DJI の超軽量 4K 120p対応アクションカム「DJI Action 2」 組み合わせが 面白い!!

DJIから、56gと軽量で、4K 120p対応のアクションカメラ「DJI Action 2」が発売されました。前モデルは、GoProと似たデザインでイマイチ存在感を発揮できていませんでしたが、「DJI Action 2」の形は斬新で良い感じ。アプリも無料で使えるし、AI編集も良い感じです。

「DJI OSMO Action」と「DJI Action 2」の違い

前モデル「DJI OSMO Action」はこんなデザインです。

DJI OSMO Action

まあ、GoProとそっくりな感じだったわけです。

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簡単に違いをみると・・・

製品名 

DJI Action 2

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Osmo Action

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製品タイプ
アクションカメラアクションカメラ
サイズ
39×39×22.3 mm65×42×35 mm
重量
56g124g
安定化機能
RockSteady 2.0 + HorizonSteadyRockSteady
カメラ
12M、1/1.7インチ CMOS12M、1/2.3インチ CMOS
レンズ
FOV:155° f/2.8FOV:145° f2.8
動画
4K/120fps4K/60fps
防水性

今回発表された「DJI Action 2」は?

今回発表された「DJI Action 2」は、2つに分かれた部品を連結して使います。

DJI Action 2

「DJI Action 2」モデルは2つ存在し、下のモニターが付いているものと、そうではないものとあります。

DJI Action 2「Dual-Screen Combo」

DJI Action 2 Dual-Screen コンボは、DJI Action 2カメラユニット、フロントタッチ画面モジュール、磁気ストラップ、磁気ボールジョイント アダプターマウント、磁気アダプターマウントが同梱され、価格は63,800円

DJI Action 2「Dual-Screen Combo」

フロント(前方)画面とバック(背面)画面はどのようにして切り替えるのか?(フロントタッチ画面モジュール使用時)

フロント画面かバック画面をタップすると、タップした側の画面がロック解除されます。メニューから、フロント画面とバック画面を同時に表示するか、どちらか一方の画面だけを表示させるかを設定することもできます。

DJI Action 2「Power Combo」

DJI Action 2 Power コンボは、DJI Action 2カメラユニット、電源モジュール、磁気ストラップ、磁気アダプターマウントが同梱され、価格は49,500円

DJI Action 2「Power Combo」

DJI Action 2 製品の特長

フロントタッチ画面モジュール、電源モジュール、アクセサリーがマグネットで簡単に取り外可能で、組み合わせ次第で自分だけの撮影スタイルを作れます。

共通する、上に載せるカメラモジュールには背面に1.76インチのOLEDタッチ画面を搭載しています。

DJI Action 2のカメラは単焦点レンズ

被写体がレンズから300 mm以上離れないと、被写体をはっきりと写せません。

HorizonSteady (ホライゾンステディ) 機能で、映像は水平

「HorizonSteady」はこれまで以上に激しいアクションを行っても映像は水平を保ちます。

AOMI
HorizonSteadyは、DJI最新の安定化アルゴリズムを使用し、どのような撮影(カメラをどこかに取り付けた状態、身につけた状態も含む)でも水平を維持します。この機能により、凹凸した道をサイクリングしている時も、ゴーカートでトラックを走り回っている時も、滑らかで安定した映像を撮影します。
また、DJI Action 2は前モデルに引き続き、DJI独自の電子式映像ブレ補正(EIS)技術「RockSteady 2.0」を搭載しています。
このRockSteady 2.0とは、映像を安定化させるものです。
この電子式映像ブレ補正 (EIS)技術は、CMOSセンサーで撮影された映像を分析し、これらの映像のエッジを切り取って補正することで、実現しています。
この切り取った複数のフレームが重ね合わされ、単一フレームに結合されます。

DJI Action 2は、音声操作に対応してる?

ほかのDJI製品同様、音声操作に対応しているのか気になりましたが、英語と中国語の音声コマンドには、対応しています。

DJI Action 2は外部マイクを使用できるの?

USB-Cポートを介して、3.5mmのアダプターで、DJI Action 2をサードパーティ製のマイクと接続することが可能です。

マグネット着脱式デザインで、使い方、楽しみ方いろいろ!

下部にフロントタッチ画面モジュールを取り付ければ、前面でも確認できますね。セルフィーのVlogが撮りやすくなります。

DJI Action 2

磁気アダプターマウント、磁気ストラップや磁気ヘッドバンドがあり、ワンタッチで装着可能。

磁気アダプターマウントは、以下の様な使い方をします。

DJI Action2

アクションカメラでもなじみのある雰囲気ですが、このマウントって、ネジでクルクル・・・とやりますよね。意外と時間が掛かるんですよ。

だから、マグネット式は大歓迎ですよ!撮りたいタイミングをもう逃さない!気合も感じますよね。

マグネットはともかく、接着ベース部分も気になる・・・

DJI Action 2の磁気ボールジョイント アダプターマウントの接着ベースは繰り返し使える模様。
この接着ベースは、水洗いすると粘着力が復活すると書かれています。

全てのアクセサリー

別売りも含むアクセサリーに何があるかって購入するときの参考になりますよね。以下の様な感じです。磁気関連のものは新たに購入する必要がありますが、フローティングハンドルは、GoPro製品と共用可能ですね。

DJI Action2

もちろん AI編集可能。DJI Mimoは無料だ

早速アプリを使ってみました!DJI製品で撮ったものではなくても編集できて、無料でした。

DJI Action2

ちなみに、GoProのアプリは、一部有料なので、DJIの「Mimo」の方が使いやすいと思います。

先日、私もGoProの最新モデルを購入しました。ただし、アプリを1年間使い放題にするサブスクなして購入したんです。

GoProのアプリ「Quick」も使いましたが、個人的には、DJIの「Mimo」の方が音楽も多いし、トリミングもしやすいし、使いやすい印象なのですが、テンプレートにある文字の変更は出来ない模様で・・・そこが微妙ですかね。全体的には良い感じで使えています。

私は、iPhoneで使っていますが、OSは15にあげていません。ただ14.8には上げましたが、あげる前は不具合も多く、これらのアプリでの編集作業も自社製品以外は有料でないと使えないなど、不具合もありました。基本的にOSのバージョンは最新で使わないとだめです。

また、上の写真の一番右になりますが、チュートリアルじゃないけど、使い方もレベルによって勉強することができ、オープンに共有していく感じも良いですね。

AOMI
「DJI Action 2」はどのようにしてスマートフォンで操作するのか?と言うと・・・
DJI Mimoアプリを使用して、DJI Action 2の操作、写真や動画の同期や編集、共有ができます。

個人的には、「CapCut」という動画編集アプリも良い感じで好きです。こちらも無料ですので、興味のある方はこちらもどうぞ。

androidもiOSにもあります。

海や川などアウトドアで使う方はココに注意?

カメラユニットの防水は、防水ケースなしで、10 m、防水ケース使用時で、60 mです。

カメラの下にマグネットで付けるモジュールは2種類どちらも防水機能はありません。

長く利用したい場合は、防水ケースが必要です。

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スペックは?

サイズ39×39×22.3 mm
防水性10 m(防水ケースなし)、60 m(防水ケース使用時)
マイクの数1
重量 56 g56 g
タッチ画面1.76インチ、350 ppi 500±50 cd/m²、446×424
センサー1/1.7インチCMOS
レンズFOV:155° f/2.8
ISO感度写真:100〜6400
動画:100~6400
電子シャッター速度写真:1/8000〜30秒
動画:1/8000秒〜1/X秒(X:フレームレート設定値)
静止画 最大解像度4000×3000
ズーム デジタルズーム写真:4倍
動画:2倍 (> 60fps)、3倍(≤ 60fps、HorizonSteadyオン)、4倍(≤ 60fps、HorizonSteadyオフ)
タイムラプス:利用できません
静止画 モードシングルショット:12 MP
カウントダウン:オフ/0.5/1/2/3/5/10秒
動画 モード4K (4:3): 4096×3072 @ 24/25/30/48/50/60 fps
4K (16:9): 3840×2160 @ 100/120 fps
4K (16:9): 3840×2160 @ 24/25/30/48/50/60 fps
2.7K (4:3): 2688×2016 @ 24/25/30/48/50/60 fps
2.7K (16:9): 2688×1512 @ 100/120 fps
2.7K (16:9): 2688×1512 @ 24/25/30/48/50/60 fps
1080p (16:9): 1920×1080 @ 100/120/200/240 fps
1080p (16:9): 1920×1080 @ 24/25/30/48/50/60 fps
スローモーション4K:4倍 (120fps)
2.7K:4倍 (120fps)
1080p:8倍 (240fps)、4倍 (120fps)
タイムラプスタイムラプス
4K/2.7K/1080p
インターバル: 0.5/1/2/3/4/5/6/7/8/10/13/15/20/25/30/40秒
時間:5/10/20/30分、1/2/3/5時間、∞
写真フォーマットJPEG / RAW
動画フォーマットMP4 (H.264 / HEVC)

進化したセンサー

1/1.7インチセンサーを搭載。4K/120fps動画を撮影できます。超広角の155°までフレームに収まります。

新たに搭載された色温度センサーで、複雑な照度環境下や水中での撮影でもリアルな色調を再現し、自然で鮮やかな色合いを撮影できます

撮影モード・インテリジェント機能が多い!

DJI Action 2 には、以下の多彩な撮影モードやインテリジェントな機能が搭載されています。

  • スローモーション:動画をスローモーション撮影(4K/120fps:4倍、1080p/240fps:8倍)
  • タイムラプス&ハイパーラプス:早送りの世界に迷い込んだようなユニークな映像が魅力。
  • QuickClip:SNS投稿にピッタリな10秒/15秒/30秒の短いショートビデオを撮影することができます。
  • ライブ配信:1080p/30fps の安定したストリーム出力でライブ配信を放映します。
  • UVC:DJI Action 2 をパソコンの USB ビデオクラスとして利用し、ビデオ会議やゲーム中継用に高品質の動画を撮影できます。

DJI Action 2のスローモーション動画は?

