Acer(エイサー)が、ベルリンで開催の見本市 IFAで、360度カメラ「Vision360」と「Holo360」を発表しました。LTE通信に対応し、4Kストリーミング配信やアップロードも可能。また「Vision360」は、ドライブレコーダとして使用できるモデル。スマートフォンと一体化したりせず、前方180度、後方180度をカバーします。
「Vision360」「Holo360」について
どちらも、LTE接続の360度カメラです。
どちらのカメラも、ユーザーが1台のデバイスでキャプチャ、表示、編集、共有できるようにしています。
詳細は「Vision360」の方しか仕様が出ていなので不明ですが、プレゼンでは、2つとも同じ仕様と言っているので、中身は同じだと思われます。
だとすると、プロセッサは、クアルコムのSnapdragon 625、写真撮影は6.9Kの解像度。動画撮影は最大4Kで撮影可能ということになりますね。
Acer「Holo360カメラ – 瞬間を再現
「Holo360」は、ユーザーが1つのデバイスでキャプチャ、表示、編集、共有を行うことができる360度カメラです。
「Holo360」は、クアルコム®Snapdragon™625モバイルプロセッサ搭載。
Android 7.1で動作し、360度の写真や動画を、自分のSNSに直接共有することが可能。スマートフォンやPCとのペアリングや同期をせずに、ビデオをデバイスで直接プレビューすることもできます。
実際のサイズは、スマートフォンを少し厚みを持たせてた様な感じです。編集までできるとのことですが、どんな感じなのかは動画を探しましたが見つからず、不明。
操作用タッチスクリーンは3インチで、6.9K解像度の写真と4Kのビデオが撮影可能。
ImmerVision開発のPanomorph(パノモーフ)レンズで、歪みのない視野を確保し撮影するという。
カメラは、11月に北米で429ドルで、防水ケースとセット販売される予定です。
Acer「Vision360」車載カメラ
安全のために、「Vision360」はフロントガラスに取り付けられ、運転者の目に合わせられ、車両の現在の速度も表示されるそうです。
「Vision360」は、2つの超高画質カメラを組み合わせて、360度網羅し、ユーザーの車の周囲を4Kビデオで記録します。
駐車中も録画し、スマホに通知
「Vision360」のクラウド接続サービスを通じて、駐車中に車と衝突すると、ビデオクリップを録画し、ユーザーのスマートフォンに通知を送信。
また、ユーザーが「Vision360」のデバイスをオンデマンドで遠隔から見たり、位置を追跡したりすることもできます。
もちろん事故も記録
気になる事故などが起きた時は、デバイスは発生した場所のGPS座標を含む記録をトリガーします。デバイスの内部ストレージの安全な領域に保存されるだけでなく、証拠保存のためにクラウドにアップロードされますそうです。
思い出を録画も・・・
ユーザーは家族の外出や思い出に残るロードトリップを記録し、運転席の経験をバーチャルリアリティヘッドセットで再現することも可能。
360度カメラとしての基本性能は最大4K動画、6.9K静止画撮影など。北米向けには今年11月、防水ケース同梱429ドルで販売予定です。
vision360 | |
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ディスプレイ | 2.4「QVGA(320×240) |
カメラのセンサー | 6M + 6M、センサ当たり1.62ミクロンの画素サイズ |
カメラレンズ | F2.0、レンズ当たり7つの眼鏡 |
ビデオ | フルHDまでのシングルカメラ、4Kまでのデュアルカメラ |
プロセッサ | クアルコムのSnapdragon 625 |
ストレージ | 16ギガバイト(ユーザ使用可能な容量は、デバイスのソフトウェアに以下起因します) |
メモリ | 2ギガバイト |
ネットワーク | 4G LTE、HSPA + / WCDMA、GSM / GPRS / EDGE |
無線 | 802.11 / B / G / N / AC、ブルートゥース4.1、GPS |
さいごに
気になるバッテリーはどこから取るのか?やはり車なのか?それとも充電して設置するタイプなのかどうでもいいけど気になります。
我が家のドライブレコーダーは、車のバッテリーが上がったのと同時にヒューズでも飛んだのか、今、電源が入りません。買い替えるなら、4Kのドライブレコーダも魅力的ですね。
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