先日、お正月に放映の『雨の首ふり坂』を紹介しましたが、本日、追加キャストと放映日時が分かりました。中村梅雀、泉谷しげる、大杉漣に加え、新たに三浦貴大、中尾明慶の出演を発表しました。二人の役柄はともに若き渡世人。とくに三浦貴大は、中村梅雀の命を狙う役なのだそうです。
『雨の首ふり坂』の放映日・追加キャスト決定
『雨の首ふり坂』は、池波正太郎が自身の短篇小説を戯曲した作品。
豪華キャストで “アウトロー時代劇”として初映像化した注目作です。殺しを請け負い、諸国を渡り歩いてきた渡世人(=アウトロー)たちの巡る因果を描いた物語です。
放映日2018年1月8日
2018年1月8日(月・祝)午後6時「J:COMプレミアチャンネル」(299ch)で放送。
また同日深夜0時より、J:COMの動画配信サービス「J:COMオンデマンド」(4K、HD)で配信開始することが決定。
追加キャストに三浦貴大、中尾明慶
すでに出演が発表されている、中村梅雀、泉谷しげる、大杉漣に加え、新たに三浦貴大、中尾明慶の出演を発表。
この二人の役柄はともに若き渡世人で、三浦貴大は、中村梅雀扮する老いた渡世人・源七の命を狙う万次郎。中尾明慶は、源七と行動を共にする彦太郎を演じます。
この作品は、主役が中村梅雀で、脇役も主役級の泉谷しげる、大杉漣といったベテラン陣がおり、若い二人が劇中でどのような立ち回りを見せるか、これもみどころ。
この二人の他、芦名星 小市慢太郎 馬場徹 金井勇太・村木仁 六平直政 鷲尾真知子 矢島健一が出演します。
コメント◆三浦貴大 (万次郎 役)
僕の演じた万次郎は、本当に強くて恰好いい役という印象で、僕は現代劇でもあまり恰好いい役を演じたことがなかったので(笑)、新鮮でした。中村梅雀さんは、動きの一つ一つから、技術や経験、気迫がにじみ出るお芝居をされる、とても尊敬できる方。この作品は時代劇ならではのハードボイルドな世界観があって、とても楽しい話になっていると思いますので、多くの方に楽しんでいただけたらと思います。
コメント◆中尾明慶 (彦太郎 役)
和気あいあいとした雰囲気の中で、素晴らしいスタッフさんに色々と教えていただき、本当に勉強になりました。僕の演じた彦太郎はいきがっているだけでなく、ビビリな部分もある渡世人。中村梅雀さんとの掛け合いでは、僕がどう向かっていっても受け止めていただき、安心して「源七の兄ぃ!」って向かっていくことができました。
ラグビー日本代表の田中史朗選手、堀江翔太選手が
エキストラ出演!
これも注目です!
河毛俊作監督自身が、中学時代はラグビー部で、社会人になってからも30代まで仲間と「草ラグビー」をやっていて、二人のことは彼らが大学時代から応援していたそうです。
そういったご縁もあり、出演が決まったそうですが、田中選手は肉体美が引き立つワイルドな感じに。また、堀江選手は独特の髪形をしているので、地の髪形を生かしたそうです。
意外にも、二人の雰囲気は時代劇にすごくマッチしていて、ビジュアル的にもインパクトがあるそうです。こちらも期待!!
ココからは、原作のおさらいと、視聴方法について
『雨の首ふり坂』原作は?
原作は、池波正太郎(戯曲※「雨の首ふり坂」/『雨の杖つき坂』新潮文庫『上意討ち』所収)
『雨の首ふり坂』は、池波正太郎の戯曲。1971(昭和46)年、短篇小説「雨の杖つき坂」を発表。その2年後の1973(昭和48)年、この作品をもとに、自身がかつて劇作・演出を担当した劇団「新国劇」のために執筆したのが「雨の首ふり坂」です。
※戯曲(ぎきょく)とは、演劇の上演のために執筆された脚本や、上演台本のかたちで執筆された作品のことを指します。
この本ですが、どこで探しても物凄く高いんです。8000円とか15000円とか・・・
『雨の首ふり坂』の音楽は?
