トム・クルーズ 2021年秋に宇宙行き確約!宇宙で初めて撮影される映画は4K?8K?

トム・クルーズの宇宙での映画撮影の話が進んでいるとWEBニュースでも時々目にしてきましたが、来年の10月に映画撮影を予定している模様です。映画は、「スペースX」と、「NASA」と手を組み、実際の宇宙で撮影するもの。成功すれば、宇宙で初めて撮影される映画になりそうです。ですが、実は同じタイミングで来年秋にロシアも宇宙での初めての映画撮影に名乗りをあげており、面白いことになっています。

宇宙で撮影された映画が2022年以降に観られそう

このタイミングでアメリカとロシアが宇宙で初めて映画を撮ると言っているのには、因縁みたいなものを感じますね。

また、わざわざ宇宙で映画を撮るので、機材は不明ですが、4K画質なのは間違いないなく、そしてフィルムで撮るのは大変でしょうからデジタルで撮影するのでしょうが・・・

まず、Twitterなどでも話題になりましたが、アメリカのトム・クルーズの映画を見ていきましょう。

トム・クルーズの宇宙映画は「ミッション:インポッシブル」続編?

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この映画は「ミッション:インポッシブル」シリーズではないようです。現在中断している、ミッション:インポッシブル7、8(仮題)の製作再開を優先させながら、本作の準備を進めていくそうなので、全く違う映画になりそうです。

映画の予算は、約2億ドル(約211億円)で米国 ユニバーサル・ピクチャーズが獲得。ユニバーサルに対し、トムは、リーマン監督やクリストファー・マッカリー監督も同席させ、ZOOMミーティングでプレゼンし映画の製作費を獲得したそうです。また、「ミッション:インポッシブル」シリーズのクリストファー・マッカリー監督においては、ストーリーアドバイザーとして参加する模様。

現在タイトル未定ですが、現在ダグ・リーマン監督が自ら脚本を執筆中とのこと。ダグ・リーマン監督は、「Mr.&Mrs.スミス」「ボーン・アイデンティティー」の監督としても知られ、トム・クルーズとは、「オール・ユー・ニード・イズ・キルblank」「バリー・シール アメリカをはめた男blank」でチームを組んだ間柄です。

ダグ・リーマン監督 関連作品

オール・ユー・ニード・イズ・キル(字幕版)
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バリー・シール/アメリカをはめた男(字幕版)
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トム・クルーズは、イーロン・マスクが設立した「スペースX」と「NASA」と提携して、実際の宇宙での映画撮影に臨みます。

IMDBという映画のデーターベースサービスを見ると、まだ、キャストは決まっていないというか公開していません。ただ、トムは、2017年に「Luna Parkと」いう名前で映画の構想をアップしています。この映画に関して更新はないのでそのままで、今回の宇宙で撮影する題名未定の映画の資金の目だが立ったことかなと思います。また、公開予定時期も記載がないのですが、2022年まで「ミッション:インポッシブル」シリーズが詰まっているので、早くて2022年。遅くとも2023年には見られるのではないでしょうか?

つい最近も宇宙での撮影が可能となる4K・8Kカメラを共同開発し、2024年度の打上げを目標に、JAXAの火星衛星探査機(MMX:Martian Moons eXploration)に搭載すると発表しました。

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ISSはもうすぐ運用終了 これから民間がどんどん利用してくことに

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また、昨年、ISSの民間利用を促進させる商業化計画を発表。気になるのは、宇宙を旅行できることです。

事前の訓練と一定の健康状態を満たせば、ISS(国際宇宙ステーション)に年2回、最長30日滞在できるんです!1泊約3万5千ドル(約370万円)で泊まれるということで、旅行として訪れることも夢ではありません。

はやければ、来年後半にも最初の乗客がISSに行けるそうで、今後は、2024年に居住施設を打ち上げ、宇宙ホテルとして運用もされるとか・・・

ISSは、建設当初は2016年に運用を終える予定でしたが、参加国は2024年までの運用延長を発表。運用を終えたあとも、独立した宇宙ステーションとして稼働させるとしていますが、宇宙ホテルになるかもしれませんね。

