KDDIとNHK 10Gbps光回線にて「世界初8K放送の多チャンネル伝送に成功」

KDDIとNHK 10Gbps光回線にて「世界初8K放送の多チャンネル伝送に成功」

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KDDIは、NHKと共同で、KDDIの最大10Gbpsの超高速光回線を活用して、世界で初めて8K放送の多チャンネル伝送実験に成功。将来的には、8K放送で同時に複数番組 (多チャンネル) を見ることができたり、映像を同時に表示することも可能となる。また、実験の様子は「技研公開2016」でも公開されます。

実験について

KDDIは、2015年に8Kのイベントを開催している

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KDDIは、2015年10月に、KDDIの直営店「au SHINJUKU」で「auひかり」10Gbpsを活用し、ストリーミング再生する8K超高精細映像を85インチの大画面テレビで視聴できるイベントを行っている。

今回の実験のイメージ

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出典:http://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2016/05/24/1820.html

今回の8K放送の多チャンネル伝送実験では、KDDIの最大10Gbps光回線を活用して、NHK放送技術研究所から10チャンネル同時に送信した8K信号を、NHKが開発した受信機で安定的に受信できたという。

一般的な1Gbpsの光インターネット回線は、回線を共用するため、約100Mbpsの伝送速度が必要な8K信号を安定して伝送することは難しい。しかし、10Gbpsの光インターネット回線なら、伝送速度に十分余裕があり、多チャンネルの8K信号伝送が可能。

多チャンネル伝送用の送信装置と受信機を開発

現在放送されている番組をインターネット経由で伝送するには、信号形式をインターネットで伝送可能なIPパケット方式に変換する必要がある。

しかし、8K衛星放送で用いるMMT方式の信号は、IP技術をベースとしているため、信号形式の変換が不要で、そのままインターネットで伝送できる。今回、MMT方式の信号を、インターネット経由で多チャンネル伝送するための送信装置と受信機を開発。

受信機は、8K衛星放送受信機との共用化も可能であり、今後さらなる検証を進めるという。

MMT(MPEG Media Transport)方式は、2016年に試験放送が開始される4K・8K衛星放送で、映像・音声信号やデータ放送信号を1つの信号に多重する方式として採用されている。

4K・8K 放送の普及のカギは ケーブルテレビ?

4K・8K放送の普及にはケーブルテレビ伝送技術の実用化が重要課題と言えます。何故ならケーブルテレビの世帯普及率が50%を超えているからです。

NHKは、2018年の衛星による4K・8K実用放送開始に向けて、2015年度までに現行のケーブルテレビ施設をそのまま利用して4K・8K放送を伝送する、複数搬送波伝送方式を開発。

4K・8K放送の実現には、この方式に対応した受信機が必要で、NHK、KDDI、J:COM、JDSの4社は、この伝送方式の信号を復調する小型の評価用受信装置を試作し、共同で評価実験を行う予定です。

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http://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2016/05/24/1820.html

http://www.nhk.or.jp/pr/marukaji/m-giju414.html

実験はNHKの「技研公開2016」でも公開

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なお、2016年5月26日から5月29日の期間に開催されるNHKの「技研公開2016」にて、

  • 8K放送の多チャンネル伝送実験
  • ケーブルテレビ回線での4K・8Kの再放送

の実験の様子が公開されます。

複数搬送波伝送方式による、実際のケーブルテレビ施設を通した8Kの再放送の実験の様子を展示。衛星からの8K信号を商用のケーブルテレビ施設で伝送する、初めての展示となります。

詳しくはこちらも

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