昨年から使用している4Kビデオカメラ「FDR-AX30」にて、普段は撮影設定を100Mbps/30pで撮ることがほとんどなのですが、今回はあえて設定変更を行い、どのように撮影出来るかの比較を行いました。
撮影した環境
4Kビデオカメラの画質設定とフレームレート設定のみにフォーカスして比較を行いたいため、外ではなく、室内にて比較動画の撮影を行いました。撮影時の様子は上記の写真をご覧下さい。室内では光量不足になるため、LEDライトを使ったのですが、それでもサンプル動画は少し暗めになってしまいました。アイリス等はオート(デフォルト)にて撮影しています。
撮影モードについて
ビットレート | フレームレート | 1時間あたりのデータ量 |
---|---|---|
100Mbps | 30p | 約50GB |
24p | ||
60Mbps | 30p | 約30GB |
24p |
撮影の設定モードは全部で4パターンあります。ビットレートが同じであれば、30p/24pとフレームレートを変更してもデータ量自体はかわりません。24pモードで撮影すると、映画っぽい映像になります。
撮影モードの変更のやり方
1.「MENU」をタッチ
2.「画質・画像サイズ」をタッチ

3.「フレームレート」をタッチ

4.「設定するフレームレート(30p/24p)」を選択後、「次へ」をタッチ
5.「設定する画質(100Mbps/60Mbps)」を選択後、「OK」をタッチで設定完了

全部で5ステップで完了です。設定した撮影モードは、液晶モニターにも表示させることも出来るので設定モードを頻繁に変える場合は液晶モニターに表示した方が便利でしょう。
各撮影モードの映像比較
①60Mbps/24pの場合
②60Mbps/30pの場合
③100Mbps/30pの場合
④100Mbps/24pの場合
まとめ
好みにもよりますが、通常の撮影時には24pモードはあまり向かないのかなというのが正直な感想です。また、ビットレートの差についてはデータ量が1.5倍ありますが、今回の使用した比較動画では壁紙の解像度で違いは見えるものの、想定よりは画質差が少なかったです。
むしろ、明るさが足らないことからISO感度ノイズの方が気になってしまいました。そのあたりは本日のCES2016にて発表された新型4Kハンディカム「FDR-AX53(日本モデル:FDR-AX55)」に期待したいところです。
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