4K映像と立体音響が魅力!!THXから映画館向けのブランド「THX Ultimate Cinema」発表!

THXから映画館向けの新たなブランド「THX Ultimate Cinema」が「CinemaCon 2018」にて発表されました。4K映像や没入型立体音響で映画体験を可能なもので、現時点でどこに導入されるかは続報に期待。大判スクリーンはもちろん、明るさ、コントラスト、明瞭さ、豊かな色彩を加えた4K解像度の画像を映し出すそうです。

「THX Ultimate Cinema」とは?

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THXは、ルーカスフィルムの1部門としてスタートし、業界において最も知名度の高いブランドです。映画に関わる音響技術・評価サービスを提供する企業。

私たちの生活では、映画館が一番身近でしょうか・・・

先日開催した、「CinemaCon 2018」にて、THX社はアメリカ本国で”プレミアム映画館?”という位置づけになると思うのですが、「THX Ultimate Cinema」を発表しました。

「THX Ultimate Cinema」ってプレミアム映画館?

プレミアムな大判スクリーンはもちろん、明るさ、コントラスト、明瞭さ、豊かな色彩を加えた4K解像度の画像を映し出します。

「THX Ultimate Cinema」は、画像最適化技術を組み込んだデュアルレーザープロジェクターという構成で、大型スクリーンを使った「プレミアム・ラージ・フォーマット(PLF)」の新たな認定ブランドと言えそうです。

そのほか、没入感のある多次元サウンドシステムが装備され、このプレミアム映画のためにリマスタリングされた映画ならば、映画制作者の意図を汲みながら映画を見られます。

THX Ultimate Cinemaは、いつ体験できそう?

「THX Ultimate Cinema」いつ体験できそう?かというと、まだもう少し先。現時点での発表はなく、設置計画が完了したときにパートナーを発表しますと言っています。

これは音響や建築図面を基にデザインをTHX社が行うからです。

THX社は、使用するパワーアンプやチャンネルデバイダー、シネマプロセッサー、スピーカー等の機材を、THX認定の機材リストから選定し、スペック(容量等)の承認もTHX社が行います。だからこそ映画製作者の意図する映画を見られるのです。

THX社について

伝説の映画製作者ジョージ・ルーカスが1983年に設立したTHX Ltd.とそのパートナーは、映画館、家庭、外出先で最高のエンターテイメント体験を提供します。過去30年間、THXはスタジオや映画館を超えて家電製品、コンテンツ、自動車システムにその認定カテゴリーを拡大してきました。

今日、THXはエンターテイメントの定義を変えずに、消費者に優れたオーディオとビジュアルの忠実性を提供するエキサイティングな新技術と経験の保証を提供し、アーティストのビジョンを世界中の視聴者に確実に届けます。

家電製品の評価リソースとしてTHX規格を発表

また「THX Ultimate Cinema」ではないのですが、このほかにもTHXは、5月1日に家電製品の評価リソースとしてTHX規格を発表しました。ホームページをみると、テレビ、アンプ、スピーカーなどパフォーマンスによってスコアを付けています。

日本の品番と同じでなければこのスコアをあてに出来ませんが、目安にはなりそうです。

参考:http://www.thxstandard.com/

さいごに

日本では一部の映画館がTHX認定映画館とされています。この先、VRコンテンツやVRも絡んだ映画も増えていくでしょうし、この手の映画館は、いつか夢か現実か分からなくなってしまう日が来るのでは?と勝手に思ってしまいます。

「THX Ultimate Cinema」については、大きなスクリーンで、4K映像。明るさ、コントラスト、明瞭さ、豊かな色彩を加えた素晴らしい体験ができそう。楽しみです。

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