A-PAB(放送サービス高度化推進協会)は、4K・8K放送サービス、認知・視聴意向・普及状況ついて「4K8K市場調査」を実施した。今回は2016年9月~2018年2月の調査で、なかなか興味深い内容になっています。
4K・8K についてのアンケート
調査目的:4K8K放送サービス並びにその関連事項について一般の方々の認知・理解度を測る調査を実施することにより、4K8K放送サービスの周知広報に資する市場データを収集する
◆調査手法:WEB調査
◆調査対象エリア:全国47都道府県
◆調査対象者:上記エリアに居住する男女20歳~69歳
※【対象外】本人及び家族が、マスコミ・調査会社・広告会社に従事している者
◆サンプル数:計5,000サンプル(2017年調査は6,000サンプル)
※住民基本台帳の性年代構成に基づいて割付
参考:http://www.apab.or.jp/release/2018/1805180001.html
4K・8K の認知状況について
「4K」「8K」という言葉の認知は拡大。2018年2月には約9割が「4K」という言葉を知っている(“気がする”含む)と回答し「8K」という言葉についても知っている人が 6割を超えた。
当サイトの4Kとは何か? 8Kとは何か?という記事も併せてみてください
最新の4K8K製品発表イベント
4K 放送の視聴意向・テレビ購入意向
4K 放送の視聴意向も徐々に増え、2018年2月時点で4K放送を視聴したい人は全体の4割に達しています。次に購入するテレビの条件には、「4K映像に対応していること」「4K放送のチューナーを内蔵していること」を挙げる人が、年々増加しています。
こちらも参考にどうぞ
4K・8K テレビの普及状況
4K テレビ所有者の割合は2018年2月時点で 5.0%と、20人に1人が4Kテレビを所有していることに・・・また4Kテレビ非所有者のうち、「4Kテレビが欲しい」と答えた人は 4割以上を占めるものの「購入したい」と答えた人は17.1%に留まっている模様。
4Kテレビはこんなにある!当サイトの4Kテレビの記事はこちらも
4K・8K放送についての理解状況
4K・8K放送への理解度は年々上昇しているが、18年2月時点で各項目とも1割台。
4Kテレビ所有者で「視聴には専用チューナーが必要」を理解している人は全体の1/3程度。
東芝の一部のテレビは現在は4Kチューナー載ってきませんが、後日4Kチューナー郵送されます。詳しくはこちら
4K・8K放送で見たい番組ジャンル
4K・8K放送を視聴したい人が実際に見たい番組ジャンルは、映画(洋画・邦画)や旅・紀行番組、大型スポーツイベントやコンサート・ライブ中継が上位を占めた。
お勧めVODサービスは比較記事はこちら
当サイトで書いた記事 AmazonやNetflixでの4K番組 も参考にどうぞ。
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コンサートなどの4K映像はこちら
さいごに
4Kや8Kが身近になってきました。テレビなどのエンタメに限らず、教育関連、医療の現場にも4Kや8Kが増えてきつつあります。