いので手ごろに4Kを楽しめて、万人受けするのが「4K液晶テレビ」です。

デメリットは、一般的に視野角が狭く、黒が白っぽいなどが挙げられます。ただ、近年この弱点を改善したモデルも続々登場しているので、上手に選べば良い買い物ができると思います。

 
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まとめると・・・
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お子さんや年配の方がいる家庭は「液晶テレビ」。暗い場所での使用、映画鑑賞向けは「有機ELテレビ」寝転んで4Kテレビみたい方は「液晶のIPSパネル」の方がお勧め!

 

③4Kチューナーの有無

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のほほん
注意! 「新4K衛星放送」は、新しくはじまったチャンネルです。
NHKや民放各社の「地上デジタル放送」が4Kになるわけではありません。
将来的に「地上デジタル放送」が4Kになるかは未定です。

4Kテレビ・4K対応テレビって聞くけど、実は・・・

「4Kテレビ」は、4Kチューナーが内蔵しているテレビ
「4K対応テレビ」は、4Kチューナーが非搭載のテレビ

従来の地デジ・BS/CSだけ視聴したいとか、4K動画配信サービス(amazonやNetflixnなど)だけ見たいのであれば「4K対応テレビ」でも問題ありません。

しかし、「新4K衛星放送」「CSの4K専門チャンネル」も見たい場合は、「4Kテレビ」を購入しましょう。

また「4Kテレビ」を購入すれば「新4K衛星放送」がすぐに見られるわけではなく、以下いずれかが必要です。

「4Kテレビ」と併せて、いずれか必要・・・

①対応アンテナの設置 ②インターネット回線 ③ケーブルテレビ回線

※「新4K衛星放送」視聴の目安として、現在BS放送を視聴されているパラボラアンテナがあれば、BSの6チャンネルは視聴できます!

もし対応アンテナがなければ、上記の ②③ で対応しましょう。

※「4Kテレビ(4Kチューナー内蔵モデル)」でない場合も、4K放送を受信するためのチューナーを外付けして「新4K衛星放送」を観ることは可能です。

「新4K衛星放送」を詳しく知りたい方は、こちらもごらんください↓

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補助金制度など詳しいことを知りたい方 ↓

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4Kテレビ 機能性はどう?

ここからは機能性を見ていこうと思います。

思いつくものを挙げましたが、メーカーごと、テレビごと、機能が違います。

  1. HDR
  2. 4Kアップコンバート機能
  3. 動画配信サービス
  4. Android TV
  5. 音が良い!
  6. 滑らかな映像「倍速機能」
  7. 録画機能

1. HDRにもいろいろある

HDRは、High Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)の略。

2015年以降のモデルであれば、大手メーカーの4Kテレビも4K対応テレビも、いずれもHDRに対応済です。

テレビのHDRには、HDR10、HDR10+、HLG、DolbyVision があります

このHDRは何かと言うと、従来のSDR(スタンダードダイナミックレンジ)に比べ、明るさの幅をより広く自然に表現できる技術。

HDR=明るいではなく、表現の幅が広がったと思ってください。

以下、どのメーカーも一部機種のみ「DolbyVision」「HDR10+」対応しています。

ですが、ソニーの4Kテレビ 2019年、2020年、2021年モデルであれば、DolbyVision・DolbyAtomos対応なので、迷ったらソニーでいきましょう!!!

DolbyVision 対応の4Kテレビ:SONY、シャープ、Panasonic、東芝、LG、ハイセンス、フナイ

HDR10+ 対応の4Kテレビ:Panasonic、東芝

※各社、一部機種のみ対応

HDR対応のモデルは、「Netflix」などの動画配信サービスやブルーレイディスク(Ultra HD Blu-ray)を利⽤して、HDR制作の⾼画質コンテンツが楽しめます。

当サイトのNetfixのHDR作品の紹介記事

最近始まったの注目ドラマと言えば、スタートレック・discoveryでしょう。NetflixでスNetflixタートレックが見られるとは思っていなかった・・・しかも昔はアメリカの再放送的な感じで、夜中に見てました。だから日本で最新作[…]

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HDR対応」の表記があれば、基本はHDR10に対応しています。また「DolbyVision」「Philips > HDR」についてはオプションHDR技術として採用されました。

Dolby Visionにおいては、明るさ10,000nits、暗さも0.005nitsが規定されています。

放送やBDなどの映像制作で用いられる規格「REC.709」では、明るさは最大100nit、暗さは0.117nitsが基準なので、いかに凄いのか、見る前から期待しちゃいますよね。

「DolbyVision」はNetflixが熱心にDolbyVision対応コンテンツを作っていますので、Netflixがお勧め!

