先日、 パナソニックが HDR規格「HDR10+」「Dolby Vision」に対応したUltra HDブルーレイディスクプレーヤー「DP-UB45」を発表しました。発売は6月14日、オープン価格ですが、想定価格は3万円前後の予定です。
価格は3万円を切ってくるでしょうし「HDR10+」「Dolby Vision」対応の4Kブルーレイ再生プレイヤー入門機としてお勧めですね。
Ultra HDブルーレイディスクプレーヤー「DP-UB45」
HDR規格である「HDR10+」と「Dolby Vision」の両規格に対応した
Ultra HDブルーレイディスクプレーヤー です。
映像制作者の意図にあわせたHDR映像を忠実に再現します。
本体は、高さ46mm×幅320mm×奥行き193mmの省スペース設計で、高速開閉トレイで、開閉はたった1秒!4K/60p/32bit出力に対応しています。奥行きがないので、設置場所も選びません。もちろん、 ハイレゾ音源を含む音楽ファイルの再生にも対応しています。
「Ultra HD ブルーレイ」規格とは、60pの高フレームレート。 解像度は、3,840×2,160・1,920×1,080で 、最大で1,000~10,000 nitのHDR拡張もサポートします。 高圧縮効率 HEVC(H.265)/10bit対応し、色の再現性を大幅に高める広色域規格のBT.2020、BT.709(SDRの場合)に対応
特徴は?
4K・HDRの映像が楽しめるUltra HD ブルーレイ再生機器
4K/HDR/BT.2020の美しい映像が楽しめる、4Kブルーレイプレイヤーです。
HDR10+/Dolby Visionに関して
・HDR10+仕様で映像出力するには、プレーヤー、コンテンツ、ディスプレイのすべてがHDR10+に対応している必要があります。
・Dolby Vision仕様で映像出力するには、プレーヤー、コンテンツ、ディスプレイのすべてがDolby Visionに対応している必要があります。
・HDR10+/Dolby Vision仕様で映像出力を行っている場合は画質調整機能が無効になります。
HDR規格「HDR10+」&「Dolby Vision」対応

従来のHDR(HDR10)は映像の明るさを表すメタデータとして映像作品ごとの値を用いていました。
しかし「HDR10+」「Dolby Vision」なら、作品のシーンごとのメタデータを用いる事により、各シーンに適した明るさで表示が可能です。結果、映像製作者の意図に忠実なHDR映像が再現できます。(HDR10と下位互換があるので、HDR10対応テレビに接続した場合は、HDR10相当の高画質で楽しめます。)
高速トレイオープンとコンパクト設計
開/閉ボタンを押せば約1秒でトレイオープン。また、幅320 mm×高さ46 mm×奥行193 mmの省スペース設計で、場所を選ばずレイアウト可能です。
ハイレゾオーディオ対応
※ハイレゾオーディオの再生にはHDMI入力端子を持つハイレゾオーディオ対応のアンプが必要。
ハイレゾ音源を含む音楽ファイルを再生し、ハイレゾオーディオ対応のアンプなどのオーディオ機器で楽しめます。本体に接続したUSBフラッシュメモリからも再生可能。
ファイル形式:WAV/FLAC/DSD/ALAC/AIFF/MP3/AAC/WMA
DSD:11.2 MHz/5.6 MHz/2.8 MHz、WAV/AIFFは384 kHz/24 bit
スペック
品番 | DP-UB45 |
再生可能メディア | ●BD-ROM(片面単層/片面2層/片面3層):Ultra HD Blu-ray,Blu-ray 3D,Blu-ray 2D ●BD-RE(片面単層/片面2層):BD-MV, BD-AV ●BD-R(片面単層/片面2層):BD-MV, BD-AV ●DVD-ROM(片面単層/片面2層):DVD-Video ●DVD-R:DVD-Video,DVD-VR, AVCREC, AVCHD ●DVD-R(DL):DVD-Video, DVD-VR, AVCREC , AVCHD ●DVD-RW:DVD-Video, DVD-VR , AVCHD ●+R:Video,AVCHD ●+R(DL):Video, AVCHD ●+RW:Video,AVCHD ●CD:CD-DA, CD-R/RW |
出力端子 | ●HDMI出力:2系統 ※映像・音声×1(4K/60p・30p・24p、1080/60p・60i・24p、480/60p) ※音声×1(映像は出力されません) ●同軸デジタル音声出力:1系統 |
その他端子 | ●USB2.0端子:前面1系統 ●LAN端子:1系統 |
外形寸法 | 幅320 mm×高さ46 mm×奥行193 mm(突起部含まず) |
重量 | 約1.2 kg |
Panasonic DP-UB45-K | ||||
|
パナソニック HDMIケーブル Ver2.0対応 (1.0m) RP-CHKX10-K | ||||
|
4K・HDRで見るためには?
4K/HDRで視聴するためには、HDCP2.2、4K/60p/4:4:4、Ultra HD ブルーレイ規格のHDR信号に対応するディスプレイや端子に接続する必要があります。(HDCP2.2に対応していない機器や端子に接続した際は、ハイビジョン解像度で、HDR信号をダイナミックレンジ変換して出力)
4K/60pで楽しむには、18 Gbps対応のHDMIケーブル(別売)が必要です。
さいごに
この機器は値段もそこそこで期待できますね。いよいよ4K Ultra HDブルーレイも普及期に入ったのかな?
関連記事はこちらも
明日、12月15日公開の映画、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』。ここ最近、Twitterや公式サイトでも盛り上がりを見せています。とても気の早いお話ですが、海外ではこの『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は4K Ultra HD ブル[…]
11月21日、DEGジャパンで「4K Ultra HDブルーレイ コンベンション」が開催されました。これまで4K画質のDISCの表記が曖昧でしたが、これからは「4K Ultra HDブルーレイ」という表記になりそうです![…]
先日、ソニーからブラビアの新型モデル全19機種の発表がありました。消費税も上がるし、2019年の夏のボーナス商戦が熱そうです!!ズバリ、買い時でしょう! BS4K/110度CS4Kチューナーを内蔵の 「A9Gシリーズ」「X[…]