今朝、自社生産から撤退報道が出た東芝のテレビ事業ですが、2014年に発売されたZ10XシリーズとJ10Xシリーズ及びJ20Xシリーズ、G20XシリーズのUpdate情報が発表されました。今回のUpdateにより、4K VODサービスのHDR信号(HDR10)に対応となるようです。
こういったHDR対応等のアップデートは実施されるようなので?少し安心です。
アップデートはいつから
Z10Xシリーズ/J10Xシリーズ
Z10Xシリーズのアップデート開始は12月22日から提供開始となります。受信先によって提供開始日が違うので要注意です。アップデートのデータはBSデジタル放送経由が最速となるようです。
- BSデジタル放送 :2015年12月22日~
- サーバーダウンロード:2015年12月24日~
- 地デジ放送 :2016年1月11日~
J20XシリーズとG20Xシリーズ
J20Xシリーズ及びG20Xシリーズは、詳細についてまだ発表されていませんが、2016年2月から開始されるようです。
アップデートのメリットは
2015年12月時点でHDR対応コンテンツを発表しているのは「ひかりTV 4K」のみとなっています。しかし、海外ではすでにNetflixやamazonプライムビデオがHDR対応コンテンツを配信しているので対応コンテンツは近いうちに開始されるでしょう。
また、今回のアップデートによりHDR信号ではないが、REGZA独自のダイナミックレンジ拡張機能「インテリジェント・ハイダイナミック復元」の性能向上も合わせて実施されるようなので早めのアップデートを実施した方がメリットがありそうです。
現状は4K VODサービスとなっておりますが、NHKとBBCが提唱している「hybrid log-gamma」を用いて生放送にもHDRに対応になる予定です。このあたりの情報は随時紹介していきます。
要注意な点
今回のアップデートでHDR信号に対応になる外部入力はHDMI入力3のみとなっています。インターネット経由で4Kを視聴する場合はあまり気にしなくてもいいですが、今後Ultra HD Blu-rayなどの外部再生機器を使ってHDR対応コンテンツを再生する場合は要注意となります。今のところUltra HD Blu-rayに対応しているのはパナソニックのディーガ1機種のみのようです。
対象機種一覧
2015年12月22日アップデートスタート
Z10Xシリーズ
- 65Z10X
- 58Z10X
- 50Z10X
J10Xシリーズ
- 55J10X
- 49J10X
- 43J10X
2016年2月アップデートスタート予定
J20Xシリーズ
- 55J20X
- 49J20X
- 43J20X
G20Xシリーズ
- 55G20X
- 49G20X
- 43G20X