また4KブルーレイもDolbyVisionの作品がちょこちょこ発売を始めました。 しかしライセンス料が高額らしいので、全ての作品で「DolbyVision」が見られる訳でもありません、ゆっくり待ちましょう。

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HDRは、高輝度と階調性が両立できるからキレイなのです。
 

2. 4Kアップコンバート機能

「4Kアップコンバート機能」とは、4K解像度ではない地上デジタル放送やBlu-ray、DVDなどの映像を4K解像度に近づけて変換する機能です。

これは、ほとんどの「4Kテレビ」「4K対応テレビ」に搭載されていると思って大丈夫です。

この機能があれば、地デジもこれまで以上に綺麗に見ることが可能です。

このアップコンバート機能は、メーカーによってバラバラですが、2Kコンテンツを4Kでキレイに楽しむことができるのは嬉しいところです。

3. 動画配信サービス

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現在、動画配信サービスは、ほぼすべてのメーカーで対応しています。(※標準仕様で入っているかは機種で違います。各自確認してください。)

ハイエンドモデルには、動画配信サービスが、テレビのホーム画面に最初から入っていたり、リモコンにボタンがあったりします。

しかし、”4Kテレビを持っているから、Fire TVは不要!”ではないんです。

大人の事情で、一部のテレビなどはメジャーな動画配信サービスでも、未対応もある!のです。

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でも、安心してください!最初からこの動画配信サービスがなくても、後付けで対応も可能です。例えば、Fire TV Stick 4K などでも対応できます。

この Fire TV Stick 4Kは、「4Kテレビ(4K対応テレビ)」のHDMI端子があれば使えます。

ちなみに今、販売の4Kテレビ搭載の多い順は、Youtube、U-NEXT、TSUTAYA TV、Hulu、Netflix、dTV、ひかりTV4K、DAZN、アクトビラ4K・・・という感じで有名どころはまずあります。

4. Android TV搭載 4Kテレビに載ってる?

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以下、一部機種が「Android TV搭載」4Kテレビになります。こちらもメーカーの全機種対応ではないので、探す際の参考にして下さい。

SONY、シャープ、FUNAI、TCL  ※各社、一部機種のみ対応
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とすると、大手メーカーで見ると、Android TV対応の4Kテレビは、SONY、シャープと言うことですね。

Android TVとは?

Android TVはGoogle検索が可能なテレビ。また音声での検索が可能です。Android TV 向けのコンテンツも充実し、膨大な数のアプリやゲームが楽しめるのが魅力。

特に検索は、声の検索からYouTube動画、テレビ番組、映画、音楽などを検索し、さらにはブラウザーに飛ぶことも可能で、テレビでもPC検索と同じような利用も可能で便利です。

我が家のAndroid TVで、「おしまいです」と音声検索したら「おしまいDEATH」と半沢直樹関連のYoutubeなどがずらーっと検索結果に出てきましたよ。

面白いテレビだなあと個人的には思いますし、お勧めしたいです。

ただし、日本のテレビは特殊で、海外のテレビよりAndroid TVのバージョンがあまりアップデートしないのが悲しいところです。我が家のBRAVIAもなかなかアップデートしません。

5. 「Dolby Atmos」対応は 音が良い

4Kテレビの一部の機種には、3次元立体音響を実現する「Dolby Atmos」に対応したモデルがあります。

個人的にも「Dolby Atmos」に対応しているモデルは、テレビで映画などを見る際の音響にもこだわったモデルとだと思っています。ここで気にして欲しいのは、テレビですから映像はめちゃくちゃこだわっているはずで、さらに一歩進んで音響にもこだわったモデルだよと言う事。

個人的にも欲しいのがこの「Dolby Atmos」に対応のモデル。ちなみに、「Dolby Atmos」に対応のモデルは、DolbyVisionにも対応している模様。

