ロシアの美しい街、サンクトペテルブルクにある世界最高峰のバレエ団のひとつ、マリインスキー劇場のバレエ団。このバレエ団の演目「くるみ割り人形」を8Kで撮影することになりました。撮影は6月6日から始まり、今年12月の試験放送で視聴できる予定です。
NHK マリインスキー劇場のバレエ団の演目を8Kで撮影
8Kについてはこちら も参考に
マリインスキー劇場のバレエ団とは?
マリインスキー・バレエは、およそ250年前に始まったロシアの舞踊芸術の発展史といつの時代も密接にかかわりあってきた。
バレエ団は1783年よりペテルブルグ・ボリショイ劇場の舞台で公演し、1885年に新しいマリインスキー劇場に移った。
近年、マリインスキー・バレエでは興味深い作品がいくつも初演され、レパートリーの幅がさらに広がっている。
私もバレエのことは疎いので分かりませんが、とても有名なバレエ団なんですね。
8Kで撮影されるのは、「くるみ割り人形」
6月6日から撮影が始まり、チャイコフスキーが作曲したバレエの代表的な作品「くるみ割り人形」を8Kで撮影してしたそうです。
もちろん、8Kでバレエの作品を全幕撮影するのは今回が初めて。初日の撮影では4台の特殊なカメラを使って、ダンサーの表情、照明のあたった衣装、舞台セットなどの映り方を細かく確認したと言います。
本番はこれからだそうで、実際の本番の収録では、マリインスキー劇場を率いる世界的な指揮者、「ヴァレリー・ゲルギエフ氏」がオーケストラを指揮。見るだけでなく、音も楽しめる8Kならではの作品になるのは間違いないでしょう。
ヴァレリー・ゲルギエフ氏とは?
ロシア出身の音楽家。コンサート等を通じて国際平和を訴えたり、発言を行う機会も多い方。インタビュー記事は政治がらみの記事も多く、ロシアはいろいろあって今の形になってますから、この方の胸中もいろいろあるのだと察します。
レニングラード、ロンドン、ミュンヘン等の楽団と仕事しており、大オーケストラを指揮し、指導しています。
いつ日本で見られる予定なのか?
NHKとマリインスキー劇場が共同制作するこの作品は、今年12月ごろから8Kの試験放送を通じて放送する予定です。試験放送なので、全国各地のNHKの放送局で、まずは見られることになるでしょう。
8Kスーパーハイビジョンで作成したものは、22.2マルチチャンネルという、立体的な音響も魅力。8K作品はオーケストラがあるのかは、しっかり調べないと判りませんが、たぶんないと思います。
音質も良い魅力的な作品がはやく自宅で楽しめるようになって欲しいものです。
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