関西大学は、大阪の歴史と文化を体験できるイベント「大阪の歴史・文化魅力体験プロジェクト」を2016年10月18日(火)より関西国際空港第1ターミナルにて開催。33mの長大絵巻『平家物語絵巻』のデジタル化画像を8Kディスプレイで公開します。
大阪の歴史・文化魅力体験プロジェクト
デジタル技術を応用した大阪の文化遺産のデジタルコンテンツを開発し、国内外の来阪者に大阪の歴史・文化の魅力を体験して貰うことを目的としています。
1階国際線到着ロビー
1階国際線到着ロビーでは、33mの長大絵巻『平家物語絵巻』の超高精細デジタル化画像を8Kディスプレイで世界で初めて公開。また、刃文が美しい全長約3.5mの巨大日本刀『国宝 吉房』のフォトスポットを設置。
①8Kディスプレイによる「平家物語絵巻」展示
・85インチ8K 大型液晶ディスプレイに超高精細デジタル化画像の「平家物語絵巻」を映し出します。
・日本の貴重な歴史的芸術作品を、より気軽に、鮮明に、精緻に、鑑賞することができます。
・画像を自由自在に拡大縮小でき、平家物語の名シーンや微細に描写された人物の表情を虫の目で楽しめます。
[研究連携:林原美術館 / 技術協力:シャープ株式会社 株式会社サビア]
②日本刀の超高精細デジタル化に成功!
・林原美術館所蔵の備前刀で美しい刃文が印象的な名作「国宝 吉房」を世界で初めて超高精細デジタル化。
・超高精細デジタル画像の拡大出力によって、全長約3.5メートルの巨大日本刀を展示。
・画質を落とさず刃文までお楽しみ頂きながら、記念撮影ができるスペースあり。
[研究連携:林原美術館 / 技術協力:株式会社日立製作所]
2階国内線出発ロビー
2階国内線出発ロビーでは、18世紀(1745年)の大阪の街や人々の暮らしを微細に描写した大岡春卜『浪花及澱川沿岸名勝図巻』のレプリカと映像コンテンツを展示。
③18世紀の大阪が超高精細画像で蘇る!『浪花及澱川沿岸名勝図巻』
・日本画のパイオニアと称される大岡春卜によって描かれた貴重な歴史的芸術作品を、超高精細デジタル化。
・超高精細デジタル画像の出力で、画質を落とさず全長16メートルの拡大版レプリカとして展示。
・18世紀(1745年)の大阪の街や人々の暮らしの様子、表情を精緻に鑑賞することができます。
[技術協力:株式会社日立製作所]
10月21日~23日は特別企画も!
10月21日(金)~23日(日)には特別企画として、1階 国際線到着ロビーにて「和食だし」を無料でご提供する『WASHOKU DASHI BAR』をオープンし、大阪のだし文化を体験可能。
エコール 辻 大阪(辻調グループ)協力のもと、江戸時代に“大坂四清水”の一つとして賞された「大阪天満天神の水」を使用し、和食のプロの技でひかれた「和食だし」を楽めます。
この「大阪天満天神の水」は、本学環境都市工学部の研究により、大阪天満宮にて約20年ぶりに復活した名水です。
10月21日(金)~23日(日)12:00~19:00 ※初日のみ15:00オープン
・WASHOKU DASHI BAR(1階 国際線到着ロビー)
【入場料】無料
※和食だしは、午後に複数回ご提供予定。先着順で、なくなり次第終了。
「大阪の歴史・文化魅力体験プロジェクト」
関西国際空港第1ターミナル(大阪府泉佐野市泉州空港北1)
期 間:2016年10月18日(火)~10月31日(月)11:00~19:00
場 所:展示①・②は、1階 国際線到着ロビー ③は2階 国内線出発ロビー
//www.kansai-u.ac.jp/index.html
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