Xperia Z5 Premium(SO-03H)にてYouTubeのネイティブ4Kは表示出来るのか?ということが気になったので実際に試してみました。こんな思いつきの記事を書くために毎回この機種を貸してくれる友人に感謝です。
結果は「Xperia Z5 Premium(SO-03H)」で視聴しても設定はフルHD相当の「1080p」でした。機種のスペック等にいろいろ確認すると、YouTubeやNetFlixなどの4K対応映像配信サービスを表示した場合、4K表示は行っているが、実際はアップスケーリングを行っているとのこと。
尚、Netflixも試したのですが、Netflixにはそもそも画質選択というものがなかったため、記事からは省略いたしました。Xperia Z5 Premium(SO-03H)でYouTube 4Kを視聴したらどんな設定が出来るかを実際に試してみた
YouTube 4Kコンテンツでのテスト
①先日、α7SMⅡにて撮影した映像をYouTubeアプリを使って表示
②画面右上をクリックし、画質設定変更画面を表示
③画質設定画面にて画質を選択、フルHD相当の「1080p」までしかないようです。
PCで同じコンテンツをYouTubeで視聴した場合は、以下の画質設定が表示されました。PCでは「1440p」という画質選択があり、そのうえに「2160p」という4K表示設定が可能となっています。モバイル向けはかなり省略化されているのが分かります。
まとめ
結果としてはフルHD相当の「1080p」というまぁ、想定範囲内の結果となってしまいました。この端末を否定する訳ではないのですが、もうちょっとなんとかならないのかと思ってしまいます。せめて「1440p」まで選択出来ればいいのに・・・・
G for GamesによるとサムスンもLGも4Kスマホを来年は発売しそうにないので、スマホ環境下でのネイティブ4Kはしばらくは待ちの状態になりそうです。そもそも4Kテレビですら、YouTube 4Kをネイティブで視聴可能な機種が限られているので当然と言えば当然な気もしますが、今後の対応端末やアプリ対応での対応?!に期待したいところです。
余談です。。。。
「ひかりTVどこでも」での4K配信サービスが開始されたこともあって、スマートフォンでの4K表示や今後の4Kパネル搭載モデル関連の記事を当サイトで紹介してきました。また、4Kスマホと呼ばれる「Xperia Z5 Premium(SO-03H)」に4Kパネルを供給しているシャープに関していくつかの買収報道が出ており、今後の4Kパネル供給面でも気になるところです。
JDI(ジャパンディスプレイ)が買収するとなれば、ソニーにとっては好都合でしょう。JDIの出資会社にソニーが含まれていますし、液晶関連メーカーが勢ぞろいの本当のオールジャパン液晶メーカーの誕生となります。
一方、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業が買収した場合はちょっとどうなるかが不明です。液晶の製造・供給という面では鴻海(ホンハイ)精密工業は世界的な大手ですが、どちかと言えば大型パネルに特化しており、モバイル向けの中小パネル事業については不透明です。
買収内容を見ると、前者のJDIはシャープのモバイル向け中小型液晶事業だけの買収を目指しているの対し、後者の鴻海(ホンハイ)精密工業はシャープ自体の買収を含めた複数提案を行っているようです。
過去に揉めた鴻海(ホンハイ)精密工業からの買収提案をあっさり受け入れるとは思えないですが、シャープとしてはキャッシュ(現金)がどうしても必要な局面であることは間違いないのでサプライズな発表もあるかもしれません。
この世界初の4Kスマホに搭載されている4Kパネルがシャープ製の4Kパネルで最初で最後にならないようにシャープには頑張ってほしいところです。