JVCケンウッド製の業務用4Kビデオカメラである「GY-LS300CH」及び「GY-HM200」に対してそれぞれ新しいファームウェア「V0203」が2016年1月5日より公開されました。
目次
GY-LS300CH向けファームウェアの更新内容

GY-LS300CH向けの主な更新内容は以下となります。
- バリアブルスキャンマッピングズームの操作性改善
- プリセットズームにイーズ機能追加
ファームウェア更新に必要な準備物
- GY-LS300CH本体
- ACアダプター、バッテリー
- SD/SDHCメモリーカード(100MB以上空き領域が確保出来るもの)
- PC(ファームウェアをウェブサイトよりダウンロードし、SDカードに保存するため)
- レンズキャップ(ボディーキャップ)
GY-LS300CHの特長
マイクロフォーサーズシステムマウントに対応したレンズ交換式の4Kビデオカメラとなっています。センサーサイズはSuper35mmとなっており、美しいボケの表現と広いダイナミックレンジで鮮明かつ色表現性の高い撮影が可能となっています。
また、独自のバリアブルスキャンマッピング技術により、様々なレンズに対応することが可能となっております。この技術はレンズの有効径に合わせてセンサースキャン範囲を変更することにより、ケラレの発生をなしく、安定した美しい映像の撮影が可能となります。
記録はDCI 4Kにも対応しており、UHDは30p/25p/24pでの記録が可能です。ビットレートはそれぞれ最大で150Mbpsまで対応可能です。記録メディアはコストパフォーマンスに優れたSDカード方式となっています。
GY-HM200向けファームウェアの更新内容

GY-HM200向けの主な更新内容は以下となります。
- ハイスピード撮影機能追加
- カラーマトリクス調整機能追加
ファームウェア更新に必要な準備物
- GY-HM200本体
- ACアダプター、バッテリー
- SD/SDHCメモリーカード(100MB以上空き領域が確保出来るもの)
- PC(ファームウェアをウェブサイトよりダウンロードし、SDカードに保存するため)
- レンズキャップ(ボディーキャップ)
GY-HM200の特長
光学⒓倍ズームに対応したレンズ一体型の4Kビデオカメラです。ワイド側は35㎜換算で29.6mmとなっているため、本体だけでワイドな映像の撮影が可能です。レンズはF1.2~F3.5となっており、かなり明るいレンズを搭載しています。
記録はDCI 4Kには対応しておらず、UHDの30p/25p/24pでの記録が可能です。ビットレートは最大で150Mbpsまで対応可能です。記録メディアはコストパフォーマンスに優れたSDカード方式となっています。