2016年2月のTV出荷実績は、4K対応が2割超えた!

電子情報技術産業協会(JEITA)によると、4Kテレビが2016年2月のTV出荷台数実績にて、初めて全体の2割超になった。オリンピックが近づくについてこの流れは、さらに加速していく??

電子機器主要品目 国内出荷実績

詳細はこちら //www.jeita.or.jp/japanese/stat/shipment/2016/

これを見ますと、動向が分かります。この調査は、カーナビやDVDビデオ、デジタルビデオカメラ、スピーカーなどの数字も詳細にわかります。

1月と2月の売り上げ動向を抜粋すると、

1月の動向

民生用電子機器の1月国内出荷金額は896億円(前年比100.3%)と2ヶ月ぶりのプラスとなった。分野別に見ると、映像機器は436億円(前年比105.0%)と2ヶ月ぶりのプラスとなった。音声機器は52億円(前年比88.1%)と3ヶ月連続でマイナスとなった。カーAVC機器は408億円(前年比97.3%)と2ヶ月連続でマイナスとなった。

2月の動向

民生用電子機器の2月国内出荷金額は991億円(前年比96.0%)と2ヶ月ぶりのマイナスとなった。分野別に見ると、映像機器は495億円(前年比103.4%)と2ヶ月連続でプラスとなった。音声機器は48億円(前年比79.6%)と4ヶ月連続でマイナスとなった。カーAVC機器は447億円(前年比90.9%)と3ヶ月連続でマイナスとなった。

要は、音声機器・カーAVC機器などは、伸び悩んでいますが、映像機器は103.4%の495億円で、2カ月連続プラス。

テレビの国内出荷実績(数量)

2月の薄型テレビの出荷台数は、前年同月比85.6%の38万1,000台。

テレビ全体の出荷台数は、昨年と比較すると減少していますが、4K対応に限ってみると、前年同月比で1月は208.4%、2月は260.1%といずれも2倍以上の売れ行き。

年末商戦が終わっても4Kテレビとくに50型以上の大型テレビが売れていますね。

 

jeita-201602

このなかでは、ハイブリッドキャスト(Hybridcast)対応のテレビも、前年比134.5%の14万5,000台で、テレビ全体における割合は38.1%。なかなか売れてますね。

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「JEITA」とは?

一般社団法人 電子情報技術産業協会 (JEITA: Japan Electronics and Information Technology Industries Association)の略称です。

日本経済の発展と文化の興隆に寄与することを目的とした社団法人で、主に電子機器、電子部品の健全な生産、貿易及び消費の増進を図り、電子情報技術産業の総合的な発展をめざしています。

2015年11月の調査でも、4Kテレビが前年比200%以上で売れていました。

11月の4Kテレビ出荷台数はなんと前年比200%以上、やっぱり売れている4Kテレビ!

まとめ

4K対応のテレビが前年比で2倍以上売れているように見えるのは、昨年時点では、対応サービスがほとんどなかったことから、そもそも需要が限られていたことも大きいと思います。

これからオリンピック開催の8月までに国内メーカーが2016年モデルを順次発表してくるでしょうから、さらに4K対応テレビの売れ行き・比率は上がってくるでしょう。

 

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