本日7月19日、パナソニックから新4K衛星放送チューナーを内蔵ブルーレイレコーダー「DIGA(ディーガ)」の最新モデルが発売されます。
気になるラインアップは、4TB「DMR-4W400」、2TB「DMR-4W200」、1TB「DMR-4S100」3モデルで、「DMR-SUZ2060(DMR-SCZ2060)」の後継モデルになります。
7月19日発売の新DIGAの3モデル どんなモデル?
まず価格と概要は、以下の通り。
ハードディスク 容量 | 4TB | 2TB | 1TB | |
---|---|---|---|---|
品番 | DMR-4W400 | DMR-4W200 | DMR-4S100 | |
合計 チューナー数 | 3 | 3 | 3 | |
BS4K・110度CS4K 地上デジタル BS・110度CSデジタル | 2 | 2 | 1 | |
地上デジタル BS・110度CSデジタル | 1 | 1 | 2 | |
Ultra HD ブルーレイ再生 | 〇 | 〇 | 〇 | |
メーカー 希望小売価格 | オープン価格 予想 140,000円 | オープン価格 予想 110,000円 | オープン価格 予想 90,000円 | |
発売日 | 2019年7月19日 | 2019年7月19日 | 2019年7月19日 |
概要
- 新4K衛星放送対応チューナー2基搭載、2番組同時録画が可能(DMR-4S100は除く)
- 4K放送録画時、最大4倍録画可能に!
- HDMI出力端子は2系統(DMR-4S100は除く)
Ultra HD Blu-rayってどんなものがあるのかは、当サイトの記事も宜しければご覧ください。→ https://4k8ktv.jp/category/entertainment-4k8k/ultra-hd-blu-ray/
また、新4K8K衛星放送ってどんなチャンネルがあるのかはこちらも参考にどうぞ。→ https://4k8ktv.jp/category/entertainment-4k8k/new-4k8k/
似た商品名があるけどどっちも同じなの?
また、「DMR-SUZ2060」で発売時に、全く同じ内容の違う名称の機器「DMR-SCZ2060」 が発売されたように別名で存在していますね。
以下のようになっています。
DMR-4W400(DMR-4CW400)
DMR-4W200(DMR-4CW200)
DMR-4S100(DMR-4CS100)
↑このように、例として DMR-4W400(DMR-4CW400)を載せますが、商品は同一のスペックになります。量販店専用のモデルの品番が存在しています。 「DMR-SUZ2060(DMR-SCZ2060)」 の時もそうでした。
しかし、買い回りを量販店でして購入したら、品番が違って価格交渉が少し難航しました。理由は同一の品番ではないからです。お店によって違いがあるかもしれませんがご注意ください。
前モデル「DMR-SUZ2060(DMR-SCZ2060)」 との違いは?
- 「新4K衛星放送」の4K長時間録画モードに対応
- 光デジタル出力端子がなくなった
新しいのは「新4K衛星放送」の4K長時間録画モードに対応したこと。4Kで4倍まで録画可能になりました。
また、DMR-SUZ2060(DMR-SCZ2060)にはあった、光デジタル出力端子がなくなくなりました。
あとは、おおまかに見る限り、違いはなさそうです。
【購入レビュー】BS/CS4Kチューナー内蔵ブルーレイディスクレコーダー「DMR-SCZ2060」(DMR-SUZ2060)
「DMR-4W400」「DMR-4W200」は新4K衛星放送対応チューナーを2基搭載
これまで、4K番組を2番組同時録画って一部の機種以外は無理でした。それが、今夏、新4K衛星放送対応チューナー2基搭載モデルの発売が予告され、ようやく録画にも困らなくなるかな・・・という感じなのです。
新4K衛星放送の4K長時間録画モード
嬉しいのは、4K放送の長時間録画対応です。高画質な4K放送はデータ容量がどうしても多くなります。我が家もこの問題に悩んでました。
今回発表の新しいDIGAの3モデルは、これまでの「4KDRモード」のさらに4倍の録画が可能な「4K 4倍録モード」が追加されました。最大で4倍の長時間録画をすることができます。
MPEG4 AVCの約2倍の圧縮効率を持つHEVC技術を採用し、これまでのDIGAで培った技術を用いて、パナソニック社独自の4K対応HEVCエンコーダーを搭載。
「4K 4倍録モード」 でも、「4K解像度」「広色域規格BT.2020」「10bitの階調表現」「HDR」「60p表示」などの要素を残しながら映像圧縮を行うため、高精細で色彩豊かです。
この4K長時間録画モードについては?
画像を圧縮するサイズは以下の通り
4K 1.5倍録、4K 1.6倍、4K 1.8倍、4K 2倍、4K 2.3倍、4K 2.5倍、4K 2.7倍、4K 3倍、4K 3.5倍、4K 4倍 と小刻みに設定できます。
4K長時間録画モードの録画は、一旦、4KDRモードで録画した後で指定した録画モードに自動変換します。(複数の音声信号を含む番組を録画する場合、4K長時間録画モードで記録できる音声は最大2つまで)
また、4KDRモード/4K長時間録画モードの録画番組は、SeeQVaultフォーマットのUSB-HDDにダビングできません。ハイビジョン画質(1.5倍~15倍録モード)に録画モード変換するとダビング可能です。
音声は22.2ch対応?
