6月12日から14日に幕張メッセで開催した「デジタルサイネージジャパン2019」に行ってきました。インターロップというインターネット関連のイベントと同時開催でしたが、3日間で15万人の来場者があったそうです。デジタルサイネージと言っても、4Kや8Kのものが増えて、見ていて面白いイベントになっています。
DSJ デジタルサイネージジャパン 2019

ほかのイベントと比べて人は少なめのイベントで比較的スイスイ見られました。
BRAVIAの窓の景色を変える「4K/8Kピクチャー ウィンドウ」

SONYのブースは、先日発表した↓これも見てきました。
BRAVIAが、窓からの景色を変える「4K/8Kピクチャー ウィンドウ」発表
ソニーのテレビはこちらも参考に・・・
2019年これから発売 SONYの4Kテレビ おすすめ比較と選び方
先日、ソニーからブラビアの新型モデル全19機種の発表がありました。 消費税も上がるし、2019年の夏のボーナス商戦が熱そうです!!ズバリ、買い時でしょう! BS4K/110度CS4Kチューナーを内蔵の 「A9Gシリーズ」「X9500Gシリーズ」「X8550Gシリーズ」「X8500Gシリーズ」は特に期待大。 昨年の12月1日に始まった4K放送を高画質・高音質で楽しめ、別売りチューナーなしで配線スッキリ!も魅力。 発表のモデルの中で A9G/X9500G/X8550G/X8500Gシリーズ のみが、 BS4K/110度CS4Kチューナー内蔵モデル(ダブルチューナー) ダブルチューナーですから、別売りのUSBハードディスクを接続すれば、4K放送を視聴しながら、別の4Kの番組を録画可能です。
実際に見ると確かに綺麗でした。中が4Kブラビアなんだから当たり前でしょうけど・・・

こちらの大きなディスプレイは、 4Kで横約4.8m×高さ約2.7mのディスプレイ 「Crystal LEDディスプレイシステム」 確か説明では、220インチと言ってましたね。
世界最小の0.003㎟のLEDを使い、RGBのLED素子を画素ごとに駆動させている自発光ディスプレイ。
展示は4Kでしたが、ディスプレイユニットの組み合わせで、110インチならフルHD、220インチなら4K2K、400インチなら8K2Kとなるそうです。
日本製で大きいので受注生産品ですが、docomoでは12Kで、資生堂には16K4Kで納入済みです。
実際に見てみると、大きいのにスムーズに動き視野角も広いのでかなり斜めから見ても見えて綺麗でした。
Crystal LEDディスプレイシステムの特徴
- 解像度は最大8K
- HDR
- 約0.003㎟のLED
- 1,000,000:1 以上のコントラスト比
- 120fpsのフレームレート
- ビット深度10bit
- 垂直・水平ともに視野角約180度
- 画像ピッチは1.26mm
- 色域はBT.2020カバー
となかなか。この先、SONYの「 Crystal LEDディスプレイ」は街のあちこちに出てくるかもしれませんね。例えば、映画館や企業でのプレゼンの場、医療現場で8Kの手術をしている際にモニタリングする際などにも使えそう・・・・
詳細は https://www.sony.jp/crystal-led/

また、鏡と組み合わせたサイネージ展示も 面白かったのですが、この手はほかでも結構見ました。でも一番これから出てきそうなタイプですね。
BOE インパクトたっぷりの展示


毎年、どの展示に行っても目を引く展示で楽しいのが、BOE。

「Viewtopia」の展示が目をひきました。


鮮やかなのが良いし、BOEのものは綺麗ですね。しかし、この窓や額縁はどこのブースでも結構やってました。2K、4K、8Kで対応。

サイネージというか、4Kや8Kのディスプレイは、このようなプレイヤーで配信していて、世界中配信可能。(ちょっと8Kのデコード・プレイヤーの写真を撮り忘れてしまったみたいです・・・)
参考:BOE
シャープは、音声対話サイネージが面白い


シャープにも大きな8Kディスプレイがありました。
こちらは、70V型ディスプレイ(PN-V701)を16台組み合わせて、8K解像度を実現し、280V型相当の大画面ディスプレイになっていました。
「8K+5Gエコシステム」高精細8Kサイネージ


ディス プレイしているというより、置いてある感じの8Kエンコーダー↑


業務用8Kカムコーダー(8C-B60A)で撮影した映像をその場で映し出すデモンストレーションをしていました。
「8Kミュージアム」は早く普及してほしい!


