LG「DisplayHDR 600」認証「Nano IPS」搭載モニター発表。CES 2018で展示予定

LGが2018年に、5Kの解像度、「Nano IPS」技術、G-Sync、「DisplayHDR 600」認証、Thunderbolt 3などが搭載された新しいモニター3台を展示する模様。海外の情報なので詳細はまだですが、2018年米国で開催のCES 2018にて展示される予定です。

 

LG 5Kの解像度、「Nano IPS」技術、G-Sync、「DisplayHDR 600」認証、Thunderbolt 3搭載モニター発売

2018年に向けて3台の新しいモニターを発表しました。2台は「Nano IPS技術」を使い、「HDR600」に対応。もう1台はゲーム用モニターの様です。

順番にみていきます。

LGの32インチUHD 4Kモニター「32UK950」

32インチUHD 4Kモニター(モデル32UK950)は、LGのハイエンドTVに採用の「Nano IPS技術」を初めて提供。

Nano IPS技術は、過剰な光波長を吸収するために、Nanoメートルサイズの粒子をスクリーンのLEDに追加するという。これにより、画面上の色の輝度と純度が大幅に向上するという。

また、DCI-P3カラースペクトルの98%を表示でき、また「HDR 600対応」で600カンデラ(cd /㎡)の高輝度ダイナミックレンジを体験できます。

先日、VESAがHDR表示が可能なディスプレイの規格を定め、「DisplayHDR 400」「DisplayHDR 600」「DisplayHDR 1000」というスペックの異なる3種類の基準が設けられました。

Thunderbolt™3ドッキングディスプレイを搭載し、MacBook ProのようなThunderbolt™3ノートブックに、ケーブル1本で接続できます。充電アダプターや見苦しいUSBケーブルは不要。ケーブルは4Kのコンテンツと音声を伝送し十分な充電を行い、作業スペースを簡素化してくれます。

LGの34インチUltraWideモニター「34WK95U」

blank

34インチUltraWideモニター(モデル34WK95U)は、5K解像度(5120 x 2160ピクセル 21:9)で広範囲の正確な色と視野角を実現します。

こちらのモデルも「Nano IPS技術」「HDR600」をサポートし、Thunderbolt™3ポートが装備されています。1本のケーブルで60Hzで5K解像度の画像を伝送することができます。

Thunderbolt™3インターフェースは、別個のACアダプタを必要とせずに、ビデオ、オーディオ、およびデータの高速転送が可能なので、ビデオ編集者、カメラマン、ソフトウェア、アプリ開発者など、マルチタスクを多用するユーザー向けモデルです。

 

LGのQHD G-Syncゲーミングモニター「34GK950G」

LGのQHDゲーミングモニター(モデル34GK950G)は、QHD解像度、「Nano IPS技術」とG-Syncを使って高画質を提供します。

これは、ゲーム用に設計されたモニターですが、詳細や写真は発表されませんでした。

 

参考:LGのニュースリリース(英語)

さいごに

実際にはHDRではない??

この「DisplayHDR」の規格なのですが、英語で書かれていることもありすべては読み解けていませんが、ただ言えることは私たちの思ってるHDRとは違うということ。

色域規格のカバー率を見ても、DisplayHDR 400は「ITU-R BT.709」のカバー率が95%以上、またDisplayHDR 1000になると,BT.709カバー率は99%以上,デジタルシネマ向けの色域規格「DCI-P3」カバー率も90%以上が必須であることなど書いてあります。

とみると、正直なんとも言えません。

あくまでも、パソコンなどで利用するモニターのHDR規格を指すようです。でもPCモニターを購入するときには役に立ちそうです。

関連記事はこちらも

JAPANNEXT 4Kの28型ワイド「JN-T2840UHD」を発表 2018年1月11日まで特価販売

「Adobe RGBカバー率99.5%」&「Rec.709カバー率100%」の32型4Kディスプレイ発売!!

4Kテレビへの買い替えの方必見!4Kテレビで何ができる?売れ筋モデルの値段、スペックを見る!!

blank
最新情報をチェックしよう!