朝日新聞によると、2018年開始の4K/8K実用放送は13局での運用を行うと報道されています。総務省のサイトを確認したのですが、本日(10/18)の8時時点では詳細な情報が確認できなかったので詳細は改めて掲載します。
追記(2016/10/25):4K/8K実用放送についてまとめた記事をUpしました!
総務省は17日、2018年秋に始まる高精細な「4K・8K」画質の衛星(BS)放送への参入申し込みを締め切り、4K12チャンネル、8K1チャンネルで放送を始める方針を固めた。うち4Kの6チャンネルは、NHKと民放キー局に割り当てる。
この6チャンネルは、いまあるBSアンテナと今後売り出される4K対応のテレビや受信機を組み合わせれば見ることができる。いま売られている4Kテレビだけでは受信できない。
既存のアンテナで受信できる6チャンネルを割り当てられるのはNHK、日本テレビホールディングス(HD)、テレビ朝日HD、TBSHD、テレビ東京HD、フジ・メディアHD。スポーツ中継など新たにつくる4K番組や4Kで撮影された映画のほか、通常番組を4K画質に画像処理したものも放送するとみられる。
残る6チャンネルの4K放送と、NHKが始める8K放送は、電波の送り方を変える「BS左旋(させん)」という新しい方式で放送するため、対応したBSアンテナも必要になる。NHKは現在の地上波、BSと合わせて計6チャンネルを放送することになる。
4Kの残る6チャンネルの放送局は、参入を申請した既存のBS放送事業者らから選ぶ。総務省は各社の申請内容を審査し、どの社にチャンネルを割り当てるかを決める。(上栗崇)
出典://www.asahi.com/articles/ASJBK5GYTJBKULFA01S.html
既存BS放送(右旋)では6局が放送予定
現在(平成28年10月時点)では、既存BS放送(右旋)で空いてchはありません。唯一空いていたBS17chが8月より4K/8K試験放送に利用されているからです。
報道では、既存BSアンテナで視聴は可能・・・と記載されていますが、それはあくまでも周波数的なお話であり、2018年から始まる実用放送を受信するには、対応する外付けチューナーもしくはチューナー内蔵の4Kテレビが必要です。
新規に7局がBS左旋放送にて開局予定!
BS左旋放送では、新規に7局が開局予定のようです。そのうちの1局は8Kにて放送されるチャンネル(局)のようです。
BS左旋放送を受信するには、BSアンテナ・ケーブルも対応版が必要!
左旋放送は、既存の右旋放送とは異なる(高い)周波数を利用するため、チューナーだけでなく、BSアンテナ・ケーブル等も対応版が必要です。
まだ放送自体が始まっていないので、今から急いで切り替える必要はないですが、これから新築等で新規に設置される方は対応品を付けることをお勧めします。
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