こちらはタッチパネルで拡大縮小ができて良かったです。8Kというのが良いですよね。博物館、美術館に限らず、学校に納入していただきたいものです。
AIoT技術活用「音声対話」サイネージ

AIoTを用いた音声対話技術とサイネージを組み合わせたもの。同じことしか言わないかもしれませんが、これは良い!!声も、まあまあスムーズでしたよ。
例えば、知らない空港でトイレ探してるのに、インフォメーションにカウンターも最近は混んでるけど、サイネージが答えてくれたらそれで十分だし。
言語は、日本語/英語/中国語に対応しているそうですが、この先言語も増やせば良いし・・・期待です!
サイネージ自体は、2Kも4Kも8Kも対応可能。基本的には準備されたシナリオで対話を誘導するそうです。この手のものは、マーケティングにも利用できるので、一緒にお勧めを紹介するなどすれば、本当に皆が期待するものになりそうです。
HUAWEI・SONY・奈良テレビのフルIP中継車


本当にHUAWEI( ファーウエイ )です。奈良からでは遠かったでしょう・・・こちらは、SONYが納入した中継車です。
4K/HDに対応した中継車。映像音声両方のIP化に対応したオールIP化のライブ制作システムだそう。
HDRプロダクションコンバーターユニット「HDRC-4000」により4K HDR、HD SDRのサイマル制作も可能。

オレンジの束になっているものは、光ケーブルかな。


ホール1ではここで撮影したものがデモで見られたそうですが、時間がなく見に行けませんでした。



ファーウェイの製品はどこかな・・・・と探しました。 どうやらネットワーク機器がファーウェイ製品みたいですね。
プレスリリースを見ると、ネットワーク機器 『Huawei CloudEngine 8800シリーズ』 と書いてあり、この春からは稼働してそうです。
主な設備
- CAM:SONY HDC-4300(カメラは最大10台増設可能)
- CCU:SONY HDCU-4300
- SW:SONY XVS-6000 4K 16IN/8OUT 2K 64IN/32OUT
- SW:パネル:SONY 3ME コントロールパネル(28XPT)
- IPルータ:HUAWEI CE8850-32CQ-E1(100Gbpsx3Port)
- サーバー:PWS-4500 1台 PWSK-4403 2台
- VTR:SONY XDS-PD2000/A 1台 PDW-HD1550 1台 Black Magic Design HYPERDECK STUDIO12G 2台
その他 気になった展示は?

フジフィルムの展示は、ショーウインドウの背景がプロジェクターでいろいろな映像に変更出来たり・・・


パナソニックも絵画を4Kで展示していました。
ありそうでなかった商品では、パナソニックから、照明をランタンの様にして、側面をサイネージにしたり・・・
立体的に見えるサイネージが多かった
海外なんかでは見たことがあるのですが、日本では見たことないものかも。

これが回転して・・・

立体的な映像を映し出すんですね。

これなら、回転している様子がよく分かりますね。

展示をしている企業は2つはあったかな。一つだけ回転したら小さなものしか移せないけど、6台とか9台とかあればかなり大きなものが映し出せて迫力ありました。
べたなところで、自販機展示も・・・

これは、富士山に特化した製品だけ扱っていて、売っているものも高いけど、その分パネルが綺麗なので、納得して買うことができるかな?と思いましたね。
この先の未来、こういう自販機も増えるかもしれませんね。もちろん、防犯を考えて、地震や盗難で機械が揺れたりした場合は、録画する機能なんて付けてみたりして・・・
さいごに
いろいろなサイネージが見られましたが、個人的には昨年よりゆっくり見られてよかったです。サイネージも4Kや8Kの波が来ているのを肌で感じました。
これからの教育現場はこうなる!?「教育ITソリューションEXPO」に4K・8K技術登場
2019年これから発売 SONYの4Kテレビ おすすめ比較と選び方
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