「男はつらいよ」初の4Kデジタル修復版ブルーレイ12月25日発売 『お帰り 寅さん』も楽しみ

新作映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』の公開日、12月27日(金)向けて、盛り上がりをみせている寅さんの『男はつらいよ』シリーズ。1969年8月27日に第1作が劇場公開され、第1作の公開から50周年、さらには新作『男はつらいよ お帰り 寅さん』は50作目だそうです。12月25日には、シリーズ初の4Kデジタル修復版ブルーレイの発売が決まり現在、予約販売中です。

「男はつらいよ」初の4Kデジタル修復版ブルーレイ発売

「男はつらいよ」Blu-ray【完全数量限定生産】復刻“寅んく”発売決定!

35mmのネガフィルムから、1コマづつ4K解像度でスキャンし、その後、4Kデジタルで傷やごみを取り除いたり、飛びや揺れをなくすという修復作業を行っていました。修復に掛かる時間は1作品当たり、200時間から500時間掛かったそうです。気になる音声も、音のネガフィルムからダイレクトにデジタル化し、劣化したり聞き取りにくいセリフも見事に蘇ったそうです。

予告編だけでも物凄い昭和感があります。懐かしくて、見る人みんながまた新しい気持ちで寅さんに会えるんじゃないかな?と思える映像です。

気になる「男はつらいよ」4K Blu-ray【完全数量限定生産】復刻“寅んく”は?

画像は、すべて、松竹DVDクラブのyoutubeより

寅さんのトレードマークと言えば、帽子、腹巻、そしてトランクでしょう。どこに行くときにも、あの小さなトランクだけで旅をしていた寅さんのこと。子供ながらに凄いおじさんだなあと私も思っていました。

今回、「男はつらいよ」4K Blu-ray【完全数量限定生産】復刻“寅んく”

には、全49巻の映画「男はつらいよ」の4K修復版ブルーレイと、1巻の特典映像。貴重な当時の復刻チラシや、ビンバッジ、ジャケットなどの限定グッズが入っています。それらはあの寅さんのトレードマークと言うべき、トランクに収納されての販売だそうです。こちらのトランクは実際のものとは違い合皮製ですが、まあもうそんなことはどうでも良い感じ。

私もつい欲しくなってしまいます。ただお値段が20万円程するのでなかなか踏ん切りはつきませんが・・・・

発売前の予約ものは、Amazonで予約して買うと、予約して期間内の最安値で買えるのでアマゾンで買う方が良いですよ。

「男はつらいよ」特典ページはこちら

この「男はつらいよ」の4Kデジタル修復版は何が良いのか?

皆さん、共通して言えるのは、自宅のテレビで見る『男はつらいよ』だったと思います。テりで24時間映画尽くしみたいなイベントで、偶然にも『男はつらいよ』を映画館で見ましたが、ほとんどの方は、『男はつらいよ』を観たことがあっても、映画館で観たことがないのでは?レビはいまでこそ、大型で端から端まで見えますが、当時は、ブラウン管の小さなテレビで、画はトリミングされ、画面の両サイドが無くなってたことでしょう。

私は『男はつらいよ』を映画館で見たことが1度だけあります。ただし、1000円ぽっき

そう考えると、この「男はつらいよ」4Kデジタル修復版 Blu-rayは、柴又の街並みから、当時の空、柴又帝釈天の様子、地方に旅に出た際の当時の景色が見られますよね。言い換えれば記録映画的にな物にもなりえるというか・・・懐かしい昭和を感じることができるんじゃないか?と思います。

さらに、当時見られなかった、テレビの端っこで見えなかった部分も見えると!

今回、紹介の「男はつらいよ」4K Blu-ray【完全数量限定生産】復刻“寅んく”は、2019年12月25日(水)に発売されます! そして、50作目となる新作は2019年12月27日(金)公開です。

4Kデジタル修復って何?

詳しくはこちらを見ていただきたいのですが、1コマずつ昔の映画のフィルムを機械でスキャンニングして、取り込んだ画像のごみや傷をPCを使って直していく作業です。地道な作業です。

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この記事でも書いていますが、その昔、NTTが中心として作った4K規格はハリウッドでスタンダートだった「35ミリフィルム」と同等の品質であると認められ「DCI(Digital Cinema Initiatives) 4K」としてハリウッドお墨付きの規格となり、その後、このDCI 4K規格は映画用の規格であったため、一般的にテレビ放送とは違い、17:9というアスペクト比(4096×2160)かつ、24pというフレームレートとなっていました。その規格をもとに放送用に作られたのが、現在一般的に4Kと呼ばれている規格です。

