ステレオなどのAV機器で知名度が高かった「aiwa(アイワ)」ブランド。2002年にソニーに吸収合併され、2008年に製品の出荷が終了のですが、その aiwa が復活するというのです。今後は、CDラジカセや4Kテレビを製造し販売されるようです。どんな4Kテレビになるのでしょうか?
「aiwa(アイワ)」ブランドが復活
ソニーが保有する「アイワの商標」を秋田県の通信機器メーカー「十和田オーディオ」に2月に譲渡。新会社を設立し、9月末からCDラジカセや4Kテレビなどを発売する予定です。
新会社「アイワ」が製品企画を手掛け、中国にある工場に製造を委託する。当面は国内のみでの販売ですが、将来的に、かつてアイワが高い市場占有率を誇っていた、アジアでの展開も検討している模様。
商標を譲り、全く違うものになりますが、これまでのアイワ同様、オーディオに強い商品を作りたいと語っているそうです。
また、テレビ業界は2018年の4K放送開始、2020年の東京五輪が控えており、需要拡大が続くと見られています。この波にうまく乗れるのか?楽しみです。
気になるお値段は?
商品が少しAV Watchに載っていました。
//av.watch.impress.co.jp/docs/news/1066315.html
CDラジカセの参考価格は、税別5980円。4Kテレビは55型で、税別13万8000円。携帯型音楽プレーヤーなども発売予定。
aiwaの歴史
アイワ(Aiwa)は、かつて存在したオーディオ機器のブランドです。私もそうですが、ソニー製品にあこがれつつも買えない学生には、人気がありました。
昭和25年に愛興電気産業 株式会社を創業。昭和34年(1959年)からは、ブランド名アイワを社名に変更。
1960年代には日本で初めてカセットテープレコーダー、ラジカセを発売するという先駆者的な存在だったんですね。
私の知ってる「アイワブランド」からは考えられないような高級オーディオも、製造していたそうです。大衆ブランドではなかったのが驚きでした。
1969年よりソニーのグループ会社となり、平成14年(2002年)ソニーに吸収合併され、アイワはソニーの1ブランドとなります。
だがソニーのaiwaブランド運営は成功せず、2005年に新製品開発を終了、日本においては2008年春に製品の出荷を終了。
同年5月14日にソニーが正式にアイワブランドの終息を発表した。ただしアイワ時代からのアフターサービスは今後も行っている。
関連記事はこちらも