我が家は、ソニーのBRAVIA KD-55X9200Bを使っていますが、今、気になる4Kテレビの一つであるシャープ「AQUOS 4K NEXT」シリーズについて解説します。そう、気になる4Kはどうしてもいろいろ調べたり、実際にヨドバシカメラなどに、見に行ってしまいますよね。
気になっているテレビは実は、もう一つあって、その4Kテレビは、東芝REGZAのG20Xシリーズです。
HDR機能重視なら、REGZAのG20Xシリーズ
パネルの高精細を優先するなら、AQUOS 4K NEXTシリーズ だと今は考えています。
価格は?
ラインナップと価格
AQUOSの中でも、最もハイスペックなシリーズである「AQUOS 4K NEXT」シリーズ。
現在の実売価格は以下の通り。
インチあたりで計算すると、1インチあたりで1万円オーバーなので、かなり高付加な機種といえるでしょう。
- LC-70XG35:\711,000~
- LC-80XU30:\1,334,000~
しかもこの「AQUOS 4K NEXT」シリーズで発売されているのはこの2機種だけ。
さすがに70インチは大きすぎるので、50インチ前後のモデルも追加してほしいところ。
どんな技術なの?
クアトロン:4原色技術
シャープの独自技術として有名なのが、この4原色技術であるクアトロンである。
これは2010年から採用し始めた技術で、CES2010で発表された際は大きな話題となった。シャープの液晶が鮮やかな理由として外せない機能である。
超解像・8Kアップコンバート:地デジ映像も8K映像へ再構成
他のメーカーで4K相当へアップコンバートする機能はあるが、8K相当のアップコンバートをうたっているのは現在シャープだけである。このあたりは家電メーカーで唯一商用製品の8Kディスプレイを開発しているノウハウの結晶である。
高演色リッチカラーテクノロジー
クアトロン技術により、より広い色の表現が可能。しかも補色もカラーマネージメントする専用回路「色復元回路」によりこれまでのテレビと比べて1.4倍の色域表現が可能。
メガコントラスト機能
高コントラスト液晶とエリア駆動LEDバックライトの組み合わせにより、明暗がはっきりした映像表現が可能になっている。これらの技術により、HDR機能が実現している。
まとめ
「超解像・8Kアップコンバート」以外はこれまでのAQUOSにも、搭載されていた技術である。これまでの技術の積み重ねと、NHKと共同で開発を進めてきた8Kディスプレイ技術を、うまく組み合わせたモデルが、今回の「AQUOS 4K NEXT」シリーズである。
画質としてはほぼ満足であるが、注文を付けるとしたら、リモコンで操作した際のレスポンスは他社と比較すると、少しもっさりした感がある。また、インターネット系サービスの視聴機能を対応していくれるとよりよい4Kテレビになるであろう。