Ultra HD Blu-rayプレイヤー「DMP-UB900」を購入しました!

CES2016にて発表されたpanasonic製の4K ブルーレイこと、Ultra HD Blu-ray対応再生プレイヤーを購入しました!

海外では、サムスン製の再生対応プレイヤーが、今年の3月ぐらいから約4万円弱で発売されているのですが、残念ながら日本では同機種の発売はないようです。

そのため、今回のpanasonic製プレイヤー2機種(DMP-UB90とDMP-UB900)が、国内初のUltra HD Blu-ray対応再生専用プレイヤーとなっています。

すでに昨年11月に、世界初のUltraHD Blu-rayの再生対応Blu-rayレコーダー(DMR-UBZ1)がpanasonicから発売されているのですが、こちらはBlu-rayレコーダー内蔵と言えども、実売30万円はやはり高い。

そこで「DMP-UB900」というUltra HD Blu-rayプレイヤーを購入しました。UltraHD Blu-rayの作品も増えてきて楽しめそうです。

日本では基本的に4Kというのが一般的ですが、海外ではUltra HDという呼び方の方がメジャーなようです。

DMP-UB900

外観

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現時点(2016年8月)でDMP-UB900は発売価格が約12万円前後となっているため、間違いなく再生専用機器としては、高級機種だと思いますが、ご覧の通り今までの高級プレイヤー・レコーダーかなり奥行きがなく小さくてコンパクトです。

結構大きい機器を想像していたので、ちょっと拍子抜けしました。

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また、久しぶりに驚いたのは、スイッチがタッチ式で、ボタン式ではないことでしょうか。

これは良いのか、悪いのかまだ判断が付きませんが、このタッチ式のスイッチは押しても光るわけでもないんです。個人的には、従来のボタン式の方が使い易いかと感じました。

背面端子

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端子類はかなりすっきりしており、映像出力はHDMIのみとなっています。

STBを除けば、このDMP-UB900がアナログの映像出力がない初めての機器です。ちょっと時代の変化を痛感しました。もう4Kにはアナログ端子は不要ということなのでしょう。

HDMIが2系統ありますが、1系統はAudio用の出力端子です。この機器の特徴とも言える映像と音声のHDMIを分離して出力することが可能です。

我が家には対応のAVアンプがないため、当分はAudio用HDMIの出番はなさそうです。

付属品等一式

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4K/HDRに対応するHDMI2.0(18Gbps)ケーブルが付属されているため、テレビが4K/HDRに対応していれば、ケーブルなどを購入せずにその日からUltra HD Blu-rayが視聴出来ます。

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本体はコンパクトですが、付属されているHDMIケーブル及び電源ケーブルはかなりの良品でした!特に電源ケーブルはVolexの「JS15QTS2」が入っており、安定した電源供給が出来そうです。

接続・初期設定について

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設定中は、本体の表示パネルに「SETTINGS」と表示されます。

テレビとの接続について

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冒頭にも記載しましたが、この機器はアナログ映像出力端子がありません。

とは言え、この機器を購入される方はほとんどの方が4Kテレビをお持ちだと思いますので必要ない心配ですね。

テレビとの接続はHDMIケーブル一本で完了してしまいます。

  • AC入力端子
  • インターネット接続

あとは電源とインターネットへの接続のみという超シンプルな接続となります。

厳密にはインターネットに繋げなくても構わないようですが、著作権保護のために、ディスクによっては本体をインターネットに接続してないと再生できない場合があります。

インターネットは有線がお勧め!

インターネット接続に関してはは有線LAN、無線LANどちらにも対応しています。このDMP-UB900経由で、NetflixやAmazonビデオの視聴を考えられている方は、有線LAN接続をお勧めします。

我が家も最初は、ルーターに空きポートがなかったため、無線LANによる接続を行ったのですが、どうしても速度が安定しなかったため有線LANに切り替えました。

速度の安定云々は設置環境にもよると思いますが、テレビボート等の中に入れる場合かつ、Netflixなどの4Kコンテンツを視聴するには安定した速度が必要であるため、有線LANが望ましいです。

アナログ音声出力

2ch・7chの音声出力用です。DMP-UB90には、アナログ音声出力がないのでUB900とUB90で比較検討する一つの材料になると思います。

また、同軸のデジタル音声出力端子も、DMP-UB900のみに搭載されている端子となります。

音声まわりの出力はデジタル系統も合わせて以下となります。

  • HDMI音声出力端子
  • 2ch音声出力端子(DMP-UB900のみ)
  • 7.1ch音声出力端子(DMP-UB900のみ)
  • 光デジタル音声出力端子
  • 同軸デジタル音声出力端子(DMP-UB900のみ)
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初期設定

