ライブ配信やWEB会議の映り具合気になりませんか?そんなかたに朗報。ケーブル1本で簡単に繋がるWEBカメラ「Insta360 Link」が登場しました。
今回、購入したので、さっそく使ってみました。Youtubeの配信テストをしてみたところ、うん、めちゃくちゃ簡単!という印象。また、Zoom、Microsoft Teams、Skype、Google Meetなどのビデオ会議システムに完全対応しているのも嬉しいですね。
「Insta360 Link」良いじゃん!!
配信で利用する場合、カメラはもちろん、ビデオキャプチャ、ケーブルなど配線と機器で机がいっぱいになってしまいがち。
我が家は、WEB会議が多いため、最近いろいろなWEBカメラを購入し、試しています。
4Kと言っても画質がイマイチなものも多い中、この「Insta360 Link」は綺麗で良いです。使い勝手も良くて感動しました。

- 価格 : ¥27,400
- エレクトロニクス
- メーカー : Arashi Vision Inc.
- 商品ランキング : 40,830 位
従来のウェブカメラと比較して、Insta360 Linkは綺麗!
さて、「Insta360 Link」を開けたところ、まあ、とてもコンパクトで驚きました。
使用方法は、パソコンモニタの上に載せたり、本体底面のねじ穴を使い三脚に取り付けたり、デスク上にそのまま置くなどして使用できます。
バッテリーは内蔵されていないため、パソコンとUSBケーブル接続することで給電します。
これまで、従来のWEBカメラに満足できず、4KのコンデジをWEBカメラとして利用したこともありました。
ほかにも最近購入したWEBカメラが2台あり、これが3台目。
 ↑これがはかの2台のWEBカメラたち。まあ、WEBカメラについては、試行錯誤しています。
↑これがはかの2台のWEBカメラたち。まあ、WEBカメラについては、試行錯誤しています。
さて、箱を開けると、思ったよりさらに小さなカメラでびっくり。
とってもコンパクトです。
使用方法は、パソコンモニタの上に載せたり、本体底面のねじ穴を使い三脚に取り付けたり、デスク上にそのまま置くなどして使用できます。
置くだけ簡単!
こんな風にひっかけるだけ!
底面の部分は、90度開きます。これは、縦型で配信するときに使用します。
本体の背面にUSBケーブルを接続し、専用のソフトウェアをインストールすれば使用可能。かなり簡単です。
まずは、この「Insta360 Link Controller」をインストール。やはりファームウエアがあったので、更新しました。なぜかうまく本体を認識せず時間がかかりました。
ただ、更新が走ると、ものの1分くらいで更新も終了。
さて、さて、プレビュー画面に表示されたカメラ映像をチェックすると意外にきれいで興奮しました。
え?これまでのWEBカメラと比べてかなり良いじゃん!!顔は加工しましたが、ほかはそのまま。こんな感じ。
画質も値段で考えたらかなり良い!!
Youtubeでは、WEBカメラを使って、簡単にライブ配信することもできましたが、複数のカメラを使用する際は、エンコーダを使う必要があります。
ただ、OBSというエンコーダを利用しても、4Kで配信はできませんでした。そしてなぜか遅延も凄いという・・・。
私はYoutubeの動画は作っても、ライブ配信はしないので、わかりませんでした。もう少し調べてみようと思います。
ジンバル内蔵
ジンバル内蔵で傾きを自動調整します。
WEBカメラを設置したとき、水平を保つ必要はありません。勝手に水平を保つようレンズの部分を自動調整してくれるのです。
被写体は、自動追跡をONにして、勝手に動いていても、しっかり自動調整するというわけで、すごいですよね。
ウェブカメラのAI追跡ってどうなの?
WEBカメラにAI追跡が必要か?