音声は、初期設定では「4K画質の音声ch数優先」が「切」になっているようで、記録音声はAAC 5.1ch か AAC 2chのいずれか一方のみ。しかし「4K画質の音声ch数優先」を「入」にすれば、AAC 22.2ch か AAC 7.1chの音声も記録できるようです。
と言うか、そもそも4K放送で22.2chは音声の放送は現時点でしていないと思います。やっているのは8K放送のみ。
そして、DIGAでは、8K放送の受信はできません。
22.2chの話をすると、現段階で22.2chの音声を聞ける機器は、昨年末にシャープから実用化された「8A-C31AX1」というスピーカーしか思い浮かびません。
話は、戻りますが・・・22.2chについては、将来を見越して22.2chの音声を録る機能だけは載せたよ、という解釈になりそうです。
アプリ「どこでもディーガ」番組表から録画予約・視聴も9月に4Kに対応
私も「DMR-SUZ2060(DMR-SCZ2060)」 では、アプリで4K放送に対応していなくて、面倒臭い思いをしていましたが、今回のDIGAから「どこでもDIGA」も4K放送に対応し、4K番組表から録画予約・視聴ができます。
この機能は地味に便利で、眠る前にスマホで録画番組チェックしたり、旅行中も、出先からでもこのアプリ経由で録画予約が可能で、大変重宝しております。
現在もアプリは使えますが、4K番組の番組表、4Kで録画したもの含めて表示されません。こんな感じです。↓
4KDRモード/4K長時間録画モードの録画番組をスマホへの持ち出しは、ディーガ本体のソフトバージョンアップ、およびスマートフォンアプリ「どこでもディーガ」(無料)のバージョンアップが必要です。バージョンアップは2019年9月下旬を予定。
スペックは?
ハードディスク容量 | 4TB | 2TB | 1TB | |
---|---|---|---|---|
品番 | DMR-4W400 | DMR-4W200 | DMR-4S100 | |
チューナー数 合計 | 3 | 3 | 3 | |
チューナー数 BS4K・110度CS4K放送・ 地上デジタル放送・BSデジタル・110度CSデジタル放送 | 2 | 2 | 1 | |
チューナー数 地上デジタル放送・BSデジタル・110度CSデジタル放送 | 1 | 1 | 2 | |
入出力端子 | HDMI映像・音声出力:2系統 ※映像・音声x1(4K/60p・30p・24p、1080/60p・60i・24p、480/60p) ※音声x1(1080/60p・60i・24p、480/60p) | HDMI映像・音声出力:2系統 ※映像・音声x1(4K/60p・30p・24p、1080/60p・60i・24p、480/60p) ※音声x1(1080/60p・60i・24p、480/60p) | HDMI映像・音声出力:1系統 (4K/60p・30p・24p、 1080/60p・60i・24p、480/60p) | |
アンテナ端子 | 地上デジタル入出力端子、BS・110度CSデジタル-IF入出力端子(右旋・左旋) | 地上デジタル入出力端子、BS・110度CSデジタル-IF入出力端子(右旋・左旋) | 地上デジタル入出力端子、BS・110度CSデジタル-IF入出力端子(右旋・左旋) | |
その他端子 | ●USB2.0端子:前面1系統 ●USB3.0端子:後面1系統 ●LAN端子:1系統 | ●USB2.0端子:前面1系統 ●USB3.0端子:後面1系統 ●LAN端子:1系統 | ●USB2.0端子:前面1系統 ●USB3.0端子:後面1系統 ●LAN端子:1系統 | |
外形寸法 (突起部含まず) | 幅430 mm×高さ66 mm ×奥行199 mm | 幅430 mm×高さ66 mm ×奥行199 mm | 幅430 mm×高さ60 mm ×奥行199 mm | |
質量 | 約2.6 kg | 約2.6 kg | 約2.3 kg | |
UltraHD Blu-ray再生 | 〇 | 〇 | 〇 | |
音声操作 | 〇 ※Googleアシスタント対応 | 〇 ※Googleアシスタント対応 | 〇 ※Googleアシスタント対応 | |
スマホ視聴 | 〇 | 〇 | 〇 |
今週?7月19日時点では、Amazonもかなり安かったです。例を取ると、DMR-4W400は、¥127,600。amazonは突然ゲリラSALEの様に安いので必ず見ておくことをお勧めします。
Panasonic/パナソニック DMR-4W400 4TB 4Kチューナー内蔵ブルーレイディスクレコーダー | ||||
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Panasonic/パナソニック DMR-4W200 2TB 4Kチューナー内蔵ブルーレイディスクレコーダー | ||||
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Panasonic/パナソニック DMR-4S100 1TB 4Kチューナー内蔵ブルーレイディスクレコーダー | ||||
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必ず必要な物は、HDMIケーブル
4K/HDR(HLG)方式の「新4K衛星放送」番組を見る際には、18Gbps対応の HDMIケーブル (別売)が必要です。
HDMIケーブル:高音質・高画質・高輝度HDR・広色域BT.2020に対応
(4K/HDRで視聴するためには、HDCP2.2、4K/60p/4:4:4、Ultra HD ブルーレイ規格のHDR信号に対応する機器や端子に接続してください。)
例えば、HLG方式に対応していない4K/HDRテレビと接続した場合は従来のHDR(HDR10)に自動で変換するので、コントラスト表現を損なうことなく信号を出力できます。
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