以下のメーカーの一部機種が「Dolby Atmos」対応の4Kテレビです。

SONY、Panasonic、TCL  ※各社、一部機種のみ対応

と、このように音質で選ぶ方も増えています。我が家もこれを重視しました。うちの4Kテレビはサイドスピーカーのタイプです。

最近の薄型テレビの音質は良いです!音質を改善するため、さまざまな工夫を凝らしたモデルが登場しています。

サイドにスピーカーモデル、テレビの画面がスピーカーのモデル、Technics共同で作ったスピーカー付モデルや、ハイレゾ(High-Resolution)対応モデルなど、なかなか面白いです。

ハイレゾ対応モデルなら、テレビでハイレゾ音源を聞く・・・そんなことも可能です。

参考:テレビの画面がスピーカーのテレビ

SONY 55V型 4K有機ELテレビ OLED KJ-55A8H blank

参考:Technics共同開発スピーカーテレビ(パナソニック)

Panasonic 55型 4K有機ELテレビ VIERA TH-55HZ2000 blank

Panasonic 55型 4K有機ELテレビ VIERA TH-55GZ2000 blank

考:ハイレゾ(High-Resolution)対応テレビ  

6. 滑らかな映像「倍速機能(駆動)」

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映像は、静止画の連続したもので構成されています。テレビは、毎秒60コマで表示しますが・・・

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のほほん
「倍速」機能付きのモデルであれば、画像の残像を減らし、動きの速いスポーツなどが見やすくなります。

「倍速」機能(駆動)とは、1 秒間60コマの映像の「コマ」と「コマ」の間に、+1コマを合成して、120コマにする技術。メーカーによりますが、毎秒120コマ・240コマで映像表示が可能なモデルがあり、残像が出にくくなります。テレビによっては、240コマ対応モデルもあるので、自分に合ったものを選びたいですね。

倍速機能でお勧めのテレビはこちら

ソニー 55V型 液晶 テレビ ブラビア KJ-55X9500H 4Kチューナー 内蔵 Android TV (2020年モデル)
ソニー 55V型 液晶 テレビ ブラビア KJ-55X9500H 4Kチューナー 内蔵 Android TV (2020年モデル)
  • 価格 : ¥111,100
  • エレクトロニクス
  • メーカー : ソニー(SONY)
  • 商品ランキング : 155,584 位

7. 録画機能

折角の4Kテレビなので、Ultra HDブルーレイの再生もできるレコーダーが欲しいですよね!人気No.1はこれです。

パナソニック 3TB 3チューナー ブルーレイレコーダー 4Kチューナー内蔵 4K放送長時間録画/W録画対応 おうちクラウドDIGA DMR-4W300
パナソニック 3TB 3チューナー ブルーレイレコーダー 4Kチューナー内蔵 4K放送長時間録画/W録画対応 おうちクラウドDIGA DMR-4W300
  • 価格 : ¥54,000
  • エレクトロニクス
  • メーカー : パナソニック(Panasonic)
  • 商品ランキング : 194,447 位

私が買ったころは、Ultra HDブルーレイの再生だけ可能で12万円でしたので、レコーダもついて大分安くなったなあと感じます。

今年は、10TBモデルが出ており、こちらは30万円ほどで販売されています。↓

パナソニック 10TB 11チューナー ブルーレイレコーダー 全録 8チャンネル同時録画 4Kチューナー内蔵 全自動DIGA DMR-4X1000

1カ月先まで予約できる先録機能が便利なモデル。これ、私も欲しいんですけど。意外と良いと思います!! ↓

ソニー 2TB 3チューナー ブルーレイレコーダー BDZ-FT2000 長時間録画/3番組録画/UHD再生対応
ソニー 2TB 3チューナー ブルーレイレコーダー BDZ-FT2000 長時間録画/3番組録画/UHD再生対応
  • 価格 : ¥69,800
  • エレクトロニクス
  • メーカー : ソニー(SONY)
  • 商品ランキング : 172,508 位

