3月16日に約3年半ぶりのNEWアルバム「EGG」を発売するflumpool。この「EGG」のティザー映像が公開された。注目したいのは、この映像で4K撮影を試みたというところ。
では、このEGGのティザー映像って?
“スーパーマーケットからの解放”をテーマに作られた今回の映像。
スーパーマーケットで販売されているウズラの卵の中には、まれに有精卵が混じっていて、それは、温め続けたら雛が生まれるということ。本当にそんなことがあるのか?もしも、本当に産まれたら、普段何気なく見ている「卵」のイメージが少し変わるかもしれないと、実際にスーパーマーケットで買った卵を、17日もの間、カメラを回しっぱなしで撮影したものとなっている。
公式YouTubeの映像
このCD(クリエイティブ・ディレクション)担当、電通の佐藤雄介氏の狙いは、「雛は誕生するのか?その瞬間を体感してもらいたい」と、わくわくを体験して欲しいということか?今回のティザー映像から感じ取られるのは、まさしく“希望”でしょうか?
先日もTVで同じような試みを、偶然にも観ました。実際、流通しているウズラは有精卵らしいのです。
今回映像に使用している楽曲は、アルバム「EGG」の1曲目を飾る「解放区」。軽快なUKロックの様な仕上がりで個人的にも好きですね。
タイムラプスで撮影
ティザー映像は、孵化するまでを一連の映像に見せるために、タイムラプスで撮影。どの卵から生まれるか予想できないため、卵全体が見えつつ部屋の様子が分かる「カメラがひいたアングル」から撮影しています。
ただ、カメラがひいたアングルのままでは、最終的にひとつの卵にフォーカスし、産まれた!という映像にする際、HD画質では画質が足りない。そのためズームしていく上で、4Kカメラを使用したそうです。
4Kカメラを2つ組み合わせ、スイッチングしていくという新たな手法、「4K in 4K」技術と名付られた手法が用いられているという。なおこの手法は、今回の撮影のために、撮影クルーが悩みぬいた末、開発した手法とのこと。
卵を温めるのにもこだわりが・・・
卵の温めにもこだわりが見えます!6時間ごとにその転卵(卵を90度回転すること)という作業を行ったり、常に部屋内の温度:37.5~37.8℃、湿度:40%~50%をキープし、卵の下に電気アンカを敷き、温度を調整。
flumpoolのアルバムのタイトルが、なぜ「卵」なのか?
目の前にある「卵」をみて、どう思うか?何かが産まれてくる希望?それとも「君ってこういう人間なんでしょ?」と周囲から決めつけられた窮屈な殻に閉じ込められた存在?中には、殻を抜け出しても外の世界にはなんの希望もないのに、なんて感じる人もいるかもしれない。
人それぞれ捉え方は違い、見た人、聴いた人の精神状態によって、どうにでもとってもらえるアルバムでありたい、という願いから、つけられたタイトルとなっている。
アルバムジャケットのタイトルは ”卵の叫び”今の僕らの覚悟と決意の詰まったこのアルバムが、この世界を貫く果てしない叫びになってほしいと思っています。
僕と一生が大部分をソングライティングしてるけど、ベース元気が初めて作詞・作曲する曲もありますよ!
出典://www.flumpool.jp/sp/egg/
flumpool「EGG」スペシャルページ
amazonは、発売日前日に受け取れる!今すぐ確認しよう。