日本刀がどうやって作られるか4Kで密着したドキュメンタリー「4K Katana Project」がクラウドファンディングで製作費の一部を募集してます。日本刀に対する知識、興味が少しでも広がる事を願い、一人でも多くの人に見てもらいたいとのこと。
なぜ日本刀なのか?
ホリプロ4K Projectを担当している金井さんという方は、2013年に仕事で4Kの収録に関わり「4K映像」を見て感動。4K画質で日本刀ができるまでのすべての工程を撮影したら、美しく感動するだろうと会社に企画書を出したそう。
ただ、4K画質で日本刀を撮れば、刃文など細かい部分が美しくみえて面白いんじゃないか?とこの「4K Katana Project」は始まったそうです。
クラウドファンディングを使い、制作費の一部300万円を集めるのが目標だそう。男子ならず、女子でも鍛冶の一連の様子は心惹かれますから、この映像わくわくします。
特に私は、日本刀の魅力に惹かれており、小学生の頃に錆びた鉄釘等を使って小刀を自作したことがあります。自宅のベランダにて鉄をバーナーで溶かして、ハンマーで打って整形するということをやっていました。
また、日本刀の太刀にも惹かれ、居合を習い、日本刀の振り方を習得するなど筋金入り?のなので今回のプロジェクトには非常に期待しています。
凄い!現代の名匠、吉原義人
ここで凄いのは、日本美術刀剣保存協会に行き、現代の名匠、吉原刀匠を紹介してもらったこと。
吉原刀匠とは?
天才的な刀鍛冶。人気も実力も当代随一である。現在全国の刀鍛冶は300人ほどいるが、その頂点を極め、様々な輝かしい賞歴を持っている。伊勢神宮の御神刀を五振り作刀している。又、刀匠として唯一メトロポリタン美術館、ボストン美術館にも買い上げられ陳列されている。
撮影は、2年もの歳月を費やした
一振りの日本刀が完成するまでには本当に大変で、砂鉄より鋼を作り、その鋼を刀身に変え、刀身を研ぎ磨き上げ、専用の鞘を作る。1年近い時間を要すると言います。
いざ日本刀制作の現場を見て、撮影する中、でもっと細かく撮りたい!という欲求が大きくなり、結果、約2年間で15,000時間を費やし撮影したそうで、つい先日クランクアップしたそうです。
Youtubeの映像は、英語で流れていますが実際はどうなんでしょうね?
公式Youtube
出演者
刀匠:吉原義一氏(無鑑査・東京都在住)
研師:臼木良彦氏(無鑑査・東京都在住)
鞘師:中島義男氏(長野県在住)
塗師:小山光秀氏(新潟県在住)
柄巻師:出口智之氏(福岡県在住)
機材など
機材協力:Blackmagic Design, Carl Zeiss
クラウドファンディングの内容は?
支援するコースによってプレゼントがもらえます。支払いもクレジットカードも可能。
https://www.makuake.com/project/4kkatanaproject/
2500円コース(税込)
オリジナル日本刀耳かき
4,000円コース(税込)
本編DVD(予定価格5,000円)
6,000円コース(税込)
本編Blu-ray(予定価格7,500円)
10,000円コース(税込) ※200個
本編Blu-ray(予定価格7,500円)
エンドロールに名前をクレジット
20,000円コース(税込) ※300個
本編Blu-ray&DVDを収めた限定ボックス(桐箱を予定)
エンドロールに名前をクレジット
オリジナル日本刀耳かき
100,000円コース(税込) ※10個
刀の等身大押型掛け軸
本編Blu-ray&DVDを収めた限定ボックス(桐箱を予定)
エンドロールに名前をクレジット
オリジナル日本刀耳かき
1,000,000円コース(税込) ※1個
吉原刀匠制作「小刀」
本編Blu-ray&DVDを収めた限定ボックス(桐箱を予定)
エンドロールに名前をクレジット
オリジナル日本刀耳かき
5,000,000円コース(税込) ※1個
吉原刀匠制作「脇差」(白鞘拵)
本編Blu-ray&DVDを収めた限定ボックス(桐箱を予定)
エンドロールに名前をクレジット
オリジナル日本刀耳かき
9,200,000円コース(税込) ※1個
吉原刀匠制作「日本刀」(白鞘拵)
本編Blu-ray&DVDを収めた限定ボックス(桐箱を予定)
エンドロールに名前をクレジット
オリジナル日本刀耳かき
と、凄いラインナップです。
まとめ
日本刀が出来る過程が4Kで見れる素晴らしいプロジェクトに非常に期待しています。欲を言えば、クラウドファンディングのプレゼントに4K画質に見ることが出来るUltra HD Blu-rayがないのがちょっと残念です。それさえあれば、クラウドファンディングに応募するのに。。。と思いつつ、どれかのコースには応募する予定です。