本体の電源を入れて、初期設定を行っていきます。

基本的に画面ウィザードに従って設定を行えばいいのですが、接続するテレビによっては、4K/HDR視聴のため別途設定が必要な場合があります。

4Kテレビか2Kテレビか設定します

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ここですが、取説通りの設定でいくと、この設定しか出なかったのですが、これでは4K/60p出力になっても HDRにはならないので、あとで別の設定が必要です

HDRでの出力が出来るようにする設定は、後ほどホーム画面の「設定」から実施が必要です。

※ただ、PanasonicのTVなら、HDRになる可能性があります。SONYのテレビしかないのでわかりません。

リモコンのテレビ操作の設定

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テレビがパナソニック製ではない場合は設定すると便利です。

我が家のテレビはソニー製なので別途設定を行いました。

ネットワーク設定

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Ultra HD Blu-rayを再生をするには、インターネットに接続する必要があると、表示にでますが、ソフトウエアの更新においても必要です。

DMP-UB900自体がインターネット接続し、コンテンツの視聴が可能であるため、Ultra HD Blu-rayプレイヤーを使って、Fire TV・chromecastなどの視聴が可能です。

HuluやNetflixなども見られるようになります。(加入手続き・月額支払いは別途必要)

ホーム画面

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基本的な設定はここまでです。ただ、ソフトウエアの更新を確認するべきなので、続けてソフトウエアの更新があるかないか確認します。

ソフトウェアのUpdate

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まずはホーム画面から「設定」を選択します。

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初期設定を選択し、システム設定からソフトウエア更新をクリック。

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更新がある場合は、こう表示されます。バージョンは一例。

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回線速度にもよると思いますが、初めての更新は意外と長く10分程度かかりました。

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更新中は、前面のパネルにUpdateの進捗が表示されています。

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更新が終了すると、FINISHと表示されます。その後、もとの画面に戻りました。

更新は自動設定にしておくと、インターネットがつながってる機器なら、次からは表示されると思います。

HDR設定について

初期設定状態では、HDR対応コンテンツを再生しても、4K/HDR出力がされません。

その理由は、出力設定が4K/60p(4:2:0/8bit)になってしまっているからです。

HDR出力には、最低でも4K/60p(4:2:2/10bit)が必要です。

設定変更の方法は?

「ホーム画面」→「設定」→「HDMI」→「4K/60p出力」から変更が出来ます。

画面の黄色の部分を選んでいって下さい。

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ここで、4K/60p(4:4:4)を選択して下さい。

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対応しているテレビであれば、その後確認画面が表示されて無事に4K/HDR環境で視聴することが出来るようになります。

画面の情報を表示すると、しっかり変更されています。HDMI映像というところが見るべき箇所です。

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さいごに

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期間中、対象の商品を購入し、キャンペーンにご応募すると、もれなく4K Ultra HDブルーレイ作品が2作品がもらえます。
20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン5作品から1作品、ワーナー ブラザース ホームエンターテイメント6作品から1作品、合計2作貰えるんです。

詳細はこちらも参考にどうぞ
Panasonic Store

今回の設定は私ではなく、家族にお願いしてみました。すると、繋げるだけで見られるんじゃないの?の答えが・・・。そうだよな。これまでは繋げて終わりだったか。

家族の意見が一番ユーザーに近いと感じたので、今回のこの設定は細かく書いてみました。ブルーレイも早速購入したので、次はそのレビューを書こうと思います。

また、UBZ1・UB900・UB90の違いについても後日書こうと思います。

さいごに、「4K Ultra HDブルーレイ作品」だけをまとめたページを作ったので参考にどうぞ。いろいろ探すのに便利です。

4K Ultra HDブルーレイ作品を探すblank

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11月に発売されたばかりのモデルはこちら

パナソニック 2TB 3チューナー ブルーレイレコーダー Ultra HDブルーレイ対応 4K対応 DIGA DMR-UBZ2020
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パナソニック 1TB 3チューナー ブルーレイレコーダー Ultra HDブルーレイ対応 4K対応 DIGA DMR-UBZ1020
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また、すべての「Ultra HDブルーレイ プレイヤー」にHDMIケーブルが付いている訳ではありません。必ず確認してください。また、スペックの高いHDMIケーブルで接続した方が綺麗に観られます。

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