また、一時流行った、HDD内蔵録画4Kテレビは意外と少なめですが、存在はしています。こんな感じです↓

パナソニック 43V型 4Kダブルチューナー 2TB HDD&BDドライブ内蔵 液晶 テレビ VIERA TH-43GR770
パナソニック 43V型 4Kダブルチューナー 2TB HDD&BDドライブ内蔵 液晶 テレビ VIERA TH-43GR770
  • 価格 : ¥129,000
  • エレクトロニクス
  • メーカー : パナソニック(Panasonic)
  • 商品ランキング : 297,858 位
フナイ 55V型 液晶テレビ 4K チューナー内蔵 アンドロイド テレビ 1TB HDD内蔵 裏番組録画対応 倍速駆動 FL-55U5030
フナイ 55V型 液晶テレビ 4K チューナー内蔵 アンドロイド テレビ 1TB HDD内蔵 裏番組録画対応 倍速駆動 FL-55U5030
  • 価格 : ¥105,000
  • エレクトロニクス
  • メーカー : フナイ
  • 商品ランキング : 1,253,541 位

また、テレビ録画は、外付けHDDを接続するだけで録画が行えるタイプも多いです。

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一般的に 外付けHDD とテレビはUSBケーブルで接続しますが、最近ではLANケーブルで接続する ネットワークハードディスク もあります。

その機種に合った外付けHDDを接続するだけで、テレビ番組の録画が可能です。操作はテレビのリモコンを使って録画や再生、各種設定など行えます。

我が家は外付けHDDを使っていましたが、最近NASも使っています。NASだと音楽サーバーとしても利用できたり、いろいろ便利です。

これが外付けHDD↓

アイ・オー・データ機器 USB3.0/2.0対応 外付ハードディスク 2TB ブラック HDCZ-UT2K

ネットワークハードディスク(NAS)↓

I-O DATA HDD 録画用ハードディスク 2TB 「RECBOX」 日本製 土日サポート DTCP-IP対応 HVL-S2

4Kテレビを機能別にまとめると・・・

4Kテレビを機能別にまとめるとこんな感じですね。↓

注意!! メーカーのところに★があっても、すべてのモデルに対応していません。あくまで目安です、ご注意ください。

 Dolby VisionHDR10+Android TVDolby Atmos倍速機能
SONY 
Panasonic 
シャープ  
東芝  
三菱     
LG   
ハイセンス   
FUNAI  
オリオン     
アイリスオーヤマ     
TCL 

 

売れ筋メーカー別 4K有機ELテレビ・4Kテレビの一覧

ここからはメーカー別で4Kテレビを比較していきます。
画像をクリックすると、当サイト(4KテレビLife)の詳細記事に飛びます。↓

SONY 4Kテレビ 2019-2021

SONYは、Android TV機能搭載の「BRAVIA」シリーズが人気のメーカー。Android TVなので、スマホのように動画やゲーム・アプリを楽しめ、音声検索も可能です。

SONYの「BRAVIA」シリーズは、数多くの動画配信サービスアプリに対応しており、動画を中心に見たい方にもお勧めです。

もちろん、デザイン性が高いテレビが多く、インテリアと調和し、音にもこだわりSONYらしさがしっかり感じられます。

 

 

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Panasonic 4Kテレビ 2019-2021

Panasonicは「VIERA」シリーズが人気のメーカー。近年はポータブルテレビから4K有機ELまで売しており、商品ラインナップが豊富です。

リビングのテレビからお風呂で見るテレビまでと、利用シーンにあったテレビを選ぶことが可能です。

特化しているのは、高画質エンジンやIPSパネルによる画質の高さが人気で、音にこだわりのある方は、technics技術を利用したスピーカーモデルを選ぶと良いでしょう。

よく使うアプリを登録しておける「かんたんホーム」機能や「音声検索」機能などが搭載されているので、子供からお年寄りまで、すべての年齢層に優しいテレビです。

 

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TOSHIBA 4Kテレビ 2019-2021

TOSHIBAは、REGZAシリーズが人気のメーカー。技術力もあり特に映像エンジン(プロセッサー)の開発に定評があります。

特に特化しているのは、録画機能。あらかじめ好きなジャンルを登録しておけば予約不要で自動録画する「みるコレ」機能などがあり、お勧めです。

 

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SHARP 4K有機ELテレビ・4Kテレビ 2019-2021

SHARPは、「AQUOS」シリーズが人気のメーカー。世界初の8K対応液晶テレビを発売し、現在も4Kテレビだけでなく、8K対応・8Kチューナー内蔵テレビを発売しています。

この8Kテレビの技術は、4Kテレビにも注がれてきています。

「COCOROサービス」ではAIを搭載し、動画やゲームなどを多く提供しています。

 

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ほかにも、映像の質を決める要素が5つほどあります、4Kテレビはこう選ぼう!

