あれから10年・・・誰も見たことのない地球の素顔を4Kカメラで描いた自然ドキュメンタリーが、NHK総合テレビ「プラネットアースⅡ」になって帰ってきます。12月23日(金)に「プロローグ」、25日(日)には「第1集 極限の地のサバイバル」を放送。今回もNHKとBBCの国際共同制作となり、パラグライダーやドローンを使った撮影も見どころです。
「プラネットアース」とは?
NHKとBBCが国際共同制作し、2006年・2007年に放送された前作の「プラネットアースⅠ」では、誰も見たことのない「地球の素顔」を描大きな反響がありました。
「プラネットアースⅠ」は?
NHKとBBCが国際共同制作し、2006年・2007年に放送された前作の「プラネットアースⅠ」では、誰も見たことのない「地球の素顔」を描き大きな反響がありました。
撮影・制作に5年、撮影日数のべ2000日、全世界200ヶ所以上で撮影を敢行。
ハリウッドで映画撮影に使われる防振装置、(たぶん世界ふれあい街歩きなどで利用されている様なもの)を使って撮影しているんだと思います。
撮影困難な大自然の景観や、様々な千載一遇の決定的瞬間、 惑星・地球が作り出したダイナミックな環境と、そこに生きる生きものたちのドラマを放送しました。
Vol.1 第1集: 生きている地球
Vol.2 第2集: 淡水に命あふれる
Vol.3 第3集: 洞窟 未踏の地下世界
Vol.4 第4集: 乾きの大地を生きぬく
(2006年 NHK総合テレビにて放送)
Vol.5 第5集: 高山 天空の闘い
Vol.6 第6集: 草原 命せめぎあう大地
Vol.7 第7集: 海 ひしめく生命
(2006年 NHK総合テレビにて放送)
Vol.8 第8集: 極地 氷の世界 Vol.9
第9集: ジャングル 緑の魔境
Vol.10 第10集: 森林 命めぐる四季
Vol.11 第11集: 青い砂漠 外洋と深海
(2007年 NHK総合テレビにて放送)
ナビゲーター:緒形拳
語り:上田早苗
「プラネットアースⅡ」は?
前作から10年。
前シリーズの「天空からの目線」に加え、ドローンや超小型防震雲台(ジンバル)を駆使し「生き物の目線」で描いていくようです。
旅をするのは、高山、熱帯の森、砂漠、島、草原、そして我々が暮らす都市。
陸上を代表する環境で、生き物たちはどのようにして生き抜いているのか?
自然の力が、どのようにして多様な生き物の世界を生み出してきたのか?
生き物たちの目線で旅をし、全世界で4000頭しかいないヒマラヤのユキヒョウを追ったり、パラグライダーでイヌワシの目線で撮影を試みたりと見どころもたくさん。
NHKの番組予告編でも機材が沢山出てきましたが、BBCと共同制作ということで、もちろんNHKの精鋭たちが撮影に携っていることでしょう。
プロローグ 新たな地球の旅へ
2016年12月23日(金) 19時30分~20時43分
NHK総合テレビにて
12月25日から始まる新シリーズに先立ちプロローグを放送。
スタジオに「プラネットアース」ファンを自負する著名人やを招き、前シリーズの記憶に残る名シーンや新たな世界観を生み出す最先端の撮影技術を紹介する番組だそうです。
どんな機材で撮影されているのか見られるので楽しみですね。
出演は、仲間由紀恵さん、ココリコ田中直樹さん、動物写真家 岩合光昭さん。特に岩合光昭さんは、NHK世界ネコ歩きでもお馴染みのカメラマンです。
動物写真家 岩合光昭さんのコメント
進歩した、素晴らしい機材を駆使した映像に本当に驚きましたが、カメラマンがどういうふうに動物や自然を感じて、動物との距離をどうやって縮めて撮影したかに、僕は素晴らしさを感じました。土の匂いを感じて自然に戻っていく感覚じゃないと撮れない映像ばかりでしたね。その感覚は非常に皆さん鋭い。興奮して燃えるんだけれど、カメラを持ったときだけ目が冷たくなる。そのクールな目が見守っているな、というのを感じました。
第1集 極限の地のサバイバル
2016年12月25日(日) 21時00分~21時49分
NHK総合テレビにて
地球誕生から40億年。第一集の舞台は「高山」「砂漠」「熱帯の森」。
限られた酸素、目まぐるしく変わる天候。ヒマラヤの急峻な峰で幻のユキヒョウに密着。普段は単独で暮らすヒョウたちが繁殖期に集まり、雌を巡って雄が争う様子などベールに包まれていた生態がついに明らかになるようです。
また、世界最古の砂漠といわれるアフリカのナミブ砂漠のライオンのがキリンを襲う瞬間の撮影に成功したそうです。
それ以外にも、巨大なワニを狩る猛獣ジャガーや、翼竜のように滑空するトカゲなどユニークな生き物が続々と登場する予定です。
ナレーター 仲間由紀恵さん/豊川悦司さん
NHKの公式サイト://www.nhk.or.jp/nature/feature/planetearth2/
さいごに
4Kカメラで撮影されているのは珍しくもなくなってきましたが、さすがにたぶん4Kカメラで撮ってるとわかってもどの機材なのかは、だいたいでしかわかりません。公表してませんしね。
今でいうとNHKの朝の連続テレビ小説「べっぴんさん」なんかも4Kカメラで撮っているようにも見えます。
この「べっぴんさん」は、かなり逆光で撮影されていることも多いのですが、その場の空気感がよく撮れていて良いカメラで撮影されているのは見ていてわかります。
この「プラネットアースⅡ」のプロローグは、撮影機材も紹介するとあるので必見です。私自身も楽しみです。
4Kではありませんが、「プラネットアースⅠ」のDVDは販売しています。

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