「CEATEC 2020 ONLINE」ソニーブースは?映画・3D・VRの未来はこうなる!

コロナ禍の中、10月20日から史上初、オンラインで始まった「CEATEC 2020 ONLINE」。ニューノーマルに変わっていく私たちのこの世界で、何を解決したり、楽しくワクワクさせてくれるのか、気になりますよね。ソニーのブースの中の「リアリティ/Reality」を見ていこうと思います

SONY「CEATEC 2020 ONLINE」

コロナ禍の中、ニューノーマルの社会において、新しい未来を切り拓くためのソニーの挑戦。

高画質、高音質、 3次元の視聴体験をもたらす「リアリティ/Reality」
医療やモビリティなど幅広い分野にも価値を生み出す「リアルタイム/Real time」
そして人と人、人とモノを遠隔でつなぐ「リモート/Remote」

この中の「リアリティ/Reality」の気になるSONYの技術を見ていきましょう。

バーチャルスタジオ、バーチャルセット

今年の1月のCESで発表したものと同じものだと思いますが、バーチャルスタジオ、バーチャルセットの紹介がありました。NHKもこんなことやっていた気もしますが、もっと精巧な感じで、違和感がなく見えますね。

今回、日本で裸眼で直に見たかったです!!少し残念でした。

バーチャルセットとは、名前の通り、デジタルで作り上げた世界を使った撮影のこと。ソニーのスキャンの技術をもってすれば、実際のロケーションやセットを短時間でデジタル化できるという。

これからの世界は、これらデジタル化で作られた背景素材とCGの素材が同じプラットフォームに乗っかり、その中での表現が可能となると言う・・・

出典:ソニー「CEATEC 2020」出展動画のスクリーンショット

こちらが、バーチャルセット 8KのクリスタルLED背景に映像を映し出し、その前面に二輪車を置いて人間が乗って撮影してます。

クリスタルLEDについてはこちらも

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出典:ソニー「CEATEC 2020」出展動画のスクリーンショット

この様に、背景と人間、バイクが見る限り一体化しています。

背景の映像が8Kでハイコントラスト。さらに背景映像が3Dデータを持っていて、動きに連動した光の反射や影の表現、奥行きの変化などにも対応するのです。

だから、リアリティがあるんですね!!

この技術、ソニー・ピクチャーズ内で高い評価を得ており、今後映画制作者たちはガンガン使っていくでしょう。

このクリスタルLEDは、忠実な色再現が魅力。そしてダイナミックレンジが広い。このクリスタルLEDを背景に、4K・8K撮影をするのは、なるほど!ですよね。

また、この技術、IMAXで見てもバーチャル撮影とはわからないと言う・・・凄い!

こちらが公式Youtube 限定公開のもの

リアルとリモートの融合をライブで!

出典:ソニー「CEATEC 2020」出展動画のスクリーンショット

ライブに行くのは私も好きですが、このコロナ騒ぎでもちろん行けていません。

最近、オンラインライブありますけど、安いお値段のものは見たことがありますが、モノによっては3500円位するので、手を出せないところがありました。

さてそんな中、ZEPPは、今年無化客でのライブ配信したそうなんですが、コストが高くて、主催者・アーティストが力がないとできない現実もあったと言います。

そこで、SONYが考えたのが誰でも利用できるようなシステムで、撮影の自動化を目指したそうです。

配信時、4K、8Kであれば、その素材から切り出すことも可能でしょうし、でもソニーらしいと思ったは、ここに無人ロボットを使ったところですね。

これまでのライブで見た限りですが、撮影している方ってかなり沢山います。

この方たちが居なくなり、全部のカメラをコントロールする方だけで配信できるようになるのでしょう・・・

イメージとしては、リモートの観客には人が入れない場所から撮影されたものを提供する。また、ライブに実際行った方も、もう一度見たくなる・・・1度で2度おいしい感じ、まさにハイブリッドですね。

これだと、ゆくゆくは、バックステージも公開することもできるし、良いなあと思いました。

こちらが公式Youtube 限定公開のもの

360 Virtual Mixing Environment

出典:ソニー「CEATEC 2020」出展動画のスクリーンショット

どんな音空間の音でもヘッドフォンで聴けるようになる・・・そんな技術の紹介です。

紹介動画では、”ノートPCとヘッドフォンさえあれば、映画館そのままの音楽がどこでも楽しめる技術”として紹介されています。

しかし、始まりはポストプロダクションからのこういう技術があると良いね!というところからスタートし、結果としてエンドユーザーである私達にも恩恵がありそう・・・という感じです。

