SONYが年内に、車載カメラ向け高感度CMOSイメージセンサーを商品化 これで交通事故も減る?

SONYが年内に、車載カメラ向け高感度CMOSイメージセンサーを商品化 これで交通事故も減る?

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SONYは、車載カメラ向けの1/2.7型有効245万画素CMOSイメージセンサー『IMX390CQV』を商品化。LEDちらつき抑制とHDR機能の同時利用で、月明かりほどの低照度でも、高画質なカラー映像の撮影が可能。これで、トンネルの出入り口などの明暗差の大きな場所でも撮影が可能になりそうです。

『IMX390CQV』とは?

いつもならこのセンサーを開発したと発表や論文なんかがあって、その後商品化しますと発表があるのですが、この「IMX390CQV」についてはネットで検索しても見つけられませんでした。

このセンサー『IMX390CQV』を使って、自動車向け電子部品の信頼性試験基準「AEC-Q100 Grade2」を今年度中に満たす予定だそうです。

またSONYとしては初めて、自動車向け機能安全規格「ISO26262」に準拠した開発プロセスを導入し、車載向けとしての高い設計品質を実現。機能安全要求レベル「ASIL C」に対応してとのこと。

個人的に感じる車載カメラの画質

なんのことかは難しいけど、規格に準じ品質にも対応し、これからの車の車載カメラに載ってくるのでしょう。

実際、我が家はスバルの車に乗っていて、日頃からアイサイトというシステムに助けられています。さらに別でドライブレコーダーも取り付けていて、いろいろな車載カメラの映像を日常的に見ています。

でも、さほどキレイじゃないです。とくに、トンネルから出る瞬間は、カメラも順応できず、少し時間が掛かっています。

バックモニターの映像はまあまあだけど、サイドカメラは左のミラーについていて、左に幅寄せする際はときどき使うのですが、ノイズがひどくもう少し画質が良かったら・・・とか、日頃から感じていました。

また、アイサイトのカメラの画質は私たちが確認はできないのですが、画質が明瞭になれば、もっと今以上に出来ることが増えるかもしれませんよね。そういう意味で、このセンサー『IMX390CQV』には期待が大きいです。

SONYが考える『IMX390CQV』の用途

先進運転支援システム(ADAS)向けの前方センシングカメラや、今後バックミラーの代わりとして車への採用拡大が予想される「カメラモニタリングシステム(CMS)」といった車内モニターに人物や障害物を明瞭に映し出す用途としても考えているそうです。

特徴は?LEDフリッカー抑制とHDR

  • LED撮影時に起こるLEDのちらつき(LEDフリッカー)を抑える機能
  • 120dBの広いダイナミックレンジでの撮影を実現するHDR機能を搭載
  • 高感度1,953mV(標準値F5.6)

LEDフリッカー抑制機能とHDR機能の同時利用を可能にしたイメージセンサーの商品化は業界初だそうで、SONY独自の画素構造と露光方法により実現しています。

たしかに近年、LEDにも標識や信号機が増え、車のヘッドライト、ブレーキランプなどにもLEDが多く使われていますし、HDRという意味では、ダイナミックレンジの広い映像の撮影が可能なので、ちらつきを抑え、明暗差の大きな昼間のトンネルの出入り口などでも威力を発揮することとなりそうです。

LEDフリッカー抑制とHDRの機能が、同時に利用可能なため、認識向上が期待できます。交通事故がもっと減る世の中になると良いですよね。

LEDフリッカーって何?と思う方はこちら↓

確かに、うちのドライブレコーダーも同じようにちらつきます。なるほどなあという感じです。

200万画素クラスの車載カメラ向けイメージセンサーで、従来比の約1.5倍の最高感度を実現。これにより、月明かりに相当する低照度0.1ルクスでも高画質なカラー映像が撮影でき、障害物や人物などの画像を捉えることが可能、心強いですね。

近未来、自動ブレーキの衝突回避の対象として夜間歩行者も

欧州の自動車アセスメントを手掛ける「EuroNCAP」は、自動ブレーキの衝突回避の対象として、2018年から夜間歩行者を加えることを決定しいるそうです。

そういう意味でも、車載向け市場では今後夜間における高感度・高画質な撮影能力がますます求められ、ニーズが増えそうですね。

写真:https://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201704/17-034/index.html

センサー名: IMX390CQV

有効画素数:2017(H)× 1217(V)約245万画素
イメージサイズ:対角 6.67mm(1/2.7型)
フレームレート・Full-HD1080p:AD10bit 60fps, AD12bit 40fps
感度(標準値 F5.6、1/30秒蓄積):1,953mV(Green Pixel)

ダイナミックレンジ(EMVA1288規格):120dB・110dB(HDR機能とLEDフリッカー抑制機能を同時に使用した場合)

さいごに

車に搭載の車載カメラにも4KやHDRというものが載ってきそうな予感。これからはもっと安全に車に乗れる時代が来るかもしれません。

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