NHK10月の見どころ BS4K・BS8K「国宝へようこそ」どんな番組だったか?

10月の4K・8K番組の見どころは?芸術の秋らしく「国宝」についての作品がラインナップされています。美術品の鑑賞も4K・8Kには向いていて、4K・8Kで撮ることで、肉眼を超えた感覚で感じる何かを感じ事ができると思うのです。実際、撮影は普段は絶対に近づけない至近距離で撮影して国宝が沢山登場しました。国宝へようこそ「法隆寺」を視聴したので、簡単な感想を書いておきます。

BS4K・BS8K 国宝へようこそ「法隆寺」

BS8K10月13日(日)午後9:00~9:45
BS4K10月12日(土)午後8:15~9:00

日本初の世界遺産に登録された法隆寺は38の国宝を所有する。

法隆寺(ほうりゅうじ)は、奈良県生駒郡斑鳩町にある仏教寺院。聖徳宗の総本山である。別名は斑鳩寺(いかるがでら、鵤寺とも)

西院伽藍には国宝の金堂、五重塔、伽藍を囲む回廊など世界最古の木造建築物が建ちならぶ。

一度は焼かれて焼失したなどはっきりしない部分はあるものの、670年には建ってたようで1,350年もの間、雨風に耐えてきた木造の建築物です。

見どころは?

金堂内には多くの仏像が安置され、中でも聖徳太子の冥福を祈ってつくられた神秘的な微笑を持つ国宝・釈迦三尊像からは、聖徳太子を深く信仰する当時の人々の思いがうかがえる。

仏教が日本に根付いた初期の寺の姿を、ほぼ完全な姿で伝え、今も現役の寺として生き続けている法隆寺。その奇跡の姿を8K 映像で存分にお届けする。 引用:NHK

実際どうだったか?

台風19号の影響か雨の影響か不明ですが、ノイズが出てしまってました。まあ仕方ありませんね。また、最初に法隆寺があったであろう土地も上から撮影し、興味深かったです。

ナレーションは、余貴美子さん。安心して聞いていられました。

仏さまが何体もあるのですが、この仏様のためにこの法隆寺が存在しています。最初に国宝「中門」出入り口が2つある不思議な門。「西院伽藍」(さいいんがらん)は上からドローンかなんかで撮影し、全体像を見せてくれ、「五重塔」が美しく見える工夫なんかの話があり、小噺も話しつつ面白かったです。「金堂」の格子が一枚の板でくりぬかれて作られている話なども面白かったです。

しかし、この手のものは撮影が難しいというか、構図が難しいと思うのですが、そつなくこなしてるところは、さすがNHKのカメラマンでした。ただ、動きがないので、けっこう退屈でした。あと、朝撮影したドローン映像はフィルター使ったのか?奈良ならではの厳かな雰囲気を捉えていて良かったです。

「西院伽藍」のなかの13体の仏様は今回特別に撮影が許されたそうです。極楽浄土を現した空間は静そのもの。まるでJR東海の「そうだ、京都いこう」を彷彿とさせる映像で、ただ、ここのシーンは、引いた状態で全体をゆっくり撮影している映像を見るのが、個人的に辛かったです。

ただ、「西院伽藍」の釈迦三尊像、薬師如来坐像の紹介に入って、自分の目で見るより綺麗に見えているだろうな、と感じました。かなり暗い中での撮影なのでしょう。手前の部分は似たような色が多いものの、潰れることなく表現してました。

また、「西院伽藍」の回廊は、宮大工によって1本1本大切に手入れされてきたそうです。この木目がなんとも言えなく良かったです。1300年ずっとここに居るんだと改めて感じさせるものがあり。様々な人間模様、時代の移り変わりも見てきたのでしょう。

この回廊のシーンが私は個人的に好きですね。私たち普通の人が実物を見たら、そりゃあ8K、4Kと言えども、人間の目にはかないません。しかし、この撮影者が切り取る風景を楽しめるのもテレビの良さですよね。