これまで映画の音楽は、大きな映画館でテストしながら作っていて、ハリウッドでは、「ダビングステージ」と呼ぶそうです。

このコロナ騒ぎで、映画の制作も止まり、そんな中、開発中だった「360 Virtual Mixing Environment」という技術で、「ダビングステージ」を使わずに、映画音楽を作成できるようになりました。

この技術は、これから公開の「ゴーストバスターズ2020」「ヴェノム2」に使われたと言います。

この技術は、VR映画やライブ配信のものを家で観る際にとても役に立ちそうです。

こちらが公式Youtube 限定公開のもの

自由視点映像

出典:ソニー「CEATEC 2020」出展動画のスクリーンショット

360度、上からも下からも、どこからを見るものがあったら良いな、そんな技術の紹介です。すでに実用化されているとは思いますが、ライブ映像やテレビ放送でも一部使われていますね。

どうやって制作しているのか知らなったので、興味深かったです。

紹介動画には、ダブルダッチという2本の大きな縄を使った縄跳びで、プロの方がアクションしていく姿をどの角度からでも見られるというもの。

撮影は、対象物の近くに沢山のカメラを置いてキャプチャし、そのキャプチャーデータをもとに、3次元の3Dデータを作成することで、地面からの視点や、かなり上空からの視点も追加できると言う。

これも、楽しみ方がまた広がりますね。ライブやスポーツ観戦、ファッションショーはもちろん、ジャパネットの様な通販の番組など、どんなものでも利用できるところに魅力を感じますね。

もっとここ見たいな、あっち見たいな・・・と自分勝手に視点を変え見られるので、楽しみが増えますね。

こちらが公式Youtube 限定公開のもの

本物以上に本物らしくXperiaの挑戦

出典:ソニー「CEATEC 2020」出展動画のスクリーンショット

8Kで360°で楽しめるVRの紹介です。

目指したのは、8Kという高解像度で、かつ、ダイナミックレンジも広くて・・・実際に肉眼で見ている様なものにしたと言います。

またディスプレイパネルも大事ですが、レンズは、光学設計したものとなっているそうです。

PS5の発売も迫っていますが、その先の未来に存在しそうな商品ですね。8Kで360°なので、期待しちゃいますね。

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この技術は、医療、教育、建築はもちろん、普段のコミュニケーションツールとしても使えそう。すぐそこの未来が楽しみです。

こちらが公式Youtube 限定公開のもの

裸眼で見える立体空間映像『ELF-SR1』

出典:ソニー「CEATEC 2020」出展動画のスクリーンショット

このディスプレイは、メガネやヘッドセットなどを使わず、その場に実物があるかのような立体的な空間映像を再現し、それが裸眼で見ることができるディスプレイです。

魅力は、制作物の奥行き感、質感、佇まいなどをリアルに再現するので、進行中のプロダクトデザインを共有しクリエイターの想いを忠実に伝えるツールとして、またショールームなどで、製品の色・形のバリエーションを確認するツールとしても役に立ちそうなモノ。

この『ELF-SR1』は、見る角度にかかわらず、視点の変化に合わせた映像を確認でき、被写体が動いていても映像に遅延やズレがほとんどないそうです。

裸眼で3Dに見えるディスプレイを実現するために、見ている人の位置をトラッキング。そして見ている位置に合わせてリアルタイムに画像を作ってあげることによって、そこで物が出ているような形で見ることができるのです。

また、ディスプレイに、マイクロオプティカルレンズをパネル全面に超高精度に貼り付けることにより、自然な裸眼立体視を可能にしているそうです。

こちらの『ELF-SR1』ディスプレイ、10月31日、50万円前後で発売されるそうです。

詳しくはこちら https://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/202010/20-1016/

こちらが公式Youtube

さいごに

実物が見られないことはちょっと寂しいけど、今年は仕方ないですね。

何はともあれ、コロナがあっても私たちの日常生活は続きますし、生活を豊かにしてくれる商品を開発し、私たちに提供してくれるのは嬉しい。

今回発表したものは、モノを制作する際のリードタイムを短縮させるようなものが多かったのですが、結果として、エンターテイメント的にも役立ち、良いものになって私たちの生活を豊かにしてくれそう。

早く一般化すると良いですね。

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