「Insta360 Link」を使う前はうーん、どっちでも。と思っていました。でも、使用してみたら、このAI追跡がなかなか良かったんです。
大人の私が、この「Insta360 Link」を使うと、想定される動きしかしないけど、子どもに使用させると、意外な動きをしてくれて面白かったです。
「Insta360 Link」は広範囲でトラッキングしてくれる
従来のWEBカメラは、対象物が広範囲を移動する場合、リアルタイムで表示できませんでした。
ただ、この「Insta360 Link」は、優れたAI 技術と3 軸ジンバルを使い、子どものような早い動きでも一生懸命追いかけてトラッキングしていました。
また、凄いなと思ったのは、人物をだいたい画面の中央に来るようにフレームに入れることですね。
少しずれることはあるけど、誤差範囲。これには感動しました。
歩いて移動しても、近づいたり離れたりしても、良い感じに追っかけてきます。
これまでみたいに、WEBカメラを気にして自分が収まるように気にしたり、フレームアウトの心配もないなんて、ストレスも減りそうで嬉しいですよね。
WEB会議はこれからもっと増えていくでしょう。WEB会議しているとみんな顔を表示せず、音声だけONにしている方も多いなあと感じます。
ですが、この先、対面はもちろんWEB会議もは減ることなく、さらに増えることも予想されます。
どうせ使用するなら、自分の顔を綺麗に明るく映したいですよね。
このLinkのAI追跡機能は、フィットネス中やダンス中でも、人物がセンターに来るように配置してくれるそうなので、頼もしいです。
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オートフォーカスも優秀
オートフォーカスは、顔認識アルゴリズムと位相フォーカス技術(PDAF)を組み合わせ、フォーカス速度が速いです。
子どもが至近距離まで近づいてもちゃんとピントがあっていました。
調べると最小10cmの近接フォーカスもOKでした。
実際に、ぬいぐるみと「Insta360 Link」を10cmほどに配置してみたら、すぐにピントが合いました。
実際、色味などもすぐに認識し、被写体の測光と露出が自動的に行われているように感じました。優秀です。
ズームも簡単
ズームも使ってみましたが、それも綺麗でした。ズームはアプリでスライドするだけです。下の画像左↓のジンバル操作で、アプリ上でスライドするだけです。
ズームはこんな感じです。
かなり綺麗だし。明るい印象です。
自分の顔でやってみましたが、かなりくっきり映し出し、顔の毛穴もしっかり映してしまうため。女性は注意しましょう。

- 価格 : ¥27,400
- エレクトロニクス
- メーカー : Arashi Vision Inc.
- 商品ランキング : 40,830 位
ジェスチャー設定が素晴らしい
使う前は、ジェスチャー設定なんて!と思っていましたが、いざ使うと便利すぎました。
ジェスチャー設定は3つ 便利だ
①手をパーで自動追跡
②手をL字でズーム
③手をV字でホワイトボードモード
「Insta360 Link」は、認識するまでに1秒ないくらいの間があります。手でジェスチャーをした後、カメラが光って点滅します。それが認識した合図です。ただ、自動追跡モードに関しては、待ち時間がなくすぐと言う印象でした。
自動追跡の良さは?
話しながら、体や頭を動かす癖のある人にはピッタリですね。ずっと追跡してきます。ある意味うざいくらいです。でも、そのくらい優秀と言うことです。
ズームの良さは?
同じく優秀です。違和感がないくらい切り替えも早いです。人間が切り替えるより間違いなく早いので凄いです。
ホワイトボードモードの良さは?
マーカーを探すのに掛かった時間は秒ほどです。これも人間がやるよりはるかに早そうですね。
ホワイトボードモードについては、もう少し詳しく見ていきます。
ホワイトボードモード 使い勝手良いかも
どのようなシーンに使うのかと言いますと、付属の「認識マーカー」をホワイトボードの四隅に貼り付けると、「Insta360 Link」が自動で認識し、その範囲を補正しつつ、綺麗に表示してくれます。
以下は、ホワイトボードではありませんが、同じように使用できます。ピシッときてます。
壁に貼ってあるので、通常モードだとゆがみもありますが、この「認識マーカー」を使用すると、見る人に見やすく補正してくれるのです。
このホワイトボードモードは、主にオンライン授業、リモート会議、ウェビナーで利用すれば、今まで以上に見やすい資料に感動するはずです。
お互いにとって見やすく、使いやすいというのは、本当に素晴らしいの一言。便利になりそうだなと思いました。
デスクトップモード機能はどう?
結論を言うと、すごく良いです!!
