Xperiaシリーズ最新モデル「Xperia 1」が、ソフトバンクとauで発表されました。もちろん、docomoの夏モデルとして登場するのは確実・・・・いったいどんなスマートフォンなのか?今一度、見ていこうと思います。
Xperia 1はどんなモデル?

アスペクト比 21:9 画面を採用し、世界初の4K有機ELディスプレイ・瞳AF(オートフォーカス)対応のトリプルレンズカメラを搭載スマートフォン。
プロセッサーは、Qualcomm® Snapdragon™ 855 Mobile Platform。
ディスプレイはテレビ「BRAVIA」のHDRリマスター技術、カメラは「α」の瞳AFや画像処理エンジン、オーディオは「DSEE HX」を搭載。まさに今のソニーの技術を結集したようなハイエンドモデル。
発売は6月中旬
Xperia 1は、 ソフトバンクからXperia 1 として、KDDIからSOV40として6月中旬発売予定。docomoは発表もまだですが、6月以降でしょう。
色については、 ソフトバンク はブラック・ホワイト・パープルの3色。auはブラック、ホワイト、グレー、パープルの4色を展開します。
Xperia 1の特徴は?
21:9シネマワイド™ディスプレイ

アスペクト比 21:9ということで映画と同等とのことで、動画を見る人が増えた今、この縦長のスマホは人気が出そうですね。

また縦長のディスプレイなので、マルチウィンドウにしても使いやすそう。このマルチウィンドウは、わずか3タップで設定でき、また使用頻度などを解析してユーザーが次に使いたいアプリをAIが予測したり、提案も行うそうです。
この大画面のおかげで、2つの画面を同時に表示しても見やすく、特に動画を見ながらSNSの閲覧やメッセージのやり取りなどが可能でユーザー目線で良いと思います。
4KHDR対応有機ELディスプレイ

X1™ for mobile

ブラビア®の最先端技術から生まれた高画質化エンジン。X1™ for mobileを搭載。
トリプルレンズカメラ

3種類のレンズを自在に切り替えられるカメラが付いてます。
3つの1220万画素のイメージセンサーカメラ。

焦点距離26mm(F1.6)の標準レンズ、52mm(F2.4)の望遠レンズ、16mm(F2.4)の超広角レンズ搭載。4K HDR撮影や、フルHDのスーパースローモーション撮影も可能です。
以下はYoutubeの切り出しですが、イメージするならこんな感じみたいです。



実機で見てみたくなりますよね。かなり綺麗なのか?ここまで本当に寄れるのかは気になるところ・・・・
高速0.03秒 瞳を検出してオートフォーカスする:瞳AF

ソニーのレンズ交換式デジタル一眼カメラα™で培った人物の瞳を検出してオートフォーカスする「瞳AF」に世界で初めて対応。
Xperia 1は、高速で正確に瞳を検出。またSnapdragon 855という高速チップのおかげで、AF自体がかなり速いそうです。
暗い場所でも動画撮影がブレない BIONZ X™ for mobile
新開発の画像処理エンジンBIONZ X™ for mobileによって画像圧縮前にノイズ低減処理することにより、暗所撮影の画質が大幅に向上。
暗所での動画撮影において従来比約5倍の手ブレ補正を可能にした「ハイブリッド手ブレ補正」を新搭載。暗所で歩きながらの動画撮影もジンバルを使ったかのように綺麗に撮影可能だと言うんです!
立体音響技術Dolby Atmos®(ドルビーアトモス)対応

立体音響技術Dolby Atmos®に対応。ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントと協業した独自のチューニング。ヘッドフォンを使ってDolby Atmos® を楽しむことも可能なようです。
CPUは、Qualcomm® Snapdragon™ 855 Mobile Platform
以下の動画は、Snapdragon 855搭載スマートフォンを使用した4K HDRの動画です。どのメーカーのスマートフォンで撮影されたかはわからないのですが、この「 Snapdragon 855 」って良いの?という目安にはなると思います。
Qualcomm®Snapdragon™855 Mobile Platformは、音声、カメラ、ゲーム、電源管理までが向上。4K動画撮影での電池の持ちが良くなり、動作やレスポンスが速く、ダウンロードもスピーディーに行えるのが魅力です。
特に注目はココ!動画制作がプロ並みに?!
注目①クリエイターモード
パネルのカラーチューニングは、映像製作の現場で使われるマスターモニター技術を生かした「Creator mode」を搭載。
UHD(4K)の放送規格、 ITU-R BT.2020の色域や、10bit信号に対応し、制作者の意図する色を表現するそうです。
私自身も、Netflixなどをスマートフォンで見ることも多いので期待しちゃいますね。
注目②「Cinema Pro」