我が家の場合は画質と音質で決めてしまいましたけど・・・

映像の質を決める5つの要素は?

  • 解像度 ・・・・・・・・・・・・・画素の細かさ
  • 階調(ビット深度)・・・・・・・ グラデーション等のスムースさ
  • フレームレート・・・・・・ ・・・1秒間の画の枚数
  • 色域 (色の表現範囲) ・・・・・・・色彩の鮮やかさ
  • 輝度 (明るさの表現範囲) ・・・・・明暗の差

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「動画応答性」や「色再現性(色域)」「輝度・コントラスト」はカタログ表示されることはほとんどありませんが、映像の質を決める要素としてとても重要なのです。

ゲーム機能で選ぶ

 

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ゲーム用のテレビの選び方のポイントは「映像遅延が少ない」と「反応速度が速い」ことです。
操作に対して映像の遅延があると、ストレスを感じますし、正直ゲームによっては、勝敗にも影響します。
お勧めなのは、液晶テレビなら東芝とソニー。あとは有機ELテレビ(OLED)もお勧めです。
有機ELテレビ(OLED)は各ピクセルのスイッチをON、OFFするという、ダイレクトな駆動が可能なテレビなので液晶テレビと比較すると応答速度は早いです。
液晶テレビであれば、東芝・ソニーを選びたいところ。この2つのメーカーならゲームモード用のテレビを作ってきた実績も長く安心です。  
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互換性で選ぶ

互換性って色々ありすぎて、全ては書ききれないです。
幾つか上げるならば、例えば・・・
私が自分自身で使っていて感じることを挙げるならば、AndroidTVは結構良いです。
音声検索はかなり性能いいし、子供の声でも年配の方の声でもちゃんと認識します。
詳しくはこちらの記事  

 6月7日から公開されたSONYブラビアのCM見ましたか?新CMも、女優 北川景子さんを起用した作品で、絶景ばかり出てくるのですが、北川景子さんの綺麗さにも目を奪われてしまいまそした。また「Andoroid TVの音声認識[…]

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またパナソニック製品は、番組表など見やすいです。父親(70歳前後)を見ていて思ったのは、この世代の人は、デコーダとテレビは同一メーカーの方が良さそうだということ。

パナソニックの4Kテレビはそういう意味でもお勧めです。

また我が家のテレビは、スカパー!プレミアムサービスチューナ内蔵テレビなのですが、人によっては便利でしょうね。

VODサービスも最初からある程度入っていると楽です。

VODは一度見るとハマっちゃう!私はNetflixが大好きでテレビより見てます

最近人気のVODサービス。料金の比較や申し込み方法などを一度見てみたいと思います。オリジナルの作品・見逃し放送・4K配信の有・無や、Amazonの配送無料サービスなどVOD以外の付加サービスも増えています。お得にVODライフを楽しみまし[…]

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と、ここまで書くと、いろいろな条件を満たすテレビってい難しいし、人それぞれ違うなあと思いますね。

Android TV

パナソニックの4Kテレビ blank

Netflixがすぐ見られる4Kテレビ blank

Dolby vision対応

4K機器の紹介

おもに、私が持っている4K機材の紹介になります。これらを見ながら自分に合うものを見つけてください。

当サイトの4K製品の記事

当サイトの4Kブルーレイの記事

さいごに

最近やるせない気持ちになったのは、我が家のソニーのテレビが Dolby Visionにアップデート対応しなかったことですね。同じ年に販売した自分のテレビのグレードより低いグレードは何故か対応したので、本当に???でした。悔しいです。

私自身としては黒物と呼ばれるオーディオ家電は、ソニー製品が多く、他の白物と呼ばれる冷蔵庫、洗濯機、エアコンなどは、概ねパナソニック製品を使っています。

自分と同じ年代の方はまあともかく、自分の親を見ていて思ったのは、テレビとテレビ録画用のレコーダや4Kブルーレイプレイヤーは同じメーカーの方が使いやすそうですね。

とくにパナソニックは番組表なんか見やすいです。でも、ソニーはおしゃれでカッコいいんですね。まあUIも好みですから一概には言えませんけど。

関連記事はこちらも

最近の4Kテレビに関する当サイトの記事

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