「Insta360 Link」のデスクトップモードを有効にすると、カメラ下の俯瞰ショットができます。これが使えそうな予感。
想定するのは、WEB会議の資料を見せたり、共有することでしょう。
これまで私もWEB会議中は、液晶タブレットを使い、ペンで書いたものをみんなで共有していました。
しかし、この「Insta360 Link」のデスクトップモードを使用すれば、余計な別の機器を使わず、会社で仕事をしてる時と同じようにテーブルを散らかすことなく、スマートに仕事が進むでしょう。
カメラ下の俯瞰ショットを試すと、通常通り、ノートPCで仕事していてもちょうどいい場所を撮影してくれるようです。
だいたいこんなイメージで使えます。通常通りのモニター角度で、手前に雑誌を置いてみました。
「Insta360 Link」のデスクトップモードにすると、ちょうどこの雑誌が置かれたあたりを撮影してくれます。
これで、ほかの方に説明する際も、余分な機器が要らなくなるかも??
ほかに何が使用できるかイメージすると、絵画、デザイン画、図面、手芸、料理、などのハウツー動画の撮影など活躍しそうですね。
YouTubeでのライブ配信をテスト ストレスなし
YouTubeでのライブ配信をテストしたら、スムーズでストレスくこのカメラを認識しました。さらに、そのまま配信できました。
文章を入力するなど、配信に関係ないところに時間がかかっただけで、配信そのものは、準備ができたら、ポチと押すだけ。めちゃくちゃ簡単でした。
ちなみにTeamsも簡単にすぐ繋がりビデオ通話可能でした。
「Insta360 Link」と互換性のあるソフトウェアとシステムは?
「Insta360 Link」は、YouTube、Facebook、InstagramといったSNS、Teams、Zoomなどの主流のオンライン会議ソフトウェアと完全に互換性があるそうです。
Windows8以降、MacOS 10.10以降に対応しています。
スペックは?
| 動画解像度 | 4K@24/25/30fps(H.264のみ)、720p@24/25/30/50/60fps、1080p@24/25/30/50/60fps | 
| 動画コーデック形式 | H.264 (全ての解像度およびフレームレートに対応), MJPEG (4K@24/25fps, 1080pの全てのフレームレート, 720pの全てのフレームレートに対応) | 
| 露出補正 | ±3EV | 
| ISO感度 | 100-3200 | 
| シャッター速度 | 1/8000-1/30秒 | 
| ホワイトバランス | 2000-10000K | 
| 絞り | F1.8 | 
| 35mm判換算焦点距離 | 26mm | 
| FOV固定 | DFOV79.5°、HFOV67° | 
| 各種モード | ポートレート、ホワイトボード、デスクビュー、オーバーヘッド | 
| デジタルズーム | 最大4倍 | 
| オートフォーカス | 撮影可能距離:10cm 〜 無限遠 | 
| HDR | 1080p@24/25/30fps、720p@24/25/30に対応。 | 
| AI追跡 | AIズームあり/なしをサポート | 
| オーディオ | デュアルノイズキャンセリングマイク | 
| ボタン | 1 x タッチキー | 
| 接続方法: | USB-C – USB-Cケーブル(USB 2.0)またはType-C – Type-A変換アダプター経由 | 
| バッテリー | なし | 
| 消費電力 | 5V/1A | 
| マウントオプション | 三脚取り付け用1/4インチねじ穴とモニターマウント用内蔵クリップを装備 | 
| サイズ | 69×35×45mm | 
| 重量 | 106g | 
| システム要件 | OS:Windows 8以降(4KはWindows 8.1以降が必要)、macOS 10.10以降。RAM:1080p以上では2GB以上、720pでは1GB。 | 
| 動作温度 | 0℃ 〜 40℃ | 

- 価格 : ¥27,400
- エレクトロニクス
- メーカー : Arashi Vision Inc.
- 商品ランキング : 40,830 位
詳しくはこちらも
さいごに
とにかく、このWEBカメラ「Insta360 Link」はよくできたカメラだと思います。
これから、コロナが終息したあと、WEBで顔を見せるのが増えていくと予想できるので、今のうちにいろいろ試してみるのも良いと思います。
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