映画の35mmフィルムが4K規格と同等の品質であると認められ、昔の35mmフィルムを修復すれば、4K作品として蘇ることが可能と言うことですね。

この「男はつらいよ」4Kデジタル修復版 Blu-rayは2年もの時間がかかったそうですよ。

興味のある方はこちらも↓

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4K修復版の作品はこちらから見て下さい。

個人的にはこの作品に感動しました。↓

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『男はつらいよ お帰り 寅さん』はどんな話

寅さんの甥っ子、満男(吉岡秀隆)とかつての恋人イズミ(後藤久美子)ですが、結婚の約束までしていたはずなのに、結婚していなかったんですね。まず、ここがびっくりだったのですが・・・このあたりはテレビなんかの映画番組宣伝で語られていますね。

まず、22年前に上映してから新作はないので、22年経った話とみて良い様です。

22年も経って、ご存知の通り主要人物である寅さん(渥美清)も亡くなりました。今回の話は満男の話をメインに進められていくようです。

22年経ち、はじめはサラリーマンとして働いていた満男は、サラリーマンを辞め、小説家としてそこそこ成功している設定で、中学三年の娘とマンションで2人暮らし。妻とは死別し、七回忌を済ませたところで、本屋さんで本のサイン会を開催していたら、当時の恋人イズミが会場に現れる・・・と言うのが簡単なあらすじです。

寅さんを演じてきた、渥美清さんは亡くなりましたが、劇中では生きている設定に感じます。ただ、22年も経ってあのお団子やさんもカフェに変わったり、少しづつ時代の変化は見られます。

テレビ番組の映画宣伝にて、寅さん自身は亡くなったけど、4K修復されて現代に蘇る?そうで、寅さんが現れたり音声も寅さんの声を使っていると明らかになっています。どんな感じで寅さんが現れるのかは不明ですが、時代は進歩しましたし、大いに期待するところです。

そもそも寅さんの話は、たしかにしっかり終わっていなかった感はあるので、これでエンディングするのかな?この先も続きがあるのかな?とにかく、続きが見られて嬉しいです。

後藤久美子がジャンアレジと事実婚してフランス、スイスにわたり、日本のテレビ、映画には登場しなくなりました。そういった経緯もあったのかも?とは感じていましたが、でも満男とは結婚して欲しかったなあと思わずにはいられませんけど。23年ぶりに女優復帰を果たした後藤久美子の映像は必見ですね。山田洋二監督が後藤久美子に直接電話を掛けて、新作に登場して欲しいとオファーした様ですし・・・

そのあと、後藤久美子から、吉岡秀隆に電話が行き、監督が寅さんの新作を撮りたがっていると知ったそうです。

新作には、カンニング竹山と出川哲朗の共演シーンもあるそうですし、出川は本当に人気者になったんですね・・・

また、主題歌「男はつらいよ」を歌のは、桑田佳祐ということで、時代を感じます。

『男はつらいよ お帰り 寅さん』https://www.cinemaclassics.jp/tora-san/movie50/theaters/

「男はつらいよ」4Kデジタル修復版 劇場公開

「男はつらいよ」は、全49作(特別篇を含む)の4Kデジタル修復が実現しました。角川シネマ有楽町にて10月25日から11月7日まで、その中で人気の高い15作品が、特集上映されています。

角川シネマ有楽町(東京)だけでなく、ミッドナイトスクエアシネマ(名古屋)、なんばパークスシネマ(大阪)、さらには調べたら私の家の近所でも4K修復した作品が上映される予定を見つけたので、いつもの映画館でも4K上映されるかもしれません。

わかっている劇場は以下の通り

▼東京・角川シネマ有楽町
2019.10.25(金)〜11.7(木)
▼名古屋・ミッドランドスクエアシネマ
2019.11.22(金)〜12.5(木)、2020.1.10(金)〜1.23(木)
▼大阪・なんばパークスシネマ
2019.11.22(金)〜12.5(木)、2020.1.10(金)〜1.23(木)

