もうすぐ桜の時期、お勧めの8Kコンテンツを紹介します。NHK 放送博物館で2017年2月28日~3月5日開催の8Kビューイング『やまと尼寺 精進日記(4K)』『吉野の桜』の上映会があります。事前申込みは不要です。音楽は、雅楽師の東儀秀樹さんとN響のフルオーケストラという素晴らしいコラボです。
8Kビューイング『やまと尼寺 精進日記(4K)』『吉野の桜』
『やまと尼寺 精進日記(4K)』『吉野の桜』を二本立てで上映
開催日2017年2月28日(火)~3月5日(日)
時間午前10時~午前11時
会場:NHK法放送博物館 愛宕山8Kシアター
事前申込みは不要。直接会場へ
(満席の場合、入場を断る場合があります。)
問合せ: NHK法放送博物館
東京都港区愛宕2-1-1
電話 (03)5400-6900
Eメール:(event@museum.nhk.or.jp)
内容は?
「やまと尼寺 精進日記」 霜月 収穫の秋は大忙し
奈良県桜井市、山道を40分上らないとたどり着けない寺に、尼僧ら3人が暮らしている。自慢は、豊かな季節の恵みを知恵と工夫で味わう極上の精進料理。キノコ里芋と豊作の今年、日々の日課はぎんなん拾い。寺を見守るように日々色づいてゆくイチョウの大木からの恵みだ。一粒も残さず拾っては、炊き込みごはん、煮物、白あえと、多種多様な料理がにぎやかに作られる。ちょっと不思議で笑顔あふれる尼寺の暮らしを、美しい映像で!声:柄本佑(俳優)
これは、NHKのEテレで放送したものを4Kで上映するようです。同じ内容のものを2月26日に、Eテレで午前1時46分~ 午前2時16分に再放送されます。
奈良県桜井市の山奥の寺に暮らす二人の尼僧の話。彼女たちの守る寺は、1200年の歴史を持ち、とてもユニークな暮らしをしています。それは、この現代で365日、ほぼ物を買わずに生活していること。
「山の恵み」を大切にし、寺の周りは険しい山道ばかりですが、野草にあふれている。春は山菜、秋はきのこや木の実と、四季の恵みを大切にし生活している。
また、食糧を持った人が訪れてくれるのも、田舎ならでは。そうやってこの現代を生きているというのです。
この究極とも言える、”スローライフ”に共感したり羨ましいと思う現代人は多いでしょう。
そんな、笑顔あふれる尼寺の暮らしぶりを、美しい奈良の四季とともに見せてくれるドキュメンタリーです。
もうひとつは、同じ奈良の吉野の桜が題材。
吉野の桜 祈りと再生の物語
日本一の桜の名所として知られる奈良・吉野山。3万本が山を染め圧巻の風景をつくりだす。吉野の桜は1000年以上もの間、人々の手で守られてきた。桜に込められた思いを雅楽師の東儀秀樹さんがたどり、楽曲を作成。N響のフルオーケストラと篳篥(ひちりき)の競演を届ける。
と、こちらも関西に住んでいた頃に吉野の桜を見ましたが、本当にここの桜は凄い!圧巻です。何度見ても飽きないです。
この桜は地元の方々に守られています。一年中桜を世話し、本当に有難いなあと思いました。斜面も多く本当に広いのでここを整備するのは簡単なことではないんですね。その物語だと思います。
今はどこへ行っても観光地化されていますけど、奈良って国宝級のお宝が普通のお寺で展示していたり、凄いんですよ。確かに奈良って少し行きづらいのですが、かえってそれが自然を残してお寺も含めて凄い景観を生んでいます。
この作品は、見に行きたいなあと、本当に思っています。
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