中国・北京市に本社を置き、2011年から世界のスマホ市場に参入した、Xiaomi(シャオミ)。スマホだけでなく、ルーターや空気清浄機などの商品も扱っているのですが、先日、以前より噂されていたドローンを発表しました。ドローンはHD・4Kの2機種。今のところ中国向けになりそうです。
Xiaomi(シャオミ)とは?
小米科技( Xiaomi )は、中華人民共和国北京市に本社を置く通信機器・ソフトウェアメーカー。
主な製品はスマホですが、近年アクションカメラ、セットトップボックス、小型電動二輪車、ドローン市場への参入を発表するなど、新しい分野への事業拡大を模索しています。
中国版APPLEとか、中国のスティーブジョブスだとか、店舗の展示、新製品の発表プレゼンなど類似しており、製品は同じくらいのスペックでも半額程度と人気も高い。
今回発売するドローンに対しても、スマホ同様、日本での発売は未定なのですが、金額もスペックも魅力的です。
ドローン「Mi Drone」とは?
Xiaomi製品は、企画や販売などは行っているものの、実際には製品を作っているのはXiaomiではなく、以前から噂のあった、UAV開発チーム・Flymiが開発しています。
このドローンは、同じ中国拠点の同業社DJIと比べてもかなり安く、注目が集まっています。デザインの感じはDJIの方が優れていますが、「Mi Drone」は値段が凄いんです。
販売に関して、現在はクラウドファンディングを行っており、7月末頃には中国市場で販売を開始しそうです。中国以外での発売時期は明らかになっていません。
「Mi Drone」を発表したライブストリーム中継は、19万5000人が視聴し、人気の凄さや、注目度が高いことが分かりますね。
「Mi Drone」の価格は?
本格的に空撮できるモデルは安くても10万円くらいしますがが、こちらはフルHDカメラ塔載機種が、2499人民元(日本円で4万2000円ほど)、4Kカメラ塔載機種が2999人民元(日本円で5万円ほど)と、DJIの4Kドローンよりかなり安いんです。
DJIの「Phantomシリーズ」に似たデザイン、機能的にもよく似ていて、対DJIモデルとよくわかります。
「Mi Drone」ってどんなドローンなの?
「Mi Drone」のバッテリー容量は、5100mAh。連続飛行駆動は約27分。3 km程度を飛行可能。
コントローラーからの距離とバッテリーの残りを計算し、バッテリー切れを防ぎます。スマホで専用アプリをインストールしていれば、上の画像のように、バッテリー残量警告が表示されます。
ドローンの追跡と管理をするは一苦労ですが、GPS搭載機だけあり、指定区域を越えると離陸した地点の戻ってくることができる。飛行禁止区域では、自動的にホバリングへ移行します。
要は、飛行許可空域だけを飛べるように制限されています。
「Mi Drone」は4Kビデオを撮影できる360度カメラを塔載。リモコンにスマートフォンを付けて、ドローンからのライブフィードを見ることもできる。また、オートパイロット機能も搭載。
どちらの機種も、ソニー製の裏面照射型CMOSセンサー搭載で、静止画の撮影では、RAWでの撮影も可能です。
操作可能な距離は、4K版で最大2kmまで。空撮時のライブビューも可能です。
4基のプロペラシステムを備え、球体型の「手ブレ補正ジンバル」搭載モデルです。
と、調べれば調べるほど、DJIより魅力的に見えてしまうのですが、日本での発売は未定・・・残念です。
DJIから本日5/17 最強のアクションカメラ「Osmo Action」発売!
本日5月17日、 DJIからアクションカメラ「Osmo Action」が発売されました。DJI初の電子手ブレ補正技術搭載のアクションカメラで、動画を見ましたがなかなか良いです!! 注目したいのは、本体の前面・背面にモニターがあるデュアルスクリーンで、セルフィー撮影も簡単にできること。 動画は最大4K/60p、静止画は1200万画素で、 強力な手ブレ補「RockSteady」を搭載し、ブレもなく安定した映像が撮影可能です。
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