4Kコンテンツを探している方にお勧めする、Netflix(ネットフリックス)。2015年11月現在。インターネット映像配信サービスで4K映像が一番見られるのは、Netflix(ネットフリックス)なんです。今日は、ローリング・ストーンズのギタリスト、キース・リチャーズのドキュメンタリー番組「アンダー・ザ・インフルエンス」を紹介したいと思います。
キース・リチャーズ 「Under the Influence」
Netflix(ネットフリックス)独占配信のドキュメンタリー番組
Under the Influence ドキュメンタリー
登場人物
Keith Richards(キース・リチャーズ)
イングランド、ケント州出身。ローリング・ストーンズのギタリスト。ピアノ、ベース、ボーカルもこなす。俳優として「パイレーツオブカリビアン」にも出演。2015年現在、71歳
約3,000ギターのコレクションを持ち、代表的なギターはギブソン、フェンダーテレキャスターなど。オープンGと呼ばれるチューニングで弾くスライド奏法が、彼のギターの魅力にもなっている。数々のヒット作が生まれ、多くのギタリストに影響を与え続けている。
監督
Morgan Neville(モーガン・ネヴィル)
2014年3月2日、『バックコーラスの歌姫たち』でアカデミー長編ドキュメンタリー映画賞を受賞。また様々なミュージシャンのドキュメンタリーを製作している監督。映画プロデューサーで脚本家でもある。
キース・リチャーズの半生を描くドキュメンタリー。生い立ちから、どんな子供でどういう風に音楽に興味を持ったのか?ギターとの出会いはいつか?どのような音楽に触れてきたのか?ファンなら気になりますね。
幼いキースは母親の影響でラジオ局が2つしかない中、沢山の音楽に触れたといいます。サラヴォーンやジョニー・キャッシュを聴き、母や祖父の影響を受けたと話す。
劇中では、ストーンズ時代から最新のソロ「Crosseyed Heart」まで、これまでキース自身に影響を与えた人物や場所を巡ります。「歳をとるのも早死にも嫌なんだ、導かれるままに進むだけ。人間死ぬまで成長をするもの。ゴールはないのさ」と屈託のない笑顔で語ったのが印象的でした。
70歳を過ぎ、ギターはもちろん、様々な音楽が好きでたまらない。深いシワに刻まれた、穏やかな素敵な笑顔。少年の様な気持ちを未だ持ち続けるキースがとても眩しく見えました。
麻薬で捕まったこともありましたが、その笑顔からは、60年間ロックをやって、馬鹿なこともしたけど、本当に今は充実してるのがわかります。たどり着いた悟りの境地みたいなものも感じます。
我々一般人から見ると、そのロックな生き方がある意味羨ましく見えることもあるんですよね。彼の生き方も素敵に見えるのです。
ヘビースモーカー故に、顔がしわしわで、4Kだとそれがまた見えすぎちゃうのですが、そのたたずまい、あの枯れた声、彼がそこにいる雰囲気を見事にとらえています。
自然体な姿で、お洒落なキースの洋服、お部屋、小物の数々を見たら若い20代の方もインスピレーションを受けるでしょうね。カッコイイおじさんなのです。
私は、熱狂的なファンではないのですが、最新のアルバムは、彼らのルーツのR&Bやブルース、またストーンズっぽい内容になっていて、劇中はこれについても触れています。ロックといっても、内容はとても落ち着いた内容ですので是非見てほしいです。
特に「trouble」という曲が良かったです。
4K作品でいつも思うのは、撮影している方の狙いはもちろんあるだろうけど、どの作品を観ても空気というか、雰囲気を感じられること。これは私の個人的な感想ですが、たぶん皆さんもそう感じると思います。それが4Kの醍醐味だと思ってます。
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