オリンピック中継、8K(スーパーハイビジョン/SHV)での放送は、全部で130時間ほどを実施予定

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4K8K試験放送が、いよいよ8月1日より開始される予定です。

8月から試験を実施するNHKでは、直後に開幕するリオデジャネイロオリンピック・パラリンピック(以下リオオリンピック)にて世界初の8K中継を実施する予定となっています。

具体的な番組編成はまだこれからですが、8K(スーパーハイビジョン/SHV)を用いた中継は、約130時間ほど実施されるようです。

中継・伝送方法は?

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4K8K試験放送は、BS-17chを用いて実施されます。

しかも8Kとなると、最新のエンコード技術を用いても100Mbpsという高帯域が必要であり、ブラジルのリオデジャネイロからは、BS-17chのトランスポンダを搭載している衛星であるBSAT-3a/BSAT-3b/BSAT-3cへから直接送ることは出来ません。

8K映像を衛星に送るには、NHK(東京・渋谷センター)にあるアップリンクセンターに一度映像信号を送る必要があります。

リオデジャネイロから衛星中継による伝送は、恐らく難しいため、海底ケーブルを使ったIP伝送が用いられるでしょう。

同様の方法は、ブラジルで開催されたサッカーのワールドカップやロンドンオリンピックにおける8K(スーパーハイビジョン)パブリックビューイングでも実施されています。

しかし、今回は、中継期間が長いことや特定の場所によるパブリックビューイングではなく、4K8K試験放送を用いた8K中継であるため、さらにハードルは高いと思われます。

しかし、現時点では、8Kテレビ/8Kディスプレイや8K放送を受信するためのチューナーが一般発売されていないため、一般人が視聴することは出来ませんが、放送を意識した中継となるため、入念な準備が進められているようです。

中継は、8K(スーパーハイビジョン/SHV)+ 22.2ch構成

オリンピックは、基本的にすべて22.2chのマルチチャンネルサラウンド構成にて実施されるようです。

先日、8K中継車に乗った際に、NHK技術スタッフの方と話したのですが、オリンピック中継に関しては、現地にNHKが所有する世界初の8K対応中継車を用いて実施するそうです。

8K対応中継車については、下記記事をご覧ください。

https://4k8ktv.jp/2016/01/03/8k-relay-truck/

https://4k8ktv.jp/2016/02/28/8k-shc-1/

https://4k8ktv.jp/2015/12/20/8k-sound/

オリンピックは、基本4K映像にて撮影

オリンピック放送機構 (Olympic Broadcasting Services,略称:OBS)によると、オリンピックでは、総時間7,000時間にも及ぶ映像を4K映像にて撮影されるとのこと。

また、今回のオリンピックからは、VR技術にも取り組むことが発表されており、オリンピックの新しい楽しみ方が始まるようです。

8K映像を見るには?

オリンピックの8K中継を見る方法については、まだ詳細は発表されていませんが、総務省にて開催された「4K8Kロードマップに関するフォローアップ会合」の資料によると、NHKの各支局に8Kモニタが設置され、一般向けに開放される予定のようです。

スーパーハイビジョン受信装置の概要

出典:4K8Kロードマップに関するフォローアップ会合

NHK放送博物館に行けばいつでも8Kが見える!

試験放送とは直接関係ないですが、NHKがこれまで撮影してきた8K(スーパーハイビジョン/SHV)をNHK放送博物館にて視聴することが出来ます。

詳しい内容は、こちらの記事をご覧ください。

https://4k8ktv.jp/2016/01/31/nhk-8k-museum/

これまでの8K中継関連記事

https://4k8ktv.jp/2016/01/02/8k-superbowl/

https://4k8ktv.jp/2016/01/24/super-bowl50-eyevison/

https://4k8ktv.jp/2016/01/02/figureskate-8k/

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