ソニー「2018 Mobile World Congress」でスマートフォン向けデュアルカメラ技術を紹介

 

スペイン、バルセロナで開催中の「2018 Mobile World Congress」。ソニーはスマートフォンに載せるデュアルカメラ技術を紹介し、ISO 51200での写真撮影とISO 12800でのビデオ撮影が可能になったと発表しました。これはXperiaにもデュアルカメラ搭載モデルが来るということなのでしょうか?

 

将来、Xperiaにデュアルカメラ、ISO51200を実現?

「2018 Mobile World Congress」の現地時間2月26日(月)に行ったプレスカンファレンスでは、ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社EVP、Global Sales & Marketing担当の古海英之が登壇。

「我々はソニーの技術をXperia™に結集することで進化させ、より没入感のあるエンターテインメント体験をお届けする」と語りました。

デュアルカメラは4Kも視野に入っているだろう・・・

この動画は短くまとまっていますが、プレゼンテーションの最後にスマートフォン用デュアルカメラのを開発中だと語りました。

従来はレンズ交換式デジタルカメラでしか実現できなかった、最高ISO感度51200(静止画撮影時)/12800(動画撮影時)の超高感度撮影。これをスマートフォンで実現する技術紹介でした。

新たに独自開発した二眼カメラと画像融合処理プロセッサーにより、高感度と低ノイズの両立を実現します。

デュアルカメラとは、2眼カメラです。iphoneプラスについてるカメラですね。

また新しいイメージセンサーとリアルタイム画像処理エンジンによって、動画撮影で「ISO12800」、静止画では「ISO51200」というISO感度撮影するという。

ソニーは「Fusion Image Signal Processor」を使用して2台のカメラの出力を結合することでこれを実現したようです。

2倍以上もの光量を集めることが明らかになりましたが、現在のソニーのスマートフォンの静止画撮影感度を考えても、ISO 51,200の設定は2つの組み合わせに基づいた感度である可能性が高いです。

こちらは、動画を切り取ったものですが、ISO1600 ↓

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こちらがISO12800 ↓

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非常に暗い中、ぼんやりとしか見えないような状況で、鮮明な動画や写真を撮れて、ノイズも少ないというのがウリの様です。

ISO感度を高くするだけではノイズも出ると思うので、それだけこのセンサーが凄いということか?

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このデュアルカメラは、人工のボケ効果を作り出すために使用するのではないそうです。

「Fusion Image Signal Processor」も、デュアルカメラもこの動画には出てこないのでサイズの比較はできませんが。現地では展示をしているようで、海外のサイトで確認する限り、サイズは大きめに感じます。

また、今回発表したスマートフォンには搭載していなのに、このデュアルカメラを発表したところに危機感みたいなものを感じます。他社より出遅れてるなと感じているからでしょうか・・・どちらにしてもソニーのデュアルカメラ。4Kで搭載される可能性も高く、楽しみです。

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