『雨の首ふり坂』の音楽は、「EGO-WRAPPIN’」に決定。「EGO-WRAPPIN’」の楽曲が時代劇に採用されるのは今回が初めてだそうです。
劇中では、2008年発表の『老いぼれ犬のセレナーデ』をはじめとする名曲が、渡世人たちの物語を彩ります。この『老いぼれ犬のセレナーデ』は、Night Food に収録。
プロフィール:「EGO-WRAPPIN’
」
1996年、大阪で結成された音楽ユニット。メンバーは中納良恵(Vo、作詞作曲)と森雅樹(G、作曲)。2000年発表の『色彩のブルース』は、戦前のジャズから自然に行き着いたキャバレー音楽や昭和歌謡を消化し、独自の世界観を築きあげた名曲として異例のロングヒットとなり、その名を全国区で知られるようになる。代表曲に『くちばしにチェリー』、『GO ACTION』など。16年、結成20周年を迎えた。

- : EGO-WRAPPIN’, 中納良恵
- 価格 : ¥17
- CD
- 出版日 : 2002/07/05
- メーカー : ユニバーサルJ
- 商品ランキング : 38,184 位
池波正太郎とは?
1923年(大正12年)1月25日 – 1990年(平成2年)5月3日)
戦後を代表する時代小説・歴史小説作家。
『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』『真田太平記』など、戦国・江戸時代を舞台にした時代小説を次々に発表。美食家・映画評論家としても著名。
池波正太郎の書籍 はこちらから確認できます。
内容は?あらすじ
★番組特設ページ
https://www2.myjcom.jp/special/tv/drama/amefuri/
ダンディズム漂う“アウトロー時代劇”ということで、時代に合っていますね。殺しを請け負い、諸国を渡り歩いてきた渡世人(=アウトロー)たちの巡る因果を描いた物語です。
4Kカメラで撮影されているので、色鮮やかでリアルな色でを体感。人物や風景の美しさ、殺陣のシーンも躍動感たっぷりに楽しめそうです。
雨の首一人の老いた渡世人・源七(中村梅雀)は、奇妙な運命の糸に手繰られるように、信州小諸の首ふり坂へ向かっていた。
殺しを請け負い、諸国を渡り歩いてきた源七。長い旅路の果て、自身の因縁に決着をつけるため、大きな決断を下すのだった。
スタッフ
監督:河毛俊作(フジテレビエグゼクティブディレクター)
(ドラマ『抱きしめたい!』『沙粧妙子-最後の事件-』『救命病棟24時』『木枯し紋次郎(2009)』ほか)
脚本:大森寿美男 (NHK大河ドラマ『風林火山』、『64(ロクヨン)』、『精霊の守り人』ほか)
音楽:EGO-WRAPPIN’
ということで、かなり期待できる感じですよ。
視聴方法は?
放送「J:COMプレミアチャンネル」(HD)
[放送日時] 2018年1月8日(月・祝) 午後6時 ※ほか再放送あり
[放送チャンネル] 「J:COMプレミアチャンネル」 (299ch)
「J:COM TV スタンダードプラス」と「J:COM TV スタンダード」の加入者が無料で視聴できます。
VOD「J:COMオンデマンド」(4K、HD)
[配信開始日時]2018年1月8日(月・祝) 深夜0時から配信(予定)
4K版…「4K Smart J:COM Box<録画機能付き>」加入者が無料で視聴できます。
HD版…「J:COM TV スタンダードプラス」、「J:COM TV スタンダード」、「J:COM TV コンパクト」(コンパクトは新規申し込み終了)加入者が無料で視聴できます。
「4K Smart J:COM Box」は、「J:COM TV スタンダードプラス」、「J:COM TV スタンダード」、「スマートお得プラン」、「スマートお得セレクト」の月額料金に追加で1,300円(税抜)で利用可能です。
契約によって料金が異なる場合もありますので、詳しくはJ:COMホームページを確認ください。
さいごに
この池波正太郎の時代劇『雨の首ふり坂』は、J:COM×時代劇専門チャンネルで製作されたもの。最初の放送ではJ:COM経由でしか見られないかもしれませんが、「時代劇専門チャンネル」ではそのうち見られるでしょう。(ただし4Kではないと思います。)
「時代劇専門チャンネル」は、J:COMや各地のケーブルテレビ、スカパー!で見られます。
またインターネット経由ならひかりTV、auひかりでも視聴可能。
↓当サイトの比較記事も参考にどうぞ。
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