以前記事にもしたのですが、国際宇宙ステーションの有人実験施設「きぼう」の船外にSONYの「α7S II」が取付けられ、4K動画を撮影しています。今回の動画は7月26日に公開され、日本の上空も4K画質でピシッとしたハッキリとしたものが見られました。子供と一緒にこんな映像が見られたら、自由研究にも役立ちそう。
SONY α7S II が活躍!
「きぼう」の船外カメラとして活躍する「α7S II」
プロジェクトは2014年から始まったそうです。2016年12月にこのα7S IIは打ち上げられた荷物に乗り、ISSに取り付けられたと言っています。
以下は、Youtubeからキャプチャーしました。
この動画は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の日本の宇宙実験棟『きぼう』に取り付けられたカメラ α7S IIによって撮影されたものです。
とくに船内ではなく船外での使用に耐えられるカメラということ。大西宇宙飛行士のISSの長期滞在ミッションの報告会でも、その映像が流れていました。
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宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、カメラを選定する際に、真空、放射線などの宇宙環境や、宇宙の極端な温度変動(摂氏200度くらい)に耐えられ、信頼性もあり、採用されたそうです。
JAXAによれば、温度変化を助けるためのハードウェア(ラジエータとヒーターが搭載)が組み込まれているものの、「カメラのハードウェア自体はほとんど変わらないという。
これからどう活用されるの?
JAXAは、オゾンと森林の色の変化を比較したり、色調の再現性、静止画像をキャプチャするのにも使用されているそうです。このあたりは4K動画ならではですね。
これからは、ドッキング操作なども公開されそうです。
また、α7S IIへならではといえば、高感度のフルフレームセンサーのおかげで、夜間の撮影も綺麗に撮影が可能。以前のシステムでは不可能だったので、期待できるところですね。
暗闇でもこんなに光がハッキリ撮影されてすごいです。
★レンズ交換式デジタル一眼カメラ ソニー α7S II
圧倒的な高感度・広いダイナミックレンジを実現し、4K動画記録、
5軸ボディ内手ブレ補正も備えた35mmフルサイズミラーレス一眼カメラ
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