また上映スケジュール、特別イベント、各種キャンペーン情報は9月下旬配布予定の特集上映チラシや、公式サイトにて随時発表。

また、ドルビーシネマも続々とオープンしていますので、これも注目ですね。

  • MOVIXさいたま
  • 丸の内ピカデリー
  • MOVIX京都(2020年3月から)
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4K修復上映作品 全15本一覧(タイトル/製作年/マドンナ)
第1作『男はつらいよ』(1969)光本幸子
寅さんが20年ぶりに故郷柴又に帰郷するが、妹さくらの縁談をぶちこわし、また旅の人となる。旅先の奈良で幼馴染み・冬子と再会した寅さんは、気さくな冬子に恋をする。
第2作『続 男はつらいよ』(1969)佐藤オリエ
帰郷した寅さんは胃けいれんで入院するが脱走し、無銭飲食で警察沙汰となる。居たたまれず向かった京都で恩師とその娘・夏子と再会し、恩師の薦めで生みの母に会いに行く。
第5作『男はつらいよ 望郷篇』(1970)長山藍子
浮草稼業に嫌気がさした寅さんは堅気を目指すが、就活はうまくいかない。流れ着いた先は浦安の豆腐店。そこのひとり娘・節子に惚れた寅さんは大ハリキリで労働に勤しむ。
第9作『男はつらいよ 柴又慕情』(1972)吉永小百合
旅先の福井で出会ったOL3人組のひとりで、どこか寂しげな高見歌子は小説家の父とのぎこちない関係に悩んでいた。そんな歌子が柴又を訪ね、寅さんはすっかり色めきたつ。
第11作『男はつらいよ 寅次郎忘れな草』浅丘ルリ子
北海道で旅回りの歌手・リリーと出会った寅さんは、地道に働こうとするが3日と持たずに柴又へ帰ってくる。そこへ偶然リリーが訪ねて来て、寅さんとの再会を喜び合う。
第13作『男はつらいよ 寅次郎恋やつれ』(1974)吉永小百合
寅さんは津和野で歌子と再会するが、歌子の夫は他界していた。亡夫の実家で肩身の狭い思いをする歌子を励ます。やがて、人生の再出発をするために歌子が上京してきた。
第15作『男はつらいよ 寅次郎相合い傘』(1975)浅丘ルリ子
家出中の兵藤とリリーと3人で旅を続けていた寅さんは、リリーとけんか別れする。柴又で再会したふたりは仲直り。さくらはリリーに寅さんのお嫁さんになってほしいと頼む。
第17作『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』(1976)太地喜和子
日本画の大家・池ノ内青観と旅先で再会した寅さん。そこで知り合った芸者ぼたんが、客にお金を騙し取られたと聞かされる。憤慨した寅さんはぼたんを救うために奮闘する。
第18作『男はつらいよ 寅次郎純情詩集』(1976)京マチ子
寅さんは名家の令嬢で昔なじみの柳生綾に逢う。不幸な半生を送ってきた綾は入院生活から戻ってきたばかり。寅さんは懸命に励まし、一時は元気を取り戻したかに見えたが…
第25作『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花』(1980)浅丘ルリ子
リリーが倒れたと知り、那覇へ向かった寅さん。看病の甲斐あってリリーは回復。ふたりは間借りして同棲を始める。ある日、ふたりは大げんかをして、リリーは去ってしまう。
第27作『男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎』(1981)松坂慶子
瀬戸内海の小島で、墓参をするふみと知り合った寅さん。その後、大阪で芸者をしているふみと寅さんは再会。ふみは寅さんの勧めで生き別れの弟に逢いに行くが病死していた。
第32作『男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎』(1983)竹下景子
備中高梁を訪れた寅さんは寺の住職の娘・朋子に一目惚れし、寺に住み着いていた。ある日、法事でさくら夫婦と満男は岡山へ。法要で読経をしたのは、なんと寅さんだった。
第42作『男はつらいよ ぼくの伯父さん』(1989)檀ふみ・後藤久美子
浪人生になった満男は転校してしまった初恋の女性・及川泉への恋心を募らせていた。ひとめ会いたいとバイクを飛ばした満男は、泉の暮らす佐賀で寅さんと泉と再会する。
第43作『男はつらいよ 寅次郎の休日』(1990)夏木マリ・後藤久美子
泉が別居中の父を訪ねてくるが、彼は大分に移り住んでいた。泉から九州に行くと聞いた満男は思わず新幹線に飛び乗る。ふたりを追いかけて寅さんと泉の母・礼子も九州へ。
第48作『男はつらいよ 寅次郎紅の花』(1995)浅丘ルリ子・後藤久美子
満男はかつての恋人・泉の結婚式をメチャクチャにしてしまう。失意の満男は、たどり着いた奄美大島でリリーと出会う。リリーの家を訪れると夫婦同然に暮らす寅さんがいた。

また、2020年春以降、全49作(特別篇を含む)の4Kデジタル修復版上映も予定しています。こちらは全国的なものの可能性が高いです。

さいごに

色々な意味でこの冬、寅さん旋風が起きる?かもしれません。

NHKでの番組でも寅さんの幼少期の話をドラマ化して放送しましたが、これもシリーズ化してもいい出来でした。

Amazonでの特設サイト『男はつらいよ』

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