ソニーの技術が、米アカデミー賞を受賞しました。ソニーは、デジタルシネマカメラCineAlta（シネアルタ）『F65』、米国パナビジョン®社と共同開発したデジタルシネマカメラ『ジェネシス®』（パナビジョン社製）の開発が評価され、2017年米アカデミー賞 科学技術賞を受賞しました。
2017年米アカデミー賞 科学技術賞 受賞
受賞の理由として、CineAlta（シネアルタ）『F65』は「高画質のイメージセンサーを搭載し、優れたダイナミックレンジで4K映像を表現できること」や、「独自の画像処理技術やRAW記録の対応により、圧倒的な高画質を実現している」と評価。
『ジェネシス』については、映画業界における制作用デジタルカメラの草分け的な存在として評価されたようです。
アカデミー科学技術賞とは？
アカデミー科学技術賞は映画業界に貢献した技術（者）に贈られるアカデミー科学技術賞はアカデミー賞の部門のひとつです。
映画製作に技術面などから貢献した個人や団体を表彰し、映画業界に貢献した技術や技術者に贈る賞です。
このアカデミー科学技術賞を受賞したカメラはどんなカメラなのでしょう。
CineAlta（シネアルタ）『F65』ってどんなカメラ？
“CineAlta”（シネアルタ）はソニーのデジタルシネマカメラ製品のブランドです。
デジタルでの新たな可能性を追求すべく名付けられ、映画の“Cinema”とイタリア語の「最高」を意味する“Alta”を組み合わせて命名されました。
CineAltaカメラ『F65』は、単板8KCMOSイメージセンサー（水平画素8K、総画素数約2000万画素※1）を搭載し、HDから4Kを超える広い用途で使えます。
レコーダーなど周辺機器との組み合わせるとRAW形式の記録が可能です。
F65で撮影された作品の紹介
//www.sony.jp/ls-camera/casestudy/
- 映画「謎解きはディナーのあとで」
- ドラマ「リーガル・ハイSP」
- TBSテレビ「THE 世界遺産 -古都京都の文化財-」
- CM制作「KIRIN FIRE neo」
また、下の写真の「宮古島 〜癒しのビーチ〜」Ultra HD Blu-rayも、この「F65」で撮影されています。私自身も最初に購入するUltra HD Blu-rayをどれにしようか迷ったのですが、F65で撮影されているのが気になり、この「宮古島 〜癒しのビーチ〜」を購入しました。
中には、このようにカメラの説明のリーフレットも入ってました。
実際にこの Ultra HD Blu-ray は、満足のいくもので、物凄く綺麗です。観ていて眠たくなるくらい癒しの時間が過ごせます。
海の色とか見たことがないような色を表現していて満足しました。
また、8Kで撮影された『笑点』も、撮影時3台カメラが入った1台がこのF65でした。
また、昨年5月に行われたメ～テレのイベントで公開された作品もこのF65で撮影されています。
『ジェネシス』ってどんなカメラ？
パナビジョン社と共同開発した『ジェネシス』は、スーパー35mm相当の1240万画素の単板カラーCCDを搭載しています。
35mmフィルム用のレンズを直接装着して撮影できる先駆的なデジタルシネマカメラとして2005年の発表以来現在でも多くの映画撮影に使用されています。
ソニーは主にCCDや画像処理技術の開発に携わっています。
- スーパーマン リターンズ
- フライボーイズ
などの撮影で使われたとあります。英語のページばかりでハッキリ言えないのですが、海外の主要映画のほとんどはこのカメラを使って撮影されてるようなのです。凄いカメラです。
CineAlta『F65』や『ジェネシス』で撮影された作品
画質は色々ですが、見比べると面白いかもしれません。
- 俳優 : 櫻井翔, 北川景子
- 価格 : ￥1,938
- Blu-ray
- メーカー : ポニーキャニオン
- 商品ランキング : 22,262 位
- 俳優 : ビコム 4K HDR UltraHD Blu-ray
- 価格 : ￥9,533
- Blu-ray
- メーカー : ビコム株式会社
- 商品ランキング : 87,128 位
- 俳優 : ブランドン・ラウス, ケイト・ボスワース
- 価格 : ￥1,200
- Blu-ray
- メーカー : ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
- 商品ランキング : 2,663 位
- 俳優 : ジャン・レノ, マーティン・ヘンダーソン
- 価格 : ￥4,980
- DVD
- メーカー : ジェネオン エンタテインメント
- 商品ランキング : 83,610 位
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