BRAVIAが、窓からの景色を変える「4K/8Kピクチャー ウィンドウ」発表

LandSkip、ソニー、BrightSignの3社で事業連携し、窓に見立てた4K/8Kのデジタルサイネージに風景映像を映す空間演出「4K/8Kピクチャーウィンドウ(バーチャルウィンドウ)」を発表しました。

「4K/8Kピクチャーウィンドウ(バーチャルウィンドウ)」

「4K/8Kピクチャー ウィンドウ」は、絵画のように屋外の風景を窓のフレームで切り取って空間にその景色を取り込み、まるでその場所にいるような体験が可能。

窓に見立てた1台から複数台のソニーの業務用4Kディスプレイ ブラビアに、ランドスキップの提供する4K/8Kの風景コンテンツを映し出し、ジャパンマテリアルの提供するデジタルサイネージプレーヤー「BrightSign」を使用して遠隔制御することで、これまでの2Kのサイネージとは異なる風景演出を提案するもの。

対応サイズは?どこで使える?

対応サイズは43/49/55/65/75/85インチの6種類。

窓のないスペースや施設、地下、ホテルなどの宿泊施設、ショッピングモールや店舗などの商業施設、空港や駅などの交通機関、医療/介護施設、飲食店、貸会議室、マンション/住戸などさまざま空間での利用が可能です。

コンテンツ自体は8Kも多いので、8Kのモニターが普及すれば、8Kでも販売されるでしょう。今のところコンテンツは4Kや8K。ディスプレイは4Kのみの模様。

この先、どんな風に窓は演出できる?

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このように、ディスプレイとしても利用可能なのはもちろん、地下空間などの窓の演出、水槽、水族館など用途は広そうです。また値段が下がってくれば、住宅の窓のないトイレ空間、浴室などにも良いかもしれません。

コンテンツはランドスキップ

「風景の流通」がコンセプト。風景配信サービス、バーチャルウィンドウ、VRコンテンツ、スペースデザインで心癒される世界を創り出す企業。

これまでもスカパー4K風景番組「LandSkip」が放送されたり、VRやサイネージは大手企業にも採用されています。

コンテンツ自体は8K制作も多いです。

HPはこちら  http://landskip.co.jp/

サイネージプレーヤー「BrightSign」の推奨ディスプレイはブラビア

HDMI CEC制御(遠隔での電源On/Off、入力切替、音声Up/Down、TVチャンネル制御)や4K HDR対応(色深度10bit、明暗差1024段階のHDR)の動作検証が実施されており、推奨ディスプレイはSONYのブラビア。

BrightSign社は、2002年創業。米国カリフォルニア州に本社をおき、世界中のデジタルサイネージ市場向けに、メディアプレーヤー”BrightSign”、無料のオーサリングソフト”BrightAuthor”、ネットワークソリューションを提供します。100万台の出荷実績を誇り、デジタルサイネージ市場のリーディングカンパニーとして世界中で広く認知されています。ループ再生に限らず、GPIO, RS-232C, UDP, USB,ビーコン, を使用した多彩インタラクティブタイプのプレイリストを作成できます。

BrightSignについて

実物が見たい場合は?

朝日木材加工が新しく開設したショールームで見られそうですが、情報が乏しくわかりませんでした。確実なのは、6月12~14日に幕張メッセで開催される「DSJ(デジタルサイネージジャパン)2019」でここでは展示のほか、ソニーとLandSkipによる共同セミナーも開催される予定です。

さいごに

サイネージっていろいろな可能性を感じますよね。教育の現場や博物館への普及を願っていましたが、一般住居においてもこれまで以上に普及していきそうな予感。まずはお値段が安くなると嬉しいですけど・・・

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