国際的に高い評価を得ている現代美術作家である村上隆のサイン会が、明後日、1月9日に東京・六本木ヒルズのヒルズ カフェ/スペースで開催されます。『五百羅漢図』4K映像体験もできるみたいなので、村上隆の世界に4Kで触れてみよう。
現在、14年ぶりとなる大規模個展を開催している村上隆。全作品、日本初公開!国内待望の個展となる本展では、絵画史上最大級の全長100メートルに及ぶ《五百羅漢図》が日本で初公開されています。
村上隆とは?
東京藝術大学卒業、日本の現代美術家、ポップアーティスト、映画監督。
ギャラリー等を含めたアートの総合商社である有限会社カイカイキキ代表。
ルイ・ヴィトン、VANS、シュウ ウエムラ、六本木ヒルズ等の企業ブランディングのプロジェクトや、カニエ・ウェスト、ファレル・ウィリアムス、ゆず等、ミュージシャンとのコラボレーションでも知られる。
近年は映画、映像制作も手掛け、2013年には初の実写映画監督作品「めめめのくらげ」を公開。TVアニメシリーズ『6HP』(Six Hearts Princess)の公開も控えている。
日本アニメポップ的な作風の裏には、日本画の浮世絵や琳派の構成に影響されている部分も強い。これは、日本画専攻で日本画に精通しているからか?
日本人にもファンは多いが、特に外国で人気が高く、以前「My Lonesome Cowboy」という作品が、サザビーズで約1,500万ドルで落札され、ニュースでも大きく取り上げられました。
ルイヴィトンのモノグラムとのコラボもありました。伝統あるルイ・ヴィトンのモノグラムを尊重しつつ、見事な調和。かわいいですね。

これまで、アーティストは自分で営業する人はあまりいなく、絵画なら美術商のような代理店が営業していたでしょう。村上隆の凄さは営業力も長けていること。
日本国内では、作品自体もオタクカルチャーの良いとこ取りとかパクリだとか言われてますが、営業する姿勢も海外の方からは好印象な様子。時代にあったアーティストなのです。
現代アートって難しいのです。以前オノヨーコの作品など見ても難しくて理解できなかったです。しかし、作品って欲しい人がいるから値段がつくので、別にいいかと。
また、ヴェルサイユ宮殿で展覧会を開催したアーティストで、とにかく勢いもあり、スケールとエネルギーの塊みたいな人なのです。
村上隆の五百羅漢図展とは?
3月6日まで東京・六本木の森美術館で『村上隆の五百羅漢図展』を開催しています。
公式HPは //www.mori.art.museum/contents/tm500/
全長100メートルに及ぶ巨大絵画を短時間で一気に完成させるという作品に取組みました。この作品は、宗教と芸術、人間の死や限界をテーマとし、完成版としては、「五百羅漢図」の世界で初公開になります。
「村上隆のお花カフェ」は1月31日までの期間限定でオープン。
壁面や床が村上による花のモチーフで装飾された店内には、全長100メートルにおよぶ大作絵画『五百羅漢図』を、専用コントローラーで自由に視点を切り替えながら高精細な4K映像で鑑賞できる体験コーナーも設けられている。
開催:2016年3月6日(日)まで、
場所:東京・六本木の森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)
開館時間:午前10から午後10時(火曜は午後5時まで)※入場は閉館の30分前まで
会期中無休 ◆当日一般1,600円、高校・大学生1,100円、4歳~中学生600円
五百羅漢図 4K映像 体感
壁面や床が村上による花のモチーフで装飾された店内には、全長100メートルにおよぶ大作絵画『五百羅漢図』を、専用コントローラーで自由に視点を切り替えながら高精細な4K映像で鑑賞できる体験コーナーも設けられている。

サイン会の詳細
展覧会カタログの刊行を記念する、同イベントは、当日カタログを購入した先着200人を対象に実施。整理券は当日10:00から配布開始。
1月9日(月)に、サイン会決定!
村上隆の五百羅漢図展 展覧会カタログ出版記念
村上隆氏サイン会開催 ~限定200名様~
※サインは、当日ご購入の展覧会カタログのみ
会場は、展覧会に連動してヒルズ カフェ/スペースにオープンした「村上隆のお花カフェ」となり、村上が六本木ヒルズのために制作したキャラクター「ロクロク星人」の着ぐるみも登場するそうです。※ロクロク星人登場時間帯 10:45~18:00
とにかく、面白そうなですよね。この機会に出かけてみましょう!!カフェで子供と現代アートに触れるいい機会になりそうです。