このように考えていくと、宇宙で映画の撮影ってメジャーになるかもしれません。

日本でも、先月、デジタルコンテンツ開発会社「バスキュール」が、「こうのとり」で運んだ機材で、ISSの日本の実験棟「きぼう」に宇宙スタジオ「KIBO宇宙放送局」を開設。国際宇宙ステーションに長期滞在する宇宙飛行士とともに、宇宙に設置されたディスプレイを介して宇宙と地上でリアルタイムにコミュニケーションが楽しめる、双方向ライブ配信の開始を予定しています。

きぼう宇宙放送局から届く番組は、スカパーJSATとともに、BSスカパー!やYouTube、SNS等で放送・配信をする予定。「スカパーJSAT」も将来、スマートフォンで操作できる4KカメラをISS船外に設置する構想が進んでいます。

ロシアの映画の内容は「ロシアの宇宙開発計画」

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ロシアも負けていません。22日、ロシア国営宇宙開発企業ロスコスモスが、来年秋、俳優を乗せたソユーズ宇宙船がISS(国際宇宙ステーション)まで行き、史上初の宇宙での映画撮影を行うと発表しました。

史上初?ってアメリカも言ってましたね。どちらが先に行くかは不明ですが、ロシアもISSで映画を撮ろうとしているそうです。ロスコスモス単独ではなく、政府系テレビ局やロシアの映画制作会社がタッグを組み制作する予定です。監督は、クリム・シペンコ監督の模様。このクリム・シペンコ監督は、映画「サリュート7blank」の監督。

サリュート7は、ロシア初の宇宙ステーションで、1982年4月19日にバイコヌール宇宙基地からロケットで打ち上げられた宇宙ステーションです。1982年から4年程有人ミッションに使用され大気圏に突入し消滅しています。映画を見ていないのですが、2018年に「サリュート7blank」を制作しています。この監督も宇宙好きなのでしょうね。

サリュート7(字幕版)
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  • 俳優 : ウラジーミル・ヴィドヴィチェンコフ, ルボフ・アクショノーヴァ
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Twitterなどからみると、先にロシア勢がISSに到着しそうな予感・・・

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こちら、TwitterのSpace Shuttle Almanacアカウント。赤く囲んだ部分ですが、PCソフトで拡大すると、パイトットがマイケル・ロペス=アレグリア、またトム・クルーズと、ダグ・リーマン監督の名前が読めました。これを見る限り、ロシアの監督の名前は見つけられませんでした。これを見ると、6か月滞在予定の方もいるみたいで羨ましいです。

直近の「ミッション:インポッシブル」の撮影機材は?4K?8K?

Mission: Impossible – Falloutを見ると、以下の通り。

Mission: Impossible – Fallout
Camera カメラArriflex 235/435, Panavision C- and E-Series Lenses
Arriflex 435, Panavision C- and E-Series Lenses
Panavision Millennium DXL,Panavision Primo 70 Lenses
Panavision Panaflex Millennium XL2, Panavision C- and E-Series Lenses
Red Weapon Dragon
Negative Format ネガ35 mm (Kodak Vision3 50D 5203, Vision3 200T 5213, Vision3 500T 5219)
DXL RAW
Redcode RAW
Cinematographic Process 撮影・映写方式DXL RAW (8K) (source format)
Digital Intermediate (4K) (master format)
Dolby Vision
Panavision (anamorphic) (source format)
Redcode RAW (6K) (source format)
Printed Film Format 上映用フォーマット35 mm (Kodak Vision 2383)
D-Cinema (also 3-D version)

コダックの35 mm フィルムを使っているようですが、4K、6K、8Kカメラも使っている模様。今回の映画はどんな感じでいくのか気になりますね。

今回の宇宙で撮影される映画は、4Kなのは間違いないでしょうが、良い映画になると良いなあ。

さいごに

宇宙で撮影される映画がこの先見られるなんて本当に楽しみです。ロシアが先かアメリカが先か気になるところですが、合作と言うわけにもいかないだろうし、どうなるんでしょう。

邦画でも宇宙で撮影されたものが出てくるのかな。ISSの運用もいろいろあってこの先楽しみです。

 

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