2017年10月17日からカンヌで開催のMIPCOMに、NHKを始めテレビ朝日や関西テレビ、フジテレビ、TBSなどが参加。NHKは4Kで製作された『眩(くらら)~北斎の娘~』ワールドプレミアTVスクリーニングイベントにてプレミア上映する模様。また宮崎あおいも招待されているようです。
MIPCOMで4K作品『眩(くらら)~北斎の娘~』公開
MIPCOMとは?
このイベントは、フランスのカンヌで4日間開催される、主にテレビスタジオや放送局の代表者が出席するテレビ業界向けイベント。番組を宣伝するだけでなく、国際的な流通のための新しい番組や形式を購入したり販売する場。
イベントでは、基調講演や業界の代表者が新しいトレンドや動向について話し合う場でもあるそうです。
NHKが4K番組を上映
何が開催されているのか見てみたら、日本では先日NHKで放送された、4K制作の番組『眩(くらら)~北斎の娘~』がプレミア上映されるようです。
この作品は、4Kカメラを使った作品で、世界一有名な日本画家、葛飾北斎と娘の生き様を描いた話でした。主人公のお栄に宮崎あおい、北斎を長塚京三が演じました。
公式のプログラムを見ると、宮崎あおいが招待されているみたいですね。
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NHKは、UHDのロードマップについて 話した模様
海外のサイトによると、NHKはイエローストーン国立公園で撮影した60分間のドキュメンタリー番組も8Kで展示しているそうです(4Kにダウンコンバート)。これもNHKですでに放送された「ワイルドライフ アメリカ イエローストン 女王オオカミ 波乱万丈の生涯に密着」という番組のことでしょうか?
ワイルドライフは4Kでよく撮影されているのであり得ますよね。
また日本ではまだ公開されていないと思うのですが、マリインスキー劇場のバレエについても公開された様です。
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このマリインスキー劇場のバレエについては、このバレエのプロデューサーが座ってみているものよりもはるかに綺麗で細部が見えるので本当に驚いたそうですよ。それくらい8Kというのは凄いのだと言うことでしょう。
参考:https://www.my-mip.com/en/Sessions/47173/NHK-JAPAN-THE-ROAD-MAP-FOR-UHD
参考://advanced-television.com/wp-content/themes/advanced-newspaper/newsletter.php
NHKの4K・8K番組は、1日に18時間の放送?
またMIPCOM UHDイベントでNHKの幹部がこれからの4Kや8Kについて語ったそうです。こちらも真実か否かは不明ですが、8Kチャンネルの放送時間について語ったそうです。
2018年12月にNHKが日本初の4Kチャンネルを補完する、世界初の8Kチャンネルを立ち上げると語ったとあります。
その場で聞いていないので何とも言えませんが、海外の情報サイトには、4Kのチャンネルは、1日に18時間のコンテンツ、8Kのチャンネルは1日に12時間10分のコンテンツを放送すると書いてます。
「各チャンネルには独自の課題があり、世界中のプロデューサーと協力して、これらの強みを活かしたプログラムを制作したいと」とのこと。
もちろん、2018年冬の平昌オリンピックでも4Kと8Kで撮影し、技術を構築していくのでしょう。
さいごに
何はともあれ、日本のコンテンツは面白いし、4K・8Kで注目されているのも事実。この先は4K・8Kのトップランナーとして世界を引っ張っていって欲しいですね。
また、NHK以外にもTBSやフジテレビ他、以下の放送局も出展しているようです。
- TV ASAHI:CAPTURING BREATHTAKING UHD IN ANTARCTICA
- KANSAI TV:PRODUCING SUPERIOR QUALITY IN UHD
- THE BBC:’BLUE PLANET II’ IN BREATHTAKING UHD/HDR
英語なので、日本語タイトルが分かりません。そのまま載せました。
詳細が分かればまた追記します。
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