平安時代の観音様、仏さまは、正面から拝むことが多く、横から見ることは考えられていなかったそうです。そんななか、「百済観音」は、不思議なほほえみを浮かべ、それがまた良いなあと思いましたね。心が落ち着きますね。

また「九面観音」は、ビャクダンの木から彫られ、「九面観音」「伝 橘夫人念持仏 及び厨子」同様、8K撮影ならではという感じ。細かいところまで見せてくれます。細かい彫刻が素晴らしい。「伝 橘夫人念持仏 及び厨子」は自宅に置いてあったものだそうで、凄いです。「九面観音」は情報を探しましたが少ないので貴重なのかなと思いました。

ただ、青空が嘘くさいです。青すぎて・・・いくら奈良でもここまで綺麗な青空にはならないだろうなあ。

以下番組に登場の法隆寺の国宝たち

「中門」西院伽藍の本来の入口となる中門は軒が深く覆いかぶさり、正面が四間二戸と入口が二つある形が特徴です。エンタシスの柱や上層には金堂と同じ卍崩しと人字型の割束を配した高欄を備え、壮麗な飛鳥時代の様式を今に伝えています。
(飛鳥時代 国宝)
「西院伽藍」回廊回廊は東側の鐘楼、中央の大講堂、西側の経蔵につながり、並立する五重塔と金堂を囲んでいます。平安時代以前の回廊は、経蔵、鐘楼の手前で閉じられ、大講堂、経蔵、鐘楼は回廊の外側に建っていました。また西側より東側のほうが一間だけ長くなっているのは、金堂と五重塔のバランスを考慮したものだと考えられています。
(飛鳥時代 国宝)
「西院伽藍」釈迦三尊像金堂内陣の広い須弥壇(しゅみだん)には、飛鳥彫刻を代表する釈迦三尊像を始め、薬師像や四天王像のほか、鎌倉期に造られた阿弥陀三尊像や平安期の毘沙門・吉祥天像が安置され、また釈迦・薬師・阿弥陀像の頭上には、それぞれ華麗な天蓋(てんがい)が吊り下げられています。
端厳ななかに穏やかなほほ笑みをたたえた釈迦三尊像(鞍作止利(くらつくりのとり)作)の精緻な光背の裏面には、推古30年(622)に聖徳太子が発病され、また薨去されるにあたり、その病気平癒と成道を願って造られた太子等身の像が、その翌年に止利仏師によって完成したことなどが刻まれております。つまりこの像は、釈迦の像でありながら聖徳太子その人の像でもあるわけで、法隆寺が太子菩提の寺でもあることを物語っています。
(飛鳥時代 国宝)
「西院伽藍」薬師如来坐像金堂東の間に安置される薬師如来像はその光背裏面の銘文に法隆寺創建の由来が刻まれています。それによれば太子の父、用明天皇が自らの病気平癒を願い、寺と薬師如来を作ることを請願されましたが完成を見ることなく崩御されました。その後推古天皇と太子がその遺志を継ぎ、推古15年(607)完成させたと記されており、これが薬師如来を本尊とする創建法隆寺であるとされています。しかし「日本書紀」天智9年の条に法隆寺が焼失したと記されており、現在の法隆寺はその後の再建と考えられています。
(飛鳥時代 国宝)
「西院伽藍」毘沙門天立像不明
「西院伽藍」吉祥天立像吉祥悔過の本尊として、毘沙門天像と共に釈迦三尊像の左右に安置されています。法隆寺では吉祥悔過を大講堂で行っていましたが、承暦2年(1078)に両像が作られ、金堂で執り行われるようになりました。
(平安時代 国宝)
「五重塔」日本最古の塔である五重塔は、五重目の軸部が初層の半分の大きさになっており、これに深い軒の出が相まって安定感を与えています。その軒を雲肘木が優しく支えて、見る人を飽きさせません。
心柱の下にある心礎には、仏舎利が納められています。
(飛鳥時代 国宝)
「金堂」金堂は西院伽藍最古の建築で、軒の出の深い安定した姿が美しい。入母屋造り二重の瓦屋根と下層の裳階(もこし)の板葺きの対比、これに奥深い軒下の垂木(たるき)や雲斗・雲肘木が調和して快いリズムを奏でています。(飛鳥時代 国宝)
「百済観音」飛鳥彫刻を代表するこの像は像高209.4㎝。あたかも天を指すようなすらりと伸びた体躯に、優しく微笑みかける柔和な尊顔が華麗な光背に映え、見る人の心を惹きつけます。江戸時代には虚空蔵菩薩とされていましたが、明治に化仏のある透かし彫りの宝冠が見つかり、百済観音と呼ばれるようになりました。光背の支柱は竹を模して造られ、基部に山岳文が表現されています。
(飛鳥時代 国宝)
「九面観音」不明
「伝 橘夫人念持仏 及び厨子」藤原不比等の夫人で、光明皇后の母である橘三千代の念持仏とされる厨子入りの阿弥陀三尊像。蓮池を表した銅造鍍金の台から螺旋状に立ち上がった三本の蓮茎の上に蓮華座が乗り、阿弥陀三尊像が安置されています。三尊の後の後屏は浄土の世界を見事に表現しています。
(白鳳時代 国宝)

