6月23日 LGより77インチ OLED 77W7Pが発売!値段の予想は250万円

 

今年1月開催のCES2017で発表されたLGの壁紙のようなテレビ。このテレビは「Picture-on-Wall」採用のテレビW7シリーズで、65インチモデルは当初薄さは2.5mmと発表されましたが、5月に発売されたモデルは3.9mm。そして6月23日、77インチ OLED 77W7Pが発売されます。なんと値段の予想は、250万円とすごーいお値段です。

 

LGエレクトロニクス  W7シリーズ

CES 2017で展示中の「77W7」

今発売されているのは?

ラインナップは、65インチの OLED65W7P、77インチの OLED77W7Pの2つ

現在は65インチのみの発売ですが、6月23日に77インチも発売されます。

 

「Ultra HD Premium」取得

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「Ultra HD Premium」ロゴプログラムとは、ハリウッドの主要スタジオや家電メーカー、映像配信事業者らが設立した団体「UHD Alliance」による品質保証プログラムです。

UHD Allianceは4K以上の解像度や、ハイダイナミックレンジ(HDR)、広色域、サラウンド音声などに対応した映像コンテンツの推進を共同で行なっています。

このロゴを取得しています。

特徴は「Picture-on-Wall」デザイン

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と、こんなに薄い!

Dolby Vision™(ドルビービジョン)とDolby Atmos™(ドルビーアトモス)を採用。

「OLED TV Wシリーズ」の77インチ「OLED W7」は、磁気ブラケットのみで壁面に隙間なく直接張り付けるような感覚の「Picture-on-Wall(ピクチャー・オン・ウォール」デザインを採用。わずか3.9mmの壁紙のようなデザインです。

冒頭にも書きましたが、当初は2.5mmの予定だったはずなので、納得がいかないんですけど。

「CES 2017 最優秀革新賞(Best of Innovation Award)」を受賞しています。

魅力は?ドルビービジョン・ドルビーアトモス搭載テレビ

3.9ミリメートルという薄さ。2.5mmでなくても、薄いというのはやはり魅力的ですよね。

また、LGは初めてディスプレイパネル用のタイミングコントローラとテレビのすべてのポートを別のサウンドバーに入れ替えて、電子部品を動かしているそうです。

もちろんこのサウンドバーはDolby Atmosのサウンドも提供しています。

ドルビービジョンとは?

ドルビービジョンは、世界各地でドルビーが展開する、最新鋭の映画館の原動力となっているHDR技術を活用し、これまでにない高輝度と高コントラスト比、豊富な色彩表現を再現することで、家庭での視聴体験をさらに充実させ、ドルビーアトモスのサウンドシステムにより、部屋全体、頭上の空間さえも満たすパワフルなオーディオが視聴者を包み込みます。
ドルビーは、各サウンドの相対的な位置を分離することによってこれを実現し、現実世界と同じように豊かで複雑な、マルチレイヤーオーディオを作り出すことに成功しました。

Dolby Atmos搭載テレビはどんな感じ?

ドルビービジョンとドルビーアトモスの組み合わせにより、80本以上の映画作品がドルビービジョンに対応し、100本以上の作品がドルビーアトモスで視聴できるほか、25本が両フォーマットで視聴可能だと言います。

また、ドルビービジョン、HDR10、HLG(Hybrid Log Gamma)を含む、HDRフォーマットをサポートしているのも魅力。

最新バージョン「webOS 3.5」の採用

オンラインでHDRコンテンツを利用可能。
わかっているだけでも、DIRECTVからはHLG番組、Netflixからはドルビービジョン対応コンテンツ、Amazon Prime VisionからはHDR10対応作品の視聴が可能とのこと。

テクニカラー社の最先端技術

米国ハリウッドの多くの作品に採用される最新技術が応用されています。これは何を意味するかというと、視聴者は迫力ある視聴体験、製作者の意図を正確に感じ取ることができます。製作者の意図するものがそのまま観られるのはイイ。

また、LGの有機ELテレビは、テクニカラー社との協業により、世界中の映像制作現場での使用を目指しているそうです。

薄いけど、画質はどうなの?

薄いからと言って、画質は損なわれていない。このW7は、Dolby Visionを含む4K解像度とHDRは、他の2017年LGのOLED範囲と同じ画質を提供するそうです。

webOS3.5プラットフォームからは、Netflix、Amazon、YouTubeなどのアプリから、4K HDR品質で楽しめます。

パネルはどこの?

OLEDパネルは、OLED TVパネルを量産できる唯一のメーカーであるLG.Displayによって開発されました。LG.DisplayはLGの子会社です。

さて、6月23日発売が決まった OLED77W7Pですが、パネルの厚みは6mmとのこと。

さて気になるお値段は?

77インチの OLED77W7Pは250万円とのことで、一般人が買う値段ではなさそうです。

65インチの OLED65W7Pは、77インチに比べたら安いけどやはり高価で、米国:$7799
イギリス:£7999 で、日本では86-95万円で発売されています。

これを高いと思うか、安いと思うかは難しいです。キレイだけど、高いよねというのが本音。

一応、調べるとAmazonとblankヤマダ電機のサイトが安かったです。他はなんと95万円と10万円も差がありました。これだけの値段差ってどうなの?と思いました。

 

さいごに

CES2017で発表があった有機ELテレビは2.5mmの厚さとのことでしたが、今回発表のモデルは3.9mm。これから2.5mmのモデルが発表されるかは今のところ分かりません。

 

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