韓国は、2017年5月31日午前5時、首都圏地域で地上波による4K(UHD)の本放送を世界で初めて開始しました。日本と同じく、韓国政府も次世代放送として目標を掲げてきたそうで、今年2月末から、地上波3社が首都圏地域で試験放送をしてきました。地上波4K放送は、韓国の一部地域で平昌冬季オリンピックに間に合うが、そのほかの地域は、2021年までの普及を目指すそうです。
韓国で地上波による4K(UHD)の本放送を開始
どの会社なのか?
韓国放送(KBS)、文化放送(MBC)、エス・ビー・エス(SBS)の地上波3社
またMBCは、9月に国内製作4K中継車も導入するそうです。
韓国のMBCとSONYコリアは4K作品を作ることを業務提携しています。日本の4K番組にもそのうち登場しそうなくらい、韓国のMBCのサイトには4Kの作品について書かれていました。
出典: https://blog.mbc.co.kr/ ただし、リンクは切れてしまいました。
放送を視聴するには?
放送を視聴するには、米国式放送標準(ATSC3.0)UHDテレビとアンテナが必要。デジタルテレビ用のアンテナも使用可能だ。
欧州式放送標準(DVB-T2)UHDテレビを持っている視聴者は、別途セットトップボックスを購入しなければならないという。
参考▶ http://japan.hani.co.kr/arti/politics/27495.html
どうやって視聴できるか?
UHDのチャンネルはテレビの「チャンネル検索」で探すことができる。該当チャンネルの画面右上には“UHD”と表示される。
2018年には、平昌冬季オリンピックも開催
今回の発表は首都圏地域とのことでしたが、今年12月から平昌冬季オリンピックの開催地である平昌・江陵(カンヌン)、広域市圏(釜山・大邱(テグ)・光州(クァンジュ)・大田(テジョン)・蔚山(ウルサン)にも4K放送を拡大するそうです。
ほとんどの地域は、2020年から順次導入し、2021年までには全国で地上波4K放送の導入を完了する。
参考▶ http://japan.hani.co.kr/arti/politics/27495.html
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