J:COMは、時代劇専門チャンネルと 『池波正太郎時代劇スペシャル 顔』を制作。6月4日に松平健主演で「J:COMプレミアチャンネル」で放送する。(HD版)、同日「J:COMオンデマンド」で4K版も配信開始する。
なぜ、今、時代劇なのか?
オリジナル時代劇制作で実績のある「時代劇専門チャンネル」が、J:COMの加入者に人気のジャンル“時代劇”を制作。
地上波から新作時代劇が姿を消しつつある今こそ、時代劇専門チャンネルにしか作れない上質な本格時代劇を、J:COMを通じて多くの人に見てもらいたい。そんな思いからこの作品はスタートした。
加入者の満足度向上につなげたい!というのが目的です。
「池波正太郎時代劇スペシャル 顔」とは?
//www.jidaigeki.com/ikenamispecial_kao/
池波正太郎が1971年に発表した短編の小説を、初めて映像化した作品。4K映像で撮影され、4K画質でも配信の予定です。
主演は「暴れん坊将軍」でもお馴染みの松平健。近年は、歌に踊りにとフットワークも軽く、子供から大人まで人気がある俳優さんですよね。
『鬼平外伝 正月四日の客』(2013年)でも主演を務めた松平健が、金で殺しを請け負う役を演じます。池波正太郎が描く、江戸の裏というか、闇の世界を松平健が演じますから、必見ですね。
本ドラマ原作の「顔」を所収した『殺しの掟』は、のちの『仕掛人・藤枝梅安 』シリーズの先駆けとなる「仕掛人」を主人公とした短篇集です。
あらすじ
暗い過去を抱え、長く放浪の身であった浪人・木村十蔵は、流れ着いた江戸の地で女房・子供を得て、表向きは剣術指南を生業としている。が、裏では金で殺しを請け負う「仕掛人」という家族に知られてはいけない顔を持っていた。
いずれは江戸を離れて家族との平穏な日常を、と望む十蔵にある日、香具師の元締・暗闇坂の久五郎から新たな仕掛けの依頼が入る。「悪の中でも極悪の者だけを斬る」ことを信条とする十蔵は、仕掛ける相手が市井の商人の仏具屋・八幡屋和助であることに違和感を覚えつつも、一度受けたら断ることの許されない仕事を受ける。
一方、その頃十蔵は自らの趣味である絵描きを通じてある男との交流を深めるようになるのだが、実はその男こそが殺しを請け負った標的である和助であることを知る。
和助の裏の顔は極悪な盗賊の頭である、と元締から聞かされてもなお、斬ることを躊躇う十蔵。しかも和助と自らの過去の間には、深い因縁までもがあると分かり…。
闇の世界の掟と、絵筆が結んだ数奇な縁の間で葛藤する中で、やがて訪れる決断の時、十蔵を待ち受ける運命とは。
池波正太郎とは?
1923年(大正12年)1月25日 – 1990年(平成2年)5月3日)
戦後を代表する時代小説・歴史小説作家。
『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』『真田太平記』など、戦国・江戸時代を舞台にした時代小説を次々に発表。美食家・映画評論家としても著名。
池波正太郎の書籍 はこちらから確認できます。
出演者は?
監督:山下智彦 / 脚本:金子成人
出演:松平健・石黒賢・小野塚勇人(劇団EXILE)・火野正平・中村嘉葎雄 ほか
原作:池波正太郎 「顔」(講談社文庫 『殺しの掟』所収)
どうやって4Kで観られるのか?
基本はHD画質
放送 「J:COMプレミアチャンネル」 (HD)(299ch)
放送日時 2016年6月4日(土) 午後1時 / 午後7時
※再放送 6月の毎週日曜午後7時から
「J:COM TVスタンダードプラス」と「J:COM TVスタンダード」加入者が無料で視聴できるチャンネルです。(放送作品によって、視聴方法が違う可能性もあります)
また新規会員募集は終了してますが、「J:COM TV コンパクト」でも視聴可能です。
4K画質もある!
VOD 「J:COMオンデマンド」 (4K、HD)
配信開始日時 2016年6月4日(土) 深夜0時 / 4K版、HD版
「4K Smart J:COM Box<録画機能付>」加入者が無料で視聴可能。
「4K Smart J:COM Box<録画機能付>」は、「J:COM TV スタンダードプラス」、「J:COM TV スタンダード」、「スマートお得プラン」、「スマートお得セレクト」の月額料金に追加で1,300円(税抜)で利用可能。
契約によって料金が異なる場合もありますので、詳しくはJ:COMホームページを確認ください。
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