パナソニックは2016年の新型コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)としてLUMIX「DMC-TX1」と「DMC-TZ85」を発表しました。発売は「DMC-TX1」が3/10で市場価格が88,000円前後、「DMC-TZ85」は2/10で市場価格が55,000円前後となっています。
LUMIX 「DMC-TX1」
「DMC-TX1」はCES2016にて「DMC-TZ100」として発表された日本向けの型番です。コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)としては上位モデルとなる1型、総画素数2,090万画素MOSセンサーを搭載しています。大型センサーを搭載しているため、一眼デジタルに近い、美しい簿ボケ味を出すことが可能となっています。
光学ズームは10倍、手ブレ補正の「POWER O.I.S.」機能を搭載しています。また、最大15分までの4K動画撮影にも対応します。動画時の手ブレ補正は、アクティブモードと5軸ハイブリッド手ブレ補正がありますが、4K撮影時には5軸ハイブリッド手ブレ補正は使えません。
詳細はHP Panasonic store DMC-TX1 をご覧ください
LUMIX「DMC-TZ85」

「DMC-TZ85」はCES2016にて「DMC-ZS60」として発表された日本向けの型番です。光学30倍ズームを搭載し、4K動画撮影にも対応するオールインワンなコンパクトデジカメです。DMC-TX1同様15分までの4K動画撮影に対応しています。ホワイトとシルバー2色があります。
詳細はHP Panasonic store DMC-TZ85 をご覧ください
サンプル
DMC-TX1
以下の写真はTX1にて撮影しました。
DMC-TZ85
パソニックのショールームにて4Kでの動画撮影を行ってきました。ワイド側のフォーカスは比較的早いですが、ズーム側のフォーカスは周りが少しくらいこともあり、かなり時間がかかりました。
以下の写真は同DMC-TZ85にて撮影した写真です。
全体的にレンズ解像度は低めといった感じでした。しかし、このコンパクトサイズに4K撮影かつ30倍ズームというのは魅力的です。
機能比較
DMC-TX1とDMC-TZ85の主要機能を比較しています。
型番 | DMC-TX1 | DMC-TZ85 |
---|---|---|
画素数 | 2010万画素 | 1810万画素 |
センサーサイズ | 1.0型 | 1/2.3型 |
レンズ | 10群12枚(非球面レンズ9面5枚) LEICA DC VARIO-ELMARIT f=9.1-91mm(35mm 判換算:25-250mm) F2.8 - 5.9 | 9群12枚(非球面レンズ10面5枚) LEICA DC VARIO-ELMAR f=4.3-129mm(35mm 判換算:24-720mm) F3.3 - 6.4 |
光学ズーム | 10倍ズーム | 光学30倍ズーム |
手ブレ補正 | 【静止画】 POWER O.I.S.(ON/OFF可) 【動画】 アクティブモード(光学式) 5軸ハイブリッド手ブレ補正(4K撮影時は不可) 傾き補正(レベルショット) | 【静止画】 POWER O.I.S.(ON/OFF可) 【動画】 アクティブモード(光学式) 5軸ハイブリッド手ブレ補正(4K撮影時は不可) 傾き補正(レベルショット) |
DFD-AF(空間認識AF) | 対応 | 対応 |
フォーカス距離 | 通常:50cm(W端) / 70cm (T端) - ∞ AFマクロ / MF / インテリジェントオート 動画:5cm(W端) / 70cm(T端) - ∞ | 通常:50cm(W端) / 70cm (T端) - ∞ AFマクロ / MF / インテリジェントオート 動画:5cm(W端) / 70cm(T端) - ∞ |
絞り | 多段羽虹彩絞り F2.8-8.0 | 多段虹彩絞り F3.3-8.0 |
ISO感度 | 【静止画】 オート / i.ISO / 80※5 / 100※5 / 125 / 200 / 400 / 800 / 1600 / 3200 / 6400 / 12800 / 25600※5 (1/3EVステップに変更可能) 【動画】 オート / 125 / 200 / 400 / 800 / 1600 / 3200 / 6400 (1/3EVステップに変更可能) | オート / i.ISO / 80 / 100 / 200 / 400 / 800 / 1600 / 3200 / H.6400※5 (1/3EVステップに変更可能) |
測光方式 | マルチ測光 / 中央重点測光 / スポット測光 | マルチ測光 / 中央重点測光 / スポット測光 |
液晶モニター | アスペクト比3:2 / 3.0型 / 約104万ドットモニター | アスペクト比3:2 / 3.0型 / 約104万ドットTFTモニター |
ファインダー | カラー液晶 LVF(ライブビューファインダー) 0.2型 約116万ドット 視度調整付き(-4~+4diopter) 視野率約100% 倍率約2.59倍(35mm判換算:約0.46倍) アイセンサー | カラー液晶 LVF(ライブビューファインダー) 0.2型 約116万ドット 視度調整付き(-4~+4diopter) 視野率約100% 倍率約2.59倍(35mm判換算:約0.46倍) アイセンサー |
画質モード | RAW / RAW+ファイン / RAW+スタンダード / ファイン / スタンダード | RAW / RAW+ファイン / RAW+スタンダード / ファイン / スタンダード |
4Kフォトモード※16 | 対応 | 対応 |
重量 バッテリ+カード含む | 約310g | 約282g |
主な機能
4K PHOTO対応
4K(4K/30p)映像から、記録画素数約800万画素の静止画を切り出すことが出来る機能です。写真では撮ることが難しい、決定的瞬間をとらえたシーンを手軽に写真として残せます。撮影後に写真にしたいシーンを選んだり、きれいに撮影できた部分をカメラが自動でピックアップしてくれることも可能です。また、撮影中にあとからすぐにわかるように写真にしたいシーン・瞬間をマークしておくことも可能です。
フォーカスセレクト
画面をマルチAFと同じ49エリアグリッド分割し、各エリアごとに最大4K PHOTO画質で撮影。撮影した後にその中から好きなフォーカス写真を選択することが可能です。
比較明合成
撮った写真から任意に選択した写真同氏を合成して、印象的な写真を作ることが可能です。写真と写真を合成する「選択合成」と、時間軸で合成範囲を選択する「範囲合成」の2モードがあります。
【終了済】モニター販売
このDMC-TZ85とDMC-TX1は、ユーザーの声をマーケティング活動に生かす為に、CLUB Panasonic会員限定で、モニター販売を行っています。
モニター販売の流れ
今回は、入札方式で、入札価格の高い順に当選します。
新商品のモニター販売は、「CLUB Panasonic」の会員で、Panasonic Storeのショッピング規約に同意いただいた方限定になりますが、アンケートに答え、入札という形でモニター販売に参加可能です。
詳しい内容は Panasonic Store モニター販売 にて確認ください。
DMC-TZ85 シルバー・ホワイト 各15名
入札下限価格 48,600円(税込)
入札上限価格 59,100円(税込)
応募の締め切りは、2016年01月26日 13時
DMC-TX1 30名
入札下限価格 77,700円(税込)
入札上限価格 94,800円(税込)
応募の締め切りは、2016年02月09日 13時
まとめ
今年のパナソニックの新製品は楽しむための機能が多く搭載されており、かつ4K対応というのが印象的です。今日(1/21)から発売開始のデジタルビデオカメラHC-WXF990Mなどにも多くの機能が搭載されています。
デジカメも同様に4K PHOTOだけでなく、撮影後にフォーカス変更や合成など充実した機能が盛りだくさんです。しかも光学30倍ズームを搭載して4K動画対応はかなりバランスのよいデジカメなので今年の購入したいデジカメ候補No.1です。
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