Official Sony Press Conference – Sony MWC 2019 より出典
最近はスマートフォンで動画を撮る方も多いと思いますが、「Xperia 1」 は、4K HDR 24fps で映画のようなコマで撮影ができます。

さらに、映画のような質感や色表現を楽しめる「Cinema Pro」も搭載。この
「Cinema Pro」 は業務用機器を担当する部門がUIや画作りを監修。
4K撮影でもお馴染みのCineAlta(シネアルタ)のセンサー『VENICE(ベニス)』を手掛ける部門が監修なんて贅沢だなあと思います。
具体的には、撮影時にフレームレート、ISO感度、フォーカスなどの設定を自由に選択することが可能。また「LOOK:LUT(ルックアップテーブル)」という色相・画づくりのプリセットが用意され、好みの ルックアップテーブルを設定できます。

画像を見ると、LOOKのデフォルトは「VENICE CS」。そのほか用意されている設定は「Opaque/BU60YE60」「Bright/BU20YE60」「Warm/YE80」「Strong/BU100」「Cool/BU60」「Soft/YE40」「Soft Monochrome」で全部で8種類の模様。またLookをオフにすることもできるそう。
この「Cinema Pro」のおかげで、映画のようなムービーが撮れるなんて、早く使ってみたいです。
スペック詳細
Xperia 1 | |
カラー | ブラック、ホワイト、グレー、パープル (※Softbankは3色 ブラック、ホワイト、パープル) |
OS | Android™ 9 Pie |
CPU | Qualcomm®Snapdragon™855 2.8GHz×1コア+2.4GHz×3コア +1.7GHz×4コア オクタコア |
ディスプレイ | 約6.5インチ 有機EL(HDR対応)/4K |
メモリ | 内蔵(ROM/RAM) 64GB/6GB |
メモリ | 外部 microSD microSDHC microSDXC( 最大512GB) |
カメラ | メインカメラ 26㎜(標準):約1220万画素/F値1.6 52㎜(望遠):約1220万画素/F値2.4 16㎜(超広角):約1220万画素/F値2.4 |
カメラ | フロントカメラ 有効画素数 約800万画素/F値2.0 |
撮影サイズ | 静止画 メイン 4032×3024 フロント 3264×2448 |
撮影サイズ | 動画 メイン 3840×2160(4K) フロント 1920×1080 |
外部接続 | Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac Bluetooth®:ver.5.0 USB Type-C™ |
通信規格 | 4G |
サイズ (高さ×幅×厚さ) | 約167㎜×約72㎜×約8.2㎜ (最厚部 約9.0mm) |
重量 | 約178g |
NFC (FeliCaチップ おサイフケータイ) | 〇 |
テレビ(フルセグ) | 〇 |
ワイヤレス充電 | - |
オーディオ | ステレオスピーカー Dolby Atoms |
さいごに
また情報があれば追記しようと思いますが、6月以降の発売ということで、各社、料金体系がかわりバタバタしそうです。
これだけハイスペックなスマートフォン 「Xperia 1 」が安い訳もないし、いつ買えば良いのか本当に迷いどころ。でもどうせ買うなら消費税が増税される前に買いたいですよね。
SONY「Xperia 1」購入キャンペーンは?Softbankで開催予定
また、Softbankで購入すれば、PayPay残高5000円付与する模様。
Xperia 1を7月31日までに購入し、メーカーの専用ページから8月7日までに応募したユーザー全員に、5000円のPaypayボーナスを付与するキャンペーンを実施。また、抽選で500人に2万円相当が当たる。同キャンペーンは旧モデルのXperai XZ3でも6月中旬から実施します。 詳しくはこちら
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