参考:法隆寺のホームページ

BS4K・BS8K 国宝へようこそ「洛中洛外図屏風」

BS8K10月20日(日)午後9:00~9:45
BS4K10月19日(土)午後8:15~9:00

洛中洛外図は、京都の市街(洛中)と郊外(洛外)の景観や風俗を描いた屏風絵。戦国時代にあたる16世紀初頭から江戸時代にかけて制作された。

170点近くあるものの、良質な状態のものは30-40点ほどで、2点が国宝、5点が重要文化財に指定されている。文化史的のも学術的にも評価が高く、美術史や建築史、社会史など様々なの観点から研究されている。

見どころは?

天才絵師・狩野永徳が若き日に描き、織田信長が上杉謙信に贈った「洛中洛外図屏風」。そこには戦国時代の京都の町と、そこに生きる2500人もの老若男女が生き生きと描き出されている。

中でも圧巻は祇園祭の山鉾巡行。8K の高精細画像で初めて発見できた微細な描写も。「動く美術館」とも呼ばれる山鉾に、永徳が描いたものが残っていないか?各山鉾保存会の協力を得て、祇園祭の最中に大調査。今も伝わる“あるもの”を見つけることに成功。

そこには永徳がこの屏風に込めたメッセージを読み解くヒントがあった…。戦が続く京の町に生きた人々は、どんな思いをもっていたのか?金色の洛中洛外図ときらびやかな祇園祭、8K ならではの至極の映像コラボ。 引用:NHK

BS4K・BS8K 国宝へようこそ「迎賓館赤坂離宮」

BS8K10月27日(日)午後9:00~9:45
BS4K10月26日(土)午後8:15~9:00

迎賓館は、外国の国家元首や政府の長などの国賓がいらした際、会食等の接遇を行う施設。一部は一般公開されています。「迎賓館赤坂離宮」は、日本政府が所有する2つの迎賓館の一つで、1909年に建てられたヨーロッパのネオ・バロック様式の宮殿。設計者は片山東熊。

見どころは?

NHKのホームページに掲載がなかったので、放送時間しかわかりませんでした。

さいごに

これまでも、NHKはルーブル美術館や、サグラダファミリア、ベルサイユ宮殿、浮世絵など、美術品や建築物を扱ってきました。個人的には、この先も建築物や美術品は特に扱ってもらいたいテーマです。

今日、明日は、台風の影響で大雨が降るとBS4K、BS8Kは画像に影響が出るかもしれませんね。見ながら、4K3倍速で録画しましたが、まあまあ綺麗でした。でもノイズがやはり出たので、4Kでも再放送して欲しいです。

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