最大1080p/240fpsの8倍スローモーション動画に対応しています。

対応SDカードは?

映像はDJI Action 2のどこに保存されるのか?

  1. DJI Action 2 カメラユニットで撮影した映像は、内部ストレージに保存
  2. DJI Action 2 カメラユニットがフロントタッチ画面モジュールか電源モジュールに接続されている場合、撮影された映像はmicroSDカードに保存
  3. DJI Action 2 カメラユニットがフロントタッチ画面か電源モジュールに接続されている場合、内部ストレージに保存された映像は、microSDカードにエクスポート可能。

となっています。

対応SDカード
microSD(最大256GB)

推奨microSDカード

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DJI Action 2は、最大256 GB SDHC/SDXC UHS-Iスピードクラス 1 または スピードクラス 3のmicroSDカードをサポートしています。

以下のモデルを推奨:
Samsung EVO 32GB UHS-I スピードクラス 1 microSDHC
Samsung EVO Plus 32GB UHS-I スピードクラス 1 microSDXC
SanDisk Extreme 64GB V30 A2 UHS-I スピードクラス 3 microSDXC
SanDisk High Endurance 32GB UHS-I スピードクラス 3 microSDXC
SanDisk Extreme Pro 32GB UHS-I スピードクラス 3 microSDXC
SanDisk Extreme 16GB UHS-I スピードクラス 3 microSDXC
Lexar 633x 16GB UHS-I スピードクラス 1 microSDHC

バッテリーは?

動作環境温度 0℃~40℃

動作時間 70分

DJI Action 2のカメラユニットは単体でのバッテリー駆動時間が70分ですが、フロントタッチ画面モジュールに接続すると160分、電源モジュールに接続すると180分まで延長されます。

充電時間は? カメラユニット + モジュール併用時:90分となっています。

電源モジュールタイプは・・・

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動作時間:カメラユニット + 電源モジュール併用時:180分
※ラボ環境下にて、EIS(電子式映像ブレ補正)がオフの状態で、1080p/30fpsでの動画撮影(省電力モード:オン)で測定された値です。この測定値は、あくまで参考値です。

フロントタッチ画面モジュールは・・・

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カメラユニット + フロントタッチ画面モジュール併用時:160分
※ラボ環境下にて、EIS(電子式映像ブレ補正)がオフの状態で、1080p/30fpsでの動画撮影(省電力モード:オン)で測定された値です。この測定値は、あくまで参考値です。

Wi-Fi やBluetooth接続について

Wi-Fi 動作周波数範囲2.400〜2.4835 GHz

5.150〜5.250 GHz

5.725〜5.850 GHz(日本国内では、5.8 GHz帯は使用不可)

Wi-Fi プロトコル 802.11 a/b/g/n/ac802.11 a/b/g/n/ac
Wi-Fi 伝送出力 (EIRP)2.4 GHz:<16 dBm (FCC/CE/SRRC/MIC(日本))

5.1 GHz:<14 dBm (FCC/CE/SRRC/MIC(日本))

5.8 GHz:<14 dBm (FCC/CE/SRRC)

Bluetooth 動作周波数範囲2.400~2.4835 GHz
Bluetooth 伝送電力 (EIRP)<4 dBm
Bluetooth プロトコルBLE 5.0

DJI 他の製品との簡単な比較

製品名 

DJI Action 2

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Osmo Action

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DJI Pocket 2

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製品タイプ
アクションカメラアクションカメラハンドヘルドカメラ
サイズ
39×39×22.3 mm65×42×35 mm124.7×38.1×30 mm
重量
56g124g117g
安定化機能
RockSteady 2.0 + HorizonSteadyRockSteady3軸ジンバル
カメラ
12M、1/1.7インチ CMOS12M、1/2.3インチ CMOS64M、1/1.7インチ CMOS
レンズ
FOV:155° f/2.8FOV:145° f2.8FOV:93° f/1.8
動画
4K/120fps4K/60fps4K/60fps
防水性
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個人的には、「GoPro HERO10 Black」を買いましたが、動画を撮って編集しても、上手くYoutubeにあげられず、記事にできていません。この、「GoPro HERO10 Black」の記事はまた後日・・・。

さいごに

DJI製品も、GoPro製品もどちらも持っていますが、どちらのメーカーもサードパーティーも豊富ですし、迷いますよね。

私個人では、GoPro10を購入してしまったので、今追加で購入する気はないけど、アプリの使い勝手はこっちの方が良いかなと思います。

また、DJIの方がマグネット脱着と、使い勝手も良さそうだし、こういうのって大きいですよね。ぼーっとしてるときに、今撮影したい!というチャンスもめぐってくるんですよね。

そう考えると、全体的にはDJI Action 2 Dual-Screen コンボは、かなり便利そうな予感。

あとは、口コミにもありますが、熱暴走しないのか?くらいかな。長時間利用の方